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看護師の声を訊け
2012年12月17日(月)
政局と関係なく、医療の現場は動いていく。
このブログでは、常に現場の意見を世に伝えたい。
今週の講演のあと、全国の看護師さんから届いた声を訊いて欲しい。
以下、今、届いた感想文だ。
自分のやっていることは間違っていないことを実感させていただいた。
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自分のやっていることは間違っていないことを実感させていただいた。
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今は急性期病院の外科病棟で勤務しています。手術や化学療法、ターミナル期など様々な患者さんがいます。
最近、長く化学療法をしてきて、ターミナル期に移行した患者さんが多くなってきました。
在宅での生活を希望するのか確認する前に、医師が「もう退院は無理です」と患者や家族に説明し、入院してきます。医師にこのように説明された患者家族は、在宅での看取りなど考えもしません。病院で亡くなるのが当たり前。先生が退院できないって言ったから、家でなんかみれませんという家族、患者さんがほとんどです。
医師は、「後は緩和治療でいきます」と言いながら、中心静脈栄養、酸素、腹腔・胸空穿刺・輸血のオンパレードです。カテーテルが入ることで、抑制(ミトン)が装着されます。
延命はしないっていう家族・患者さんの意志に反しているなぁといつも思っています。
在宅で過ごされた方もいました。数名ですが…
私達、看護師が在宅での生活を促して行ってもいいものなのでしょうか?
今も腹腔穿刺を繰り返ししているターミナルの方がいます。自宅ではないですが、穏やかに最期を迎えさせてあげたいなぁと思っています…。
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この記事へのコメント
二度目の投稿。長尾先生のブログを読むのが日課になっている看護師です。
先日の東京三鷹市の市政だよりに載っている医師会コラムが在宅医療の紹介でした。
ターミナルの患者さんを在宅で看とり、ご家族が感じたものは達成感だったと言うものでした。
先生! だんだん流れは広がってますよ!私もいつかは訪問看護をしたいと思ってます。今は老人ホームで修行中。
しかし、今回の選挙結果には脱力。比例の結果を見ると自民党を選んだ結果ではないらしいのが、せめてもの救い(-_-)
Posted by しん at 2012年12月17日 10:08 | 返信
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