植草一秀氏の今ブログ記事を御紹介したい。
この１文に新政権の本質が集約されているかも。

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-9f83.html

・原発推進
・ＴＰＰ推進
・大増税推進

小泉・竹中路線の復活？
新自由主義の旋風？

アメリカの言いなり？・・・

どう考えても国民は、
正しい選択をしたか疑問だ。

これから凄い時代が始まる。

平穏死や、
がん医療や、
３割負担などを、このブログで考察しているが、
もはやそんな議論をする必要が無い医療界、世の中になるのだろう。

国民皆保険制度は崩壊し、混合診療が解禁され、
お金持ち度によって受けられる医療が制限される世界になるのだろう。
要するに、行きつく先は、マイケルムーアの映画「シッコ」に描かれた世界。

郵政民営化同様、日本の医療・介護もアメリカの市場となる。
それがどういうことなのか、多くの国民は知らないし、イメージできない。
騙されていることに、まだ気がつかない日本人。

あれだけの書物（中野剛志、植草一秀氏など）が書店に並んでいるのに
国民は読もうとしないし、この２０年の事態の本質に気がつかない。
それでいて、文句ばかり言って、極端な選択をしている。

医療と同じで、自ら勉強しないで、文句ばかり言ってもしょうがない。
民主主義の本質とは、このようなポピュリズムなのだろうか。
大きな無駄の繰り返しを歯がゆく見ることしかできない自分。

今回の選挙で落選した衆議院議員から、今日、手紙が届いた。
次の選挙を目指して、一から修行しなおします、と書いてあった。
身も心も元気だと知り、ちょっと安心した。


私は実は新政権には、あまり期待していない。
既得権益にしがみつくのは、民主党も一緒だったし。
人間、権力を握った途端に人間は変わるからだ。

まあ、それは古今東西、人間の性なのだろう。
また、一度やって失敗したひとたちが、また同じことをやろうということが
どうしても理解できない。

批判ばかりしてもしょうがない。
先輩が新しく自民党の議員に当選されたので、お祝いを申し上げる。
復活の人と、新人では、期待が違う。

それ以外にも、これまで終末期議論で国会内でお世話になってきた
国会議員さんは、実は自民党のかたが大半だ。

また、今回の閣僚の中で、私が密かに期待しているのは、
小野寺五典議員（気仙沼出身、防衛大臣）と
稲田朋美議員（行政改革大臣）だ。

この２人は、もともと個人的にファンだ。

外圧の中でこの２人が、どんな存在感を示していくのか。
大きく期待している。

今後いつかまた政権が変わろうが、この２人は日本にとって本当に必要な
政治家であると思うので、遠くからであるが応援している。

小野寺議員には、防衛とともに、被災地復興にもとにかく頑張って欲しい。