テレビのノロウイルス報道を見てパニックになっている家族が多い。
たしかに報道を見ていると、ノロ＝バタバタ死んでゆく、みたいなイメージがある。

しかし人間そんな簡単には死なないことを説明しただけで安心される。
テレビ報道も、もう少し煽らないようにやって欲しい。

末期がん患者さんからも連絡が多い。
特に、遠くの長男が帰省している場合が要注意。

ひさしぶりに、親の顔を見て、「なんじゃこりゃー！」と驚き、
「俺の知っている最高の病院で最高の治療を受けさしてやる」
となりかねないのがこの時期（年末年始）だ。

遠くの長男をマークしておかないと、あとで後悔される。
平穏死を邪魔するのは、いつも「遠くの長男」、なのだ。

そして本当に悪い人が多い。
末期がんの患者さんが何人かいて、落ち着いていない。
電話がバンバンかかってくる。

忙しすぎて寝る暇もないので、とても気仙沼まで行けそうもない。
咋年は、１年若かったので、エイヤ！と行けたが、
またひとつ老人になったので、今年はエイヤ！とはいかないし。

今年は家族との時間に使わせてもらおう。
親孝行もしなくちゃ。
私も人間だから。

ＰＳ）
エー、家族っていたの？
っていう声が聞こえてきそう。