12月半ば位から、自分を取り巻く状況に戸惑いを覚えながら、様々な変化に対応し、新しい自分と、新しい可能性へ向かって挑戦を開始しなければと思いつつ31日を迎えました。

来年はどんな年になるのでしょう。
いえ、どんな年にするのか、それを思い、心に決めて新年を迎えたいと思います。

この殺伐とした心の時代に、日々人間を思い、善への挑戦と、悪意の攻撃に戦っている人がいるという事実に目を向け、自分も自分らしい挑戦を続けたいと思います。

この一年ありがとうございました。

今年も数えきれないくらいあれやこれやとお世話になりました。
母は今年のお正月を迎えれただけでも予想外の事でしたのに、お花見に参加させていただけましたし、御一緒にＴＶ出演まで出させていただき終末期というのを忘れてしまいそうな勢いでした。
年末には先生の日頃の主張を生き証人するかのように完全胃ろうからの奇跡の復活劇。最近は更に食べれるようになりまた太ってきました。なによりもう一度お正月を迎えることができるようで奇跡です。
不思議なことに母が虫の息で退院した時に迷い込んできたエイズ猫のエミリの傷もようやっと治りました。二回も手術をして総額３万ちょっとかかりました。もうすっかり居座っています。寒い日はエリザベスをつけたまま上手に父のフトンに入って寝ているようです。
余談ですが、エミリはエイズなのでこの子も看取ることになると覚悟しています。最期まで愛情を持って飼ってやりたいです。
明日はお正月。いったんは何も食べれなくなり完全胃ろうで肺炎も治りきらずに退院させてうちに連れ帰った母ですが、全てのおせちを食べると楽しみにしています。少しでも食べやすく飲み込みやすくして明日はお雑煮もおせちも食べさせてやりたいと思います。

ありえなかったであろう奇跡のお正月を再度味わわせて下さる長尾先生と在宅スタッフの皆さまに限りない感謝を送らせて下さい。本当にありがとうございました。
そして、来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

今年も、興味深い、在宅医療をはじめ、医療の奥深さと、自然の悪魔性みたいな恐ろしさを、お教え頂きまして、ありがとうございました。
apitalの癌シリーズを、コピーしたつもりで、抜けたNo.も、ちらほらですが、よく読んで、理解したいです。この頃、というより、以前から、物忘れがひどく、とんと、憶えられませんが、明日は我が身ですから。
長尾先生も、クリニックの方達も、ご家族様も、良いお年を、お迎え下さい。