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死の在宅内外注化

2013年01月16日(水)

たくさんの在宅死を見ていると、実にいろんな家族がいることに気がつく。
在宅看取りを我がこととして受けとめる家族と、そうでない家族。
両者は一目瞭然。死の在宅内外注化と呼んでいる。
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在宅看取りといえど、かなりの幅がある。

亡くなった後に、一緒に体をふいてくれる家族もいれば、
一切部屋に入らず、触れようともしない家族がいる。
自宅にいるのだが、死を外注化している。

死の外注化は病院内だけではない。
自宅内においてもあるし、
施設内においてもある。

日本人の死生観の脆弱さに晒される日々。
国を強くするには、死の教育が基礎になる。
それにより、国力は強くなれる。

一方、家族内格差もある。
家族の中においても死の受け止め方は実に様々。
我がこととして受けとめる家族と、そうでない家族。


看取りの現場から、日本の未来が見えてくる。

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この記事へのコメント

新たな死生観の確立が看取りの問題にはとても大切だと感じています。国語の教員をしています。ずいぶんと昔になりましたが、大学では文学を学んできました。改めて、かつての日本人が豊かな看取りをしていた時代の心のありようについて考えるため、古典の作品などをひもといてみたくなっています。

Posted by ootake at 2013年01月19日 11:14 | 返信

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