老衰や終末期で、省エネモードに入っているひとに
沢山点滴をすれば、すぐに亡くなる。
安楽死させていることになる。

省エネモードになっている人に、急にたエネルギーや水分を入れると
生体は受容できず、大量の活性酸素が発生し処理できない。
その結果、急変する。

隠れ慢性心不全があれば、いっそうそのようになる。
老人の慢性心不全は、分かりにくい場合がある。
せめてＢＮＰは測定しておきたいもの。

大変残念だが、若い医師
脱水、低栄養＝高カロリー輸液、しか頭にない。
いきなりやってします。

かつての私もそうだった。
すぐに患者さんが悪くなるので。不思議に思っていた。
なんでも急激はダメ！徐々にやることが大切だ。

消費税が議論されている。
５％から８％、そして１０％になるという。
徐々に増やしていって、混乱を避ける訳だ。

終末期の脱水への高カロリー輸液は、
消費税を０％から、いきなり５０％に上げるようなもの。
世の中（体の中）は、大混乱する。

脱水は友、を知っておけば
胸水や腹水にも悩まされない。
痰やゼコゼコにも無縁となる。

その上、長生きする。
いいことだらけなのだ。
天の恵み、としか言いようのない恩恵を無視する行為はよくない。

いかなる場合も脱水は悪だと信じ切っているお医者さん。
実はそのお医者さん自体が悪なのだ。
近寄らないほうが、身のためだ。

脱水は友、の奥は深い。
どこぞの医学会でちゃんと話してみよう。
これだけ医学が進んでも、イロハのイの字から間違っていることが沢山ある。