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講演の反応

2013年01月20日(日)

今日は、平穏死について2時間半の講演をした。
一生懸命お話をして楽しみなのは、聴かれた方の反応だ。
さまざまな質問を頂くが、講演の反応が一番勉強になる。
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持参したサイン入りの平穏死の拙書は完売した。

この2日間に頂いた質問は、
1 「脱北」とはどういう意味なのか?
2 病院を勝手に退院させられると始末書を書かされるのか?
3 リビングウイルの日本語はなにか
4 在宅主治医はどうやって見つけるのか
などなど

終活の講演は、年齢層が広い。
どの年齢層に合わせるのか、迷う時がある。
それでもお話を聞いてくれて、本を読んでもらえるのは幸せかと思う。

福島県相馬市の震災孤児教育基金の話をした30分後、
帰りの車を走らせていると、相馬市の立谷市長から電話がかかってきた。
なんというシンクロニシテイ。

続いて、映画監督の塩谷俊さんとも電話。
震災直後の相馬市を描いた「ひこばえ」という演劇が
4月に神戸と大阪で公演されるという。

世の中は、みんな見事に繋がっている。

寒い1日も、そう想うと、心が温かくなる。

本が売れるということは、
同業者の嫉妬も受けるが、
心温まる方と触れあう機会も増えるということ。

たった20日間で、在宅看取りが9件。
多死社会を肌で感じる日々でもある。







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この記事へのコメント

東北宮城で終末まで介護をさせていただいている施設に勤めています。よくわからないままに仕事をはじめ、現在はいつも終末について考えさせられています。施設のドクターはご利用者の命のある限り、ギリギリまで治療をされます。笑っていたご利用者に一本、また一本と管が増えていく様子をみるにつけ、胸が痛みます。私は何をやっているのだろう・・・と自問自答の毎日です。
在宅介護の仕事をしていた時にお見送りをしたご利用者は、もっともっと穏やかな時間を過ごされていたと思います。
私が勤務している施設のドクターが長尾先生と同じお考えをお持ちなら、施設をご利用される方はどんなに幸せだろうと思います。なにもできない自分が歯がゆいですが、ご利用者とともに過ごせる時間が穏やかであるよう気を配っていこうと思います。

Posted by choroママ at 2013年01月23日 01:19 | 返信

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