当院の医師は在宅での看取りは何故か勧めません。先週末、胃癌、骨メタのターミナルの家族が在宅を希望され、とりあえず外泊してみて良ければ、退院することにした患者さんがいました。結局、家族、ほんにん共に不安があり今日、帰ってきました｡在宅を家族が希望したきっかけは、血小板が20000まで下がり胸水を抜くこともできないとﾑﾝﾃﾗされたことでした｡主治医は、家族の『家で…』という希望に首を傾げテイました。今日、帰院してきたら、『ほらな…』と言われました｡更に『じゃ、血小板入れる？ザルに入れているようなものだけど…』と…。呆れてしまいました。今日の午前に訪問看護が入る手続きもしていたんですが…｡うちの医師にはがっかりしました｡家族は、病院での看取りを選びました。できるだけ、家にいるような雰囲気を作ってあげたいと思っています。長尾先生の元で働いてみたいと強く思いました。

「押し買い」被害

＞余計なお金を持たせない・・・を読んでの追加コメントです。
区民講師による出前講座で、消費者問題をわかりやすくお伝えする
グループに入っていますが
これまでは不要な高い品物や工事を騙して買わせる、ということが
悪質商法の大きな被害で、独居の方はヘルパーさんが気付いてくれて
センターに相談などの実例が沢山ありました。
近頃は、「押し売り」の反対「押し買い」の被害例が多くなっています。

これは押しかけてきて、初めは不要な着物など買い取ります等と
持ちかけますが、狙いは貴金属。
鑑定だけでもと言葉巧みに持ちかけ、無理に出させて法外に低い値段をつけた後
無理やりに買い取っていく手口。
そんな値段では手放せないと断ると、すごんだり脅かしたり、
一人だと怖くて、早く帰ってもらいたくて泣く泣く承諾してしまう。
中には勝手に独居認知症の方の家にあがりこんで箪笥をあさっているのを
訪問してきた家族が見つけた例も報告されています。

背景に金相場の高騰があり、被害の大きさに、
昨年８月に押し買い規制法案が成立・公布済みですが
法律の適用は施行日(半年以内)以降となっているため
駆け込み被害が心配され、消費生活センターが注意喚起しています。

認知症の方に限らず、終活・断捨離せねばという私達の心理に
取り入ってくるので要注意です。
断捨離は、古物商許可証を示している店舗業者に
誰かと一緒に行くのが安全です。
できたら金の時価も調べて行くと良いかも。　
2001年に金１g￥1100が、前回の出前講座日2012/12/8では￥4770でした。

被害にあった方からのアドバイスは「とにかく家に入れない事」
長尾先生　よろしくお願いいたします。