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素晴らしい、完璧!
2013年02月23日(土)
毎日いろいろな書き込みを頂き、ありがとうございます。大変勉強になります。
私は、「チズ」さんを除いてどなたとも面識か無いことを申し上げておきます。
そんな中、Komachiさんの書き込みには唸った。素晴らしい、完璧なコメント。
患者が望まない医療処置を医師から勧められた時に、本人も家族も望まないのに何故医師の勧めに従って望まない処置に同意してしまうのか、
答その1:患者側の知識不足、勉強不足。医師の説明が、その医師が勧める処置についてのメリットを強調して説明するので誤解する、というか騙される。
答その2:選択するという責任を回避したい心理。医師はエライ専門職なので、素人である患者や家族は専門職の言うとおりにしたほうが無難だと考える。逆に言うと医師の言うとおりにして良くない結果が出てもそれは医師の責任だから自分達の責任は回避できる、と思ってしまう。
答その3:弱者である患者の立場。医師はつながりが強いから、その医師に逆らって病院を追い出されたら、回覧板みたいなものを回されてどこの医師も診てくれなくなる、そうなったら困る。
答その1について:知識を得て自己防衛する。今ではネットでなんでも調べることができます。長尾先生以外にも、末期がんにIVH不要、をはっきり主張している緩和ケア医、在宅医がネットに記事を載せています。いろんな立場の人がいろんな記事をネットに載せていますから、勧められた医療処置についてじっくり学習しましょう。
答その2について:自己決定する。その処置を勧めたのは医師であって自分たちは専門家の言うとおりにしただけだから医師の責任だ、と言ったところで取り返しはつきません。人工呼吸器も胃瘻も中止されない。明らかな不注意による手術ミスなど訴訟を起こせば勝てるかもしれませんが訴訟って、メチャクチャ時間かかってず~っと不快な思いをし続けるのです。それに、勝って賠償金をもらったところでちっともうれしくないと思います。だから、最初から自分の責任で自分で選択したほうがスッキリします。
答その3について:これは・・・難しい。これが一番問題だと思います。医師はいくらでもパワハラできる存在です。ジワジワ嫌がらせして患者の方から出ていくように仕向けるか、医師が勧める処置に同意せざるを得ない状況へ追い込むことを、医師も病院も施設も、できるのです。結局、モラルの問題に行き着くと思います。患者の自己決定権を尊重してパワハラしない医師、病院、施設のリストができれば良いのですが。
答その1:患者側の知識不足、勉強不足。医師の説明が、その医師が勧める処置についてのメリットを強調して説明するので誤解する、というか騙される。
答その2:選択するという責任を回避したい心理。医師はエライ専門職なので、素人である患者や家族は専門職の言うとおりにしたほうが無難だと考える。逆に言うと医師の言うとおりにして良くない結果が出てもそれは医師の責任だから自分達の責任は回避できる、と思ってしまう。
答その3:弱者である患者の立場。医師はつながりが強いから、その医師に逆らって病院を追い出されたら、回覧板みたいなものを回されてどこの医師も診てくれなくなる、そうなったら困る。
答その1について:知識を得て自己防衛する。今ではネットでなんでも調べることができます。長尾先生以外にも、末期がんにIVH不要、をはっきり主張している緩和ケア医、在宅医がネットに記事を載せています。いろんな立場の人がいろんな記事をネットに載せていますから、勧められた医療処置についてじっくり学習しましょう。
答その2について:自己決定する。その処置を勧めたのは医師であって自分たちは専門家の言うとおりにしただけだから医師の責任だ、と言ったところで取り返しはつきません。人工呼吸器も胃瘻も中止されない。明らかな不注意による手術ミスなど訴訟を起こせば勝てるかもしれませんが訴訟って、メチャクチャ時間かかってず~っと不快な思いをし続けるのです。それに、勝って賠償金をもらったところでちっともうれしくないと思います。だから、最初から自分の責任で自分で選択したほうがスッキリします。
答その3について:これは・・・難しい。これが一番問題だと思います。医師はいくらでもパワハラできる存在です。ジワジワ嫌がらせして患者の方から出ていくように仕向けるか、医師が勧める処置に同意せざるを得ない状況へ追い込むことを、医師も病院も施設も、できるのです。結局、モラルの問題に行き着くと思います。患者の自己決定権を尊重してパワハラしない医師、病院、施設のリストができれば良いのですが。
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この記事へのコメント
実際に先生と面識があり、できれば在宅医療の恩恵にあずかっておられる方のコメントがもっとあればなぁといつも思ってますが、渦中の人は忙しくてコメントする余裕がなかなか無いのかもしれませんね。私ももっと生先生とのリアルやり取りをコメントしたいけれどなかなかこれが難しいんです。
でもやはり私だけということですからとても責任重大だと感じています。コメント投稿時には(これでも)細心の注意を払っているつもりです。
komachi様の書き込みはまさに模範回答ですね。
常日頃からご両親様を施設のなかでの平穏なご最期にもっていこうと真摯な努力を継続されているからこそわかることができたのでしょう。
やはり実践の中でしかわかり得ないことが多いと思います。
一つ一つはとてもシンプルな事実なので、この知識がもっともっと広がれば良いのに。
Posted by チズ at 2013年02月23日 12:10 | 返信
・・・コメントをお褒めいただき恐縮です。・・・
両親の介護問題、死に方問題に関わる以前から、日本人の「No,」を言わないことを美徳とする社会、「皆と同じが一番良い」社会に生きづらさを感じてきました。(私は日本で生まれ育った日本人ですが。)
自己主張すると波風を立てるので、権威ある誰かに決めてもらってその通りにするのが無難、という国民性があると思います。農耕民族だから村八分にされたくない感覚が遺伝子の中にあるのかもしれません。
診療科目や検査設備などだけでなく、その医師や病院や施設が、患者および入所者の自己決定にどのように対応するのかをステートメントとして公表すれば、人気が出て繁盛すると考えるのは甘いでしょうか。
Posted by komachi at 2013年02月23日 10:48 | 返信
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