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もし後見人が認知症になったら?

2013年04月23日(火)

後見人は一生変更できない。
では後見人が認知症になった時、どうすればいいのか?
後見人の後見人だったりして。結構、あり得る話なのだ。

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老老夫婦で、片方が認知症だった場合、
もう一人も認知症になり、追い越してしまう場合がある。
老老かつ認認でも、周囲はあまり気が付いていないことも。

ウチのおじいさんが認知症なので、なんていっている、おばあさんが、
バリバリの認知症だったりすることもよくある。
どっちを信じていいのか分からない。

認知症患者より、認知症医者のほうが重症な場合もよくある。
お互いが認知症だと気が付かないのだ。
これは笑い話ではなく、結構あること。

混み合う外来で、身内の認知症話を延々とするひとはその人自身が認知症だ。
焦っているときは、泣きたくなる。
それを遮ると怒りだすからだ。それが男性認知症の特徴だ。

さて、冗談はさておき、後見人が認知症になる場合があり得る。
なにせ、2人に1人に認知症の時代がやってくるのだ。
認知症のほうが普通である時代が、すぐそこ。

成年後見人制度の最大の欠点は、後見人の認知症を想定していないこと。

後見制度が万能だとは到底思えない。

認知症になった場合のシミュレーションより、
ならない場合のシミュレーションが必要だったりして。
もし日野原病になったら、どうしようかな!?



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