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講演を依頼してくださる方に
2013年05月08日(水)
決して自慢話でもなんでもないので、誤解無きよう。
日々、朝から晩まで困っていることがある。
お陰さまで講演の依頼を沢山いただくが、その応対に右往左往している。
実は、少し凹んでいる。
先輩諸氏や友人などから怒られることが増えているからだ。
「なんだ、俺の頼みも聞けないのか」とか
「私のたってのお願いを断るなんて、ひどい人」
「おまえは、冷たいやつだ、友人なら断らないはずだ」など
お叱りを受けることがよくある。
謝ってばかり。
本当は、とても有難いことだ。
正確には、有り得ない現象でもある。
毎日、講演依頼が届く。
知らない人からHPに届いたメールが転送されている。
大げさではなく、日本全国からの講演の依頼を頂く。
ただ、「秋に講演を依頼したい」と漠然と頼まれても困ってしまう。
空いている日が、今からでは、ほとんど無いからだ。
月、火、水などの、昼間の依頼されることもあるが、これも心苦しく、困る。
仕事をしているので行けない、と返事をすると、
「ええ?仕事をされているのですか?
本当に?何の仕事ですか?」とよく言われる。
やっぱり、遊んでいると思われているようだ。
これだけ沢山の仕事をしている身なんだが。
自分では世界一働いているつもりなんだが。
やっとの思いで講演日程が決定する。
しかし会場はまだ確定していない。
申しこみが半年前だったりすると、半年前の当日にならないと実現するか分からない。
そこで、クジに外れたりして、再び日程変更依頼のメールが届いたりする。
しかしその時は、また一から順番に並び講演日程を決める作業がはじまる。
また私は、決して、講演だけをやっているのではない。
当たり前だが、芸人か文化人と間違えている人がいる。
・外来診療
・訪問診療
・多くの往診
・多くの看取り
・365日24時間の電話対応すべて
・医師会関係のいろんなな仕事
・産業医として5つの企業での業務
・労働衛生コンサルタントとしての雑務
・尊厳死協会副理事長、関西支部長としての仕事
・日本慢性期医療協会や日本ホスピス在宅ケア研究会などの役員としての仕事
・長尾クリニック院長としての業務
・医療法人裕和会の理事長としての仕事、雑用、クレーム対応
・全国からのお客さまの対応
・校医としての仕事と、高校での命の授業
・大学の教授や講師として学生に講義をする
それらをやった上で
・依頼原稿や連載原稿が、常にどっさりある。毎日、3~4つは書いてから、
・書籍や医学書の編纂や編集会議にも出ている。
それをやった上で、講演依頼に応じている。
だから、まさにジグソーパズル。
講演依頼を全部受けるのは絶対に無理なので、できないものは断るしかない。
まさに断腸の思いだ。
こんな自分を呼んで頂けるなんて夢のような話ではあるが、
すべてに応えることができないのが辛い。
小型ジェット機かヘリコプターがあったらどんなにいいか。
あるいは漫画のように背中に羽が生えていたら、いいのに。
講演会の調整や打ち合わせは、2人の秘書さんにお願いしている。
日程調整は、まさしく、いびつなパズルそのもの。
そのうち、秘書も何がなんだか分からなくなる。
私も何度もダブルブックングをして、冷や汗をかいた。
すぐに返事をしないいと怒る方もいるので
できるだけ早く返事をするように心がけている。
今後、逆に空いている日をお教えしたいと考えている。
日が確定しないと、会場が確保できないだろうから。
さらに、毎日、数百通のメールをいただくが
それを見ることだけでも結構大変な作業だ。
というよりほとんど開けないし、読めない。
一度見逃したら最後、もう出てこない。
返事を忘れる、いや、できないこともある。
するとまた怒られるのだが・・・
原稿催促の知らせが毎日、どこかからある。
そこに患者さんからの往診、相談、クレーム対応・・・
自分の部屋に、1秒たりも入れない日が結構ある。
トイレや食事をゆっくりするのが夢、といえばよく笑われるが本当。
こう書くと、医者の不養生と、また説教を受け、時間が無くなる。
しかしこんなに沢山の講演依頼を頂き、心から感謝申し上げます。
現在は、おもに来年の講演を受けています。
2月以降の依頼が歓迎です。
ただ以上のような、自転車操業でやっています。
ずいぶん失礼ばかりしていると思いまが、どうかご容赦ください。
具体的には
1 まず私の講演予定を見ていただいてから、
http://www.drnagao.com/lecture
2 HPかオフィシャルサイトの「講演申し込み」から、ご連絡を頂ければありがたいです。
http://www.nagaoclinic.or.jp/contact/form.cgi
すべて、秘書の廣岡が対応いたします。
私がやるとよく失敗するので、秘書のほうが確実です。
どうぞよろしくお願いします。
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この記事へのコメント
吹田の市民グループで、7年間に公開講座を44回、ビッグイベントを3回、開催してきました。
公開講座の会場は3か月前の申込み・抽選で、籤運の弱い私は、講師にお願いして、候補日を幾つも頂いています。
問題はビッグイベントです。定員1400人の会場予約は1年前。それも厳しい抽選で、これまで希望日は一度も取れませんでした。講師には、1年前からの予約なので、大変な思いをして頂いています。昨年お願いした講師は、「1年先の予定を決められると、責任が伴うので、辛い」と言われました。
実は、来年の講師に長尾先生をという案がありましたが、現状を推察するに、ご迷惑かと控えました。少し余裕ができたら(無理かな)、お願いしたいと思っています。
来年は、長尾先生のブログで、立花隆先生の書籍(がん 生と死の謎)を知り、衝撃的だったNHKスぺシァルを思い出し、ダメもとで依頼したところ、幸運にもOKが出ました。まだ1.5年先ですが、成功に向けて努力いたします。
改めて、依頼される側のご苦労を確かめさせていただき、出来るだけご迷惑にならないように気遣いしながら進めたいと思います。 以上
Posted by 小澤 和夫 at 2013年05月08日 11:08 | 返信
長尾先生が健勝でご活躍されることをお祈りいたします。
「そんなこと言って委員会」のやしきたかじんさんが
体調不良で番組収録がシンドイと司会をキャンセルされています。
ドクターがドクターストップになってしまわないかと
私たち患者が心配いたしておりますので。
Posted by 匿名 at 2013年05月08日 02:10 | 返信
確かに、これは殺人的ですね。
悪いけど、トリアージしなければいけないのでは。
やっぱり、昔から、応援してくれてる西宮のさくらさんとか、優先しなくてはいけないのでは?
北海道から、沖縄まで飛尾廻るなんて、心筋梗塞になります。
長尾先生の、代理のなる方では、いけないのですか?
在宅医療で、頑張っていらっしゃるお医者さんとか。
一人では無理です。
Posted by 大谷佳子 at 2013年05月08日 05:52 | 返信
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