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映画「リンカーン」を観て

2013年05月04日(土)

久々に映画を観た。
スピルバーグ監督の最新作「リンカーン」。
いろんなことを考えさされた。
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リンカーン大統領は、2つのことを成し遂げた。
・奴隷解放の法案を通した。
・南北戦争を終結させた。

アメリカ議会の様子が描かれている。
彼は、ひょうひょうと、やるべきことをした。

この映画は、反戦映画でもある。
議会制民主主義の原点も描いている。

私は、この映画を観て素朴な疑問をもった。

・彼は、どうやって大統領になったのか?
 生い立ちから大統領になるまでのことが映画には全く無い。
・彼は、どうやって大統領の座を維持したも全く不明。


アメリカという国家を考えた場合、
・アメリカンインデアンの虐殺には触れずに黒人の解放というので
 不思議だった。本来なら、インデアン問題のほうが優先すると思うが。
・リンカーンの精神が、オバマ大統領に踏襲されているとはとても言えない。

スピルバーグ監督は、
「アメリカ人よ、我々のルーツであるリンカーンを見習おう。
 彼は、自由と平和を求めたじゃないか」と、言っているようの感じた。

しかし実際は正反対の現実に悩んでいる。

この映画は難しい。
2回ぐらいみないと細かいところが分からないかもしれない。

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この記事へのコメント

インディアンと呼ばれる人たちは流入ヨーロッパ人の交易相手であったり、取引上搾取されたりしたかも知れませんが、奴隷となったことはありません。つまり、新興白人アメリカの生産機構に取り込まれる事なくネイティブアメリカンとして独立を維持しようとした訳ですが、そのために徹底した封じ込めと殺戮を受けて崩壊させられてしまいました。簒奪領土を既成化して国家建設に邁進する新興アメリカには奴隷を構成要素とする生産機構の経済圏と機械化を構成要素とする生産機構の経済圏が発展し、両経済圏にはそれぞれの支配者層いました。全アメリカをどちらの支配者層が牛耳るかの対立から食うか食われるかの内戦に発展したのが南北戦争です。このとき機械化生産経済圏の大儀が「奴隷解放」でありました。インディアンと呼ばれる人たちは新興アメリカの道具ではありませんでしたから誰の関心も引かなかったのは当然です。一方、奴隷と呼ばれた人達は経済機構に組み込まれていたので経済戦争の重要争点になったのも当然のことです。

Posted by 異端者 at 2013年05月05日 06:51 | 返信

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