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「その後のふたり」を2回観た

2013年05月05日(日)

辻仁成の朗読劇「その後のふたり」を東京と大阪で2回観た。
リーデングドラマとも言うらしいが、今日のステージは、1回目と全く違っていた。
演劇は2回観てみるものだと、つくずく思った。
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1回目は、天王洲の銀河劇場。
桐山漣と美波。

2回目の今日は、西宮の芸文で、
内山理名と川畑要。

http://www.ntv.co.jp/event/stage/sonogo.html

1回目のキャスさんトには大変申し訳ないが、役者さんが同じ台本を読むだけでも
こんなに違うものかと驚いた。

1回目を50点とすれば
今日は100点だった。

川畑クンは、本当にこのヒト?と思いながら観ていた。
しかし声は、ずっとケミストリー。

理名ちゃんは、お喋りではなく、演技をしていた。
繊細なことろまで、全身全霊で演じているのが伝わってきた。

辻さんのこの小説は、1回目は、よく分からなかったが
2回観て、決して特殊な設定だけではないことに、納得できた。

そしてテーマは深い。
愛と恋の物語。

素敵な小説だ。
映画もあったらしいので、観てみたい。

彼らは、異母兄弟。
それが恋に落ちる。

父親を巡る3人の女性。
そしてその娘。

役者もダンサーもピアニストも全て、東京と違っていた。

ラストが圧巻。
芸文がすべてまる裸になる。

広い舞台に、たった、ふたりだけ。
アフタートークは無い方が、余韻を楽しめる。

中ホールのキャパ800人に対して、300人の入り。
もったいない!しかみ赤字。

ここまで書いたところで、川畑君のニュースが飛び込んできた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130505-00000065-dal-ent

離婚した、とのこと。
あれま。

離婚したばかりの川畑君を観ていたのかいな。
どうりで、入れ込んでいる感じがした。

彼は役者として大成する。
台詞も上手いし、感性があると思った。

歌も芝居もできる、有能なタレント。
一番近くで観たオッサンだから言えること。

GWは、読書と映画と演劇と散髪で満足。
もちろん、毎日、仕事も沢山やっている。

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