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4時間以上に及ぶ講演
2013年05月17日(金)
これくらい時間を頂くと、話した!という感じがする。
長時間、熱心に聞いて頂いたみなさまに感謝申し上げます。
以下、今日の朝日新聞アピタルの原稿です。
講演後、ロシア総領事館にも行ってきました。
http://apital.asahi.com/article/nagao/2013051700002.html
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5月17日(金) 4時間に及ぶ講演
昨日は、兵庫県川西市の市会議員さんのお招きで
平穏死に関する講演を、4時間以上してきました。
これまでの中で最長時間でした。
3時間ぶっ続けは過去に何度かあります。
しかし4時間15分とは、記録更新です。
自分でも異常だと思いました。
よりによってそんな大切な日の朝、声が出なくなりました。
前夜、ちょっと喉がイガイガすると思いながら寝たら、
翌朝、声が出なくなっていたのです。
自分にとっては、最低最悪の事態。
肝腎の大一番に声が出ないなんて、全くの想定外でした。
慌てて、自分なりに声が出るような諸治療をしました。
内容はとても紹介できませんが自分ができる限りの
治療や、にわかボイストレーニングもしてみました。
それでもかなりのしわがれ声で会場に到着しました。
果たして朝起きてから数時間後には、改善できました。
結局、4時間を無事話し通すことができました。
特に普段と変わらない感じに回復しました。
200人への講演内容はとても濃いものでした。
最近の講演の集大成に加えて、新しい知見など、
自分の中にあるものを、すべて出しきりました。
市民と一緒に医師や看護師や行政職にも聞いて頂きました。
不思議なもので4時間もやっているとその中に発見がある。
自分で問うて自分で答えを見つけるような作業でもあった。
結局分かったことは、平穏死を絡めた医療や介護の話を
ちゃんとしようと思えば、4時間くらいはかかるのです。
実は、6時間でも8時間でも、喋れると思います。
しかし聴く方の都合もあるでしょうから、4時間が限界。
聴く方は長ーい映画を観たような感覚でしょうか。
自分ではとても面白く新鮮な時間を楽しみました。
3月のある大きな医学会でシンポジストの私に与えられた
時間はたったの5分間でした。
同じ講演といっても5分間と4時間では充実感が違います。
終了後、ロシア連邦総領事館で開催された東日本復興
チャリテイ バイオリンプロジェクトに向かいました。
大阪市とロシアのサンクトペテル市は姉妹都市なのです。
津波に流され瓦礫化した流木でバイオリンが造られました。
千人のバイオリニストがリレーのようにそのバイオリンを
千の音色を奏でていくという、壮大なプロジェクトの一環。
クラシック音楽に酔いしれる夜になりました。
そこでは福島県いわき市から大阪に避難している方との
昨年のクリスマスイブ以来になる再会もありました。
しかし領事館に着くと、また声が出なくなったのです。
自分でも不思議でした。
また朝のしわがれ声に戻っていました。
結局、講演の時は相当のアドレナリンが出ていたのでしょうか。
「持てる力を全部出す」なんて宣言していたからでしょう。
自分でもよくわからないまま、有意義な半日が終わりました。
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この記事へのコメント
先生、お疲れ様でした。いつも在宅で父がお世話になっています。
ロシアへの流木でバイオリンが作られたとのこと。バイオリンは歳を重ねるごとに心が癒される音色ですね。領事館主催というお話で、どこかで同じアジアという連帯感をどうしても感じてしまいます。
知り合いのロシア人は、ロシアは北アジアだといいます。
知り合いのアメリカ人は、ロシアはヨーロッパだといいます。
一方で
この秋には、がれきや流木がカナダ・アメリカに到達し、日本はカナダに100万ドル、アメリカに500万ドル既に提供しています。要求されたからで、そのままの金額で応じ約60億ドルです。
こういうことはあんまり発泡されていませんが・・・
復興支援とはなんでしょう。考えさせられてしまいます。
昨日と今日、お疲れ様でした。
先生も身体をお休めください。
Posted by Shizumi Kiyama at 2013年05月18日 03:31 | 返信
失礼いたしました。
先ほどのコメントの続きです。
発泡はないですよね。発表でした。
Posted by Shizumi Kiyama at 2013年05月18日 12:23 | 返信
駆風解毒蕩っていう薬が、たしか、鐘紡薬品か、何処かから、出てるんですが、甘い薬なんで、お湯無しで、飲んだり、お湯に溶かして、飲んでも、いいです。
もう、治ったかもしれませんけど。
Posted by 大谷佳子 at 2013年05月18日 03:54 | 返信
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