このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

認知症の市民フォーラムの感想文

2013年05月20日(月)

一昨日の、認知症の市民フォーラムの感想文を全部、御紹介したい。
今回は、はじめてグループワークを取り入れたが、好評だったようだ。
次回は、10月19日夜(西宮)、10月20日午後(尼崎)の予定だ。
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 

■アンケートの自由記述より

【一般の方】

ž   大変、参考になりありがとうございました。今日の夜からも、母親と二人三脚で生きていきます。

ž   近藤さんの平穏死→満足死という言葉がとても印象に残り、これからの多死社会、いかに満足死を広げていけるのかがキーワードなんだろうなと思います。

ž   薬の情報、どんどん変わっていくようで希望が持てます。男性の介護者が増えていくようですね。みんながもっと認知症のことを他人事でないと知る、理解する心を寄せてほしいです。

ž   近所のおせっかいな人が減って、独居の高齢者が孤立しているのを実感しています。また、近所の声掛けに対し「自分で出来るから大丈夫」と拒絶されたとき、どう関わっていくか。難しい問題だと思いました。

ž   グループセッションが楽しく興味深かった。

ž   左右脳、脳幹等の解剖学的解説もじゃんけんを取り入れ理解しやすかった。

ž   長尾先生の企画力に感心した。

ž   3人の講師の方が明るく力をもらいました。

ž   老夫婦が市民の中で話し合える機会があり楽しかった。認知症の知識が増えて大満足です。

ž   ご近所の人同士が助けたり、助けられたり、そんな地域の触れ合いが本当に望ましいです。しかし、マンション住まいで、お隣の方の顔もはっきり覚えられない日常では無理なことです。

ž   10月の講座が待ち遠しいです。

ž   近藤さんの“生ききる”とのお話が印象深かったです。どうしても、悪くなった所ばかり気にして、そこを何とか、どうにかしようと考えてしまうので、人を人として見る。一緒に付き合うという見方をせななあと思いました。

ž   グループディスカッションは新鮮でした。各人の参加のスタンスが異なる状況でも、言いたいことを話し合えることは素晴らしい。心の中で思っていても話をしなければ、理解できないものですので心を解放して話せる場を持てたことは有意義でした。

ž   同居のお姑さんが、自分でされることを尊びながらお元気にすごしていただきます。

ž   今日、会場に来ている皆さんの力、想いが、制度、行政を動かす力となればよいと思います。

ž   近ちゃんよかった。しゃべりのリズムが大変わかりやすかった

ž   主人が長尾先生にお世話になっております。今のところは自分で出来ておりますが、これから症状に変化があるのではという不安もあります。

ž   「家族が認知症をつくる」つい何回も同じことをやるので、「何回言ってもわからんの?」と言ってしまいます。もう一度考えます。

ž   認知症に対する考えが変わりました。主人が認知症です。これからの関わりを変えることができたらと思います。

ž   こういうフォーラムができる尼崎や西宮がうらやましく思いました。

【医療・介護・看護職の方】

ž   いつもと少し違った内容で充実した時間でした。地域で支えることの出来る地域づくり、そこから根っこから土台から作っていかなければならない。すぐに出来るものじゃないけど、改めて考えました。

ž   様々なご意見が聞けてよかったです。介護を学んでいますが、行政や地域との結びつき方を考えていきたいです。

ž   千里中央から2回目、明日、梅田大和ハウス第4回クオレ介護フォーラムに参加します。楽しみです。

ž   すぐに現場(在宅医療)に行きたくなる元気、勇気を頂きました。死ぬまでにいかに生きるか、自分らしく、楽しく、死を迎えるためにいかに生きるか。しっかり考え話し合う大切さ、同時に支えあえる人が理解することの大切さを改めて感じました。

ž   知り合いに教科書通りの認知症の方がおられまして今日のお話で、なるほどと思いました。理解すれば認知もお互いに楽しいものだなあ。

ž   認知症について、理解しているつもりでも他者に伝える方法がわからず悩むことが多かった。近藤さんのご自身の経験をまじえながらの講演は大変、印象深いものでした。介護スタッフとしての関わり方を考え直す機会となりました。

ž   認知症の進行の仕方と気持ち、心の動きがわかりました。何で?ではなく「そんなもんなんや~」に気付かされました。まわりの理解が大切と生活を共に家族のあり方や本人に対しての関わりの難しさを考えていました。特別視しないで、やわらかい気持ちで接した方がいいんだなと思いました。

ž   私はグループホームや小規模多機能型居宅介護を運営していく、介護施設の者なので、近藤先生のお話はとても深く心に残りました。「お迎えの手助けをしない」の言葉は今後のケアに活かしたいと思いました。ここ一年ほど、小規模多機能の立ち上げで、在宅の可能性を学びました。

ž   初のグループディスカッションでしたが、グループ分けが色々なメンバーと年齢で、別々な意見もあり有意義でした。

ž   介護と医療の連携について、現状を聞きたいと思います。現場では、特にショートスティの位置づけとして入所へ向かうのか在宅維持かで難しい所が多くなっています(ショート利用中の点滴など)

ž   認知症対応型のデイサービスに勤める看護師です。認知症予防サポートネットの関わりの中で、本講演を知りました。私の事業所でも、地域に根ざした介護事業を繰り広げています。いかに一般市民に啓蒙し、暮らし慣れた地域で心地よく笑って過ごせるようNPOやサポーター、キャラバンメイトなど、総動員して願わくば、町のみんなで支えて、共に生きていけたら

ž   いつも長尾先生の本を読ませていただき勉強させてもらっています。

2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ