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続・モンスターペイシャント
2013年06月26日(水)
m3.comというサイトに、モンスターペイシャントの特集の続編が載っていた。
「死にたい」と思ったお医者さんもいるそうだが、その気持ちはよく分かる。
医師は常に攻撃されるばかりの身であり、反撃もできなければ、誰も守ってもくれない。
モンスター・ペイシェントの実態
上司、事務も守ってくれない◆Vol.8
「死にたいと思った」の声も
2013年6月21日 島田 昇(m3.com編集部)
Q.14 これまで最も問題だと感じた患者の言動が、ご自身にどのような影響を及ぼしましたか(複数回答可)。
これまで最も問題だと感じた患者の問題言動について、医師自身にどのような影響を及ぼしたかを聞くと、「怒りを感じた」が最も多く55.3%、次いで「今後の診察は拒否したいと思った」50.0%、「落ち込んだ」45.7%と続き、半数前後の医師は怒りと拒絶を感じ、意気消沈していたことが分かった。続いて32.1%が「恐怖を感じた」と回答している。
このほかには、「特に影響はない」13.6%、「問題患者に遭遇していない」3.3%と問題患者の存在を特に気にしていないと見られる回答がある一方、「仕事を続けていく自信を失った」12.3%、「転職・退職したいと考えた」11.6%、「病院・診療所に行きたくないと思った」10.6%、「他の患者も含めて診察することが怖くなった」10.6%などと約1割が深刻な悩みに発展しており、わずかながら「死にたいと思った」1.3%との声まであった。
自由回答では、「退職しました」(公的病院、40代女性)、「辞職した。上司、事務も守ってくれないと実感した」(国公立病院、40代女性)などと、実際に退職につながっているケースが明らかにされた。そのほかには、「人の生きる意義を考えた」(公的病院、50代女性)、「お金の話で、たかが数千円でこれほど激情するとは思わずあきれた」(民間病院、40代男性)などの声があった。
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この記事へのコメント
「モンスターペイシェント(モンスター患者、怪物患者、DQN患者などとも)」とは医療従事者や医療機関に対して自己中心的で理不尽な要求果ては暴言・暴力を繰り返す患者や、その保護者等を意味する和製英語である。教育現場で教師に理不尽な要求をつきつける親を“怪物”に喩えて「モンスターペアレント」と呼ぶのと同様、医療現場でモラルに欠けた行動をとる患者をこのように呼ぶようになっている。
(ウィキペディアより)
これは、駅員に対する暴力行為などと同じで、法律上はもちろん、正当な議論をする上でも、絶対にあってはならないものだと思います。
しかし、延命治療を望んでいる患者・家族に対して、尊厳死にこだわる医師が自身の主張を通すために、その延命治療を望む患者・家族を指差して「あの患者・家族はモンスターペイシャントだ」と言っているのであれば、これは論外としか言いようがありません。
また、「在宅介護がいかにも簡単であるかのような無責任な発言」「脱水や低栄養があたかも緩和医療であるかのような根拠のない発言」「胃ろうをはじめとする延命治療について、患者・家族の心情を考慮することなく否定し続けること」などなどに対する、非暴力による批判的発言を指して、モンスターペイシャントと言っているのではないでしょうね。
私は、自身の主張に論駁を加えられることは、自身の意見を活性化、また、誤りがないかを確認する上で、極めて貴重なものと捉えています。
Posted by 東條英機 at 2013年06月27日 07:33 | 返信
世の改革に挑んだ人で守られていた人などいなかったと思います。
富を積まれても、安楽を保証されても、自らの信念を貫く事を選んで戦ったのだと思います。
改革は異端だと思います。
秩序を乱す異端者として排斥され、命を狙われる。
それが宿命なのだと思います。
改革に冷静な議論と対話は必要だと思いますし、それが暴力に走らない唯一の手段だと思います。
尊厳死にも国民的議論が必要とはいえ、議論の根底に
>講演や執筆を控えて、落ち着いて医師としての本業に戻られるようにお声掛けさせていただきます。
>繰り返し申し上げますが、医師としての本業に専念されるようにお勧めします。
>日本中を廻って講演活動をされているのでしょう。ついでに選挙運動もされたらいかがですか? あなたの文章を見ていると、本当に医師なのかなぁ?と思ってしまいます。
>医師の役割は、情報の提供までです。人様の命に図々しく立ち入るのは止めましょう。
といった類の悪感情と無認識な偏見がある限り、建設的な発展はありえないでしょう。
こういう暴力的思考の持ち主は改革についてまわる金魚の糞のようなもの。
糞は自分から出たものですし、周りに害を与えないよう適切な対策を考えるしかないですね。
糞も肥やしになるのですから。
Posted by 桜 at 2013年06月27日 07:53 | 返信
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