３０分の交通事故の映画はいつもいい。
とてもよく出来ていると感心する。
さっそく、今日からより安全運転をするなど効果が出ている。

新しい免許証には本籍地は無い。
ボードの上に置いて暗証番号を押すとＩＣチップが作動し本籍地が表示される。
個人情報保護のためだそうだが、診療記録もそうすれば重複受診が減るのに。

あと、臓器移植提供欄がある。
賛成なら、サインをするだけ。
ならば、なぜリビングウイル（ＬＷ）を何故しないのか。

運転免許証は、３～５年の更新制だ。
それはＬＷにもピッタリなのだが。
講演会でもよく聞かれる質問だ。

臓器移植は法的担保がなされているからできるが、
ＬＷは法的担保が無いので、サインをしても意味がないのできないのだ。
あらためて法的担保の必要性を感じた。

とはいえ、認知症の後期高齢者は運転免許を返納することになっている。
となると、肝腎のＬＷ世代はこれから運転免許証を持たないひとが増える。
そう考えると、国民カードのようなものが必要だという考えに至る。

税金、年金、健康保険、診療記録、臓器提供、ＬＷ・・・
そんなカードはあれば便利だ。
もちろん情報漏えいを懸念する人が反対する。

しかしそもそも、ＩＴ社会とは、セキュリテイを放棄している社会だと感じている。
だから完全な情報管理なんてあり得ない。
せめてパスワードでしっかり保護できる仕組みが必要な気がした。

運転免許更新の待ち時間はいろんな再教育に利用できるはず。

一律に２時間の講習を義務つけ、１時間は健康管理とＬＷの啓発などに
利用すれば理想的だと思ってしまった。
有意義な非日常を過ごした。