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全国の在宅医による私の講義の評価
2013年07月02日(火)
6月15、16日の2日間、東京で全国の在宅医約140名を対象に第2回在宅医認定講座の
講師を務めたが、受講された先生方からの私がした4コマの講義への評価と感想文が届いた。
主催者である日本慢性期医療協会は、全ての講座の講師の評価を、同様におこなっている。
講師を務めたが、受講された先生方からの私がした4コマの講義への評価と感想文が届いた。
主催者である日本慢性期医療協会は、全ての講座の講師の評価を、同様におこなっている。
講演や講座は、やりっぱなしではいけない。
観客や受講生の評価に耐える内容でないといけない。
約100名の医師のアンケート集計が届いた。
前回同様、ドキドキしながらファイルを開いた。
http://www.drnagao.com/pdf/media/related_article/question130615.pdf
感想文の最後に、すごいことが書いてある。
泣かせてくれます。
これはどこの先生が書いたのか知らないが、私への最大限のプレゼントだ。
また、これはいわば、講師への通知表。
手を抜けば、残酷な結果が待っている。
何故、このような通知表をこのブログでわざわざ紹介するのか。
全国の在宅医が長尾をどう評価しているのか、が分かること。
あるいは、長尾の説く終末期医療の評価がここに表れている。
日本慢性期医療協会は、このような評価を常に行い、公開しているのだ。
これは凄いことだと思う。
今回の講座は、私を除き、著名な先生方、優秀な学者さんばかり。
しかし、町医者の私も同じ土俵の上で評価されるのだ。
ある意味、これは本職が教職の先生のほうがプレッシャーかもしれない。
現場の医師が書く感想文は、結構キツイことが書いてあったりする。
こんな調子で、療養病床の評価もして公開しているのだから日慢協は凄い団体だ。
もちろん仲間の評価など、患者の評価や満足度とはまったく別だ。
しかし、同業者も含めて、ありとあらゆる評価に耐えてこそ、それを直視してこそ、
医療の質の向上がある、という信念に基づいているところを、私は評価している。
正直、これを見ていると、私はゴルフのスコアに見える。
4.6とか、4.7という数字は、いわば、ゴルフのハンデイキャップだ。
先日、インテックス大阪で開催された慢性期医療展での講演も
聴講して頂いた市民の皆さんの評価を浴びた。
これは自慢話になるが、私の評価はたしか4.7くらいだった。
最高の評価だったのでとても嬉しかったことを思い出した。
また、咋年の第1回在宅医認定講座の評価は、4.5くらいだったと記憶している。
しかし全講師の中で、1番ではなかった。
今年は昨年より、0.1か、0.2ポイント上がった印象だ。
限られた時間の中で自分なりに一生懸命頑張ったつもりだ。
http://blog.drnagao.com/2013/06/post-3247.html
医者はだいたい、プライドが高い。
人が0点と思っていても、自分では100点だと思っている医者が多い。
すべての間違いは、ここから起きる。
また同じ技量でも受け取る人によって、評価が100点だったり0点だったりする。
価値観の多様性を包含できるかどうかも、ある意味、大きな技量になる。
ゴルフでいうなら、150も叩くようなゴルファーが、
「自分はプロゴルファーだ」と勘違いしているような医者が相当沢山いる。
医師には他者評価が大切だ。
というか、一番、効く。
本当は患者団体やNPO法人も、病院や医師を評価すればいい。
どんな世界でも、他者評価を受け止め、乗り越えて、
切磋琢磨の中からしか、いいものは生まれないと思う。
観客や受講生の評価に耐える内容でないといけない。
約100名の医師のアンケート集計が届いた。
前回同様、ドキドキしながらファイルを開いた。
http://www.drnagao.com/pdf/media/related_article/question130615.pdf
感想文の最後に、すごいことが書いてある。
泣かせてくれます。
これはどこの先生が書いたのか知らないが、私への最大限のプレゼントだ。
また、これはいわば、講師への通知表。
手を抜けば、残酷な結果が待っている。
何故、このような通知表をこのブログでわざわざ紹介するのか。
全国の在宅医が長尾をどう評価しているのか、が分かること。
あるいは、長尾の説く終末期医療の評価がここに表れている。
日本慢性期医療協会は、このような評価を常に行い、公開しているのだ。
これは凄いことだと思う。
今回の講座は、私を除き、著名な先生方、優秀な学者さんばかり。
しかし、町医者の私も同じ土俵の上で評価されるのだ。
ある意味、これは本職が教職の先生のほうがプレッシャーかもしれない。
現場の医師が書く感想文は、結構キツイことが書いてあったりする。
こんな調子で、療養病床の評価もして公開しているのだから日慢協は凄い団体だ。
もちろん仲間の評価など、患者の評価や満足度とはまったく別だ。
しかし、同業者も含めて、ありとあらゆる評価に耐えてこそ、それを直視してこそ、
医療の質の向上がある、という信念に基づいているところを、私は評価している。
正直、これを見ていると、私はゴルフのスコアに見える。
4.6とか、4.7という数字は、いわば、ゴルフのハンデイキャップだ。
先日、インテックス大阪で開催された慢性期医療展での講演も
聴講して頂いた市民の皆さんの評価を浴びた。
これは自慢話になるが、私の評価はたしか4.7くらいだった。
最高の評価だったのでとても嬉しかったことを思い出した。
また、咋年の第1回在宅医認定講座の評価は、4.5くらいだったと記憶している。
しかし全講師の中で、1番ではなかった。
今年は昨年より、0.1か、0.2ポイント上がった印象だ。
限られた時間の中で自分なりに一生懸命頑張ったつもりだ。
http://blog.drnagao.com/2013/06/post-3247.html
医者はだいたい、プライドが高い。
人が0点と思っていても、自分では100点だと思っている医者が多い。
すべての間違いは、ここから起きる。
また同じ技量でも受け取る人によって、評価が100点だったり0点だったりする。
価値観の多様性を包含できるかどうかも、ある意味、大きな技量になる。
ゴルフでいうなら、150も叩くようなゴルファーが、
「自分はプロゴルファーだ」と勘違いしているような医者が相当沢山いる。
医師には他者評価が大切だ。
というか、一番、効く。
本当は患者団体やNPO法人も、病院や医師を評価すればいい。
どんな世界でも、他者評価を受け止め、乗り越えて、
切磋琢磨の中からしか、いいものは生まれないと思う。
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この記事へのコメント
長尾先生、良かったですね。
お医者さんに、良い評価をして貰えるなんて。凄いです。
Posted by こねこ at 2013年07月03日 02:44 | 返信
昨日 病院で 和 7月号を手に取りました。
第112号の和 7月号の巻頭言 のお話し たいへん興味をそそられました。
先生の本は サインを頂いた 「平穏死」10の条件しか読んでいませんが
新著「抗がん剤・10 のやめどき」 2冊目の本 また買ってみたくなりました。
そのときは また サイン宜しくお願いします。
Posted by 通りすがり at 2013年07月03日 05:50 | 返信
>医者はだいたい、プライドが高い。
>人が0点と思っていても、自分では100点だと思っている医者が多い。
>すべての間違いは、ここから起きる。
確かにそういう面はあるかも知れません。しかし、むしろ「人それぞれ考え方が違う」ということに気がついていない医師が多いのも事実です。
平穏死が親孝行であれば、延命治療も親孝行です。どちらも自身を生み育ててくれた親を思う気持ちは同じです。これを理解しているかが「すべての間違いが起こるか否か?」の分かれ道です。
Posted by 東條英機 at 2013年07月03日 07:05 | 返信
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