泉佐野市長の千代松大耕さんも講演された。
この市長さんは自民党の方である。

横倉義武日本医師会長も自民党の大物代議士の後援会長をされている。
穏やかな講演をされた。

私は、その２人に挟まれる格好で座っていた。

選挙戦の最中に、自民党議員や自民党の大物代議士が駆けつけて
わざわざ民主党の現職議員を応援することは通常、あり得ない。

しかし、本当に、自民党の方々が民主党候補の応援演説をしたのが現実である。
国難に対する責務だろうか、失礼ながら、彼らの勇気に感謝申し上げる。

実は、それも訳がある。
参議院は良識の府であり、本来超党派であるべきなのだ。

梅村さとしさんは、こうした点にも触れる、大変、意義深い講演をした。
近々、このブログで動画をアップしたい。

とりあえず、今日のスナップ写真をアップさせていただく。


まず、尊厳死についてお話をする私から。
垂れ幕があり得ない取り合わせで驚いた。

熱弁をふるう梅村さとしさん。
私の右隣は、千代松・泉佐野市長さん。

講演会終了後、横倉義武・日本医師会長と３人で記念撮影。
横倉先生は、いつも穏やかで優しい紳士。
欲張り村の○○というイメージとは全く異なる。


会場のりんくうタウンのゲートタワーホテルは、立派なホテルだった。

今日は天気が素晴らしかった。　とても暑かったけど。
梅雨明けも近い？

今日の午前中は、大阪天満研修センターで民医連の方たちの勉強会で
２時間たっぷり平穏死について、お話をさせていただいた。

質問を聴きながら、民医連の方たちは本当にいいスタッフばかりだと思った。
会場は超満員で、立ち見が出ていた。

４００～５００人くらい、おられたのだろうか。
民医連の方に呼んで頂き、とても嬉しかった。

今日もいろんな人たちとまじくった１日、だった。
終了後は、往診や溜まった仕事に戻った。


この３日間、後輩の梅村さんのためにかなりの時間を費やした。

大阪の議席数は４議席。
それを巡って１１人が立候補。

報道では、自民、公明、維新はすでに確定だそうだ。

民主の梅村さんは現在、４位争いの最中で、かなり危ない状況らしい。
しかし１１人の候補者のうち唯一の現職で、かつ多くの実績を残している。

こんな人を自民党の有力者までも応援している現状を、大阪府民はどう見るのか。
私は良識の府に、実績がある優秀な人間を残すことが責務だと思い応援している。

梅村さんは、医局の後輩で高校の後輩。
私の１６歳年下。

しかし私は兵庫県民。
まして現場の町医者。

今夜から町医者に戻り、医者の本分を果たしたい。
私にとって異空間ともいえる３日間が、終わった。