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第4回尼崎在宅NST研究会、大盛況
2013年07月20日(土)
在宅NSTは、まだまだなじみの薄い言葉だろうが、これからますます盛んになる。
尼崎の村内光一先生と、大津の西山順博先生の講演はどちらも素晴らしかった。
この勉強会は自分が言い出しっぺなので、思い入れが強い。
メイン講師は、
第一回が、函館の岡田先生
第二回が、金沢の小川先生
第三回が、名古屋の蟹江先生
そして第4回は、尊敬申し上げる大津の西山順博先生にお願いし
私は座長を務めた。
第一部の、尼崎の歯科医、村内先生のお話は大変心温まるものだった。
患者に寄り添う訪問歯科診療を、もう20数年されている。
村内先生に質問したのだが、
接触嚥下、口腔ケアの最大の抵抗勢力は、医師だそうだ。
同感。
医師は、食べさせることに常に反対する。
村内先生のような本物の歯科医に、「余計なことをしあがって」と言う医者がいるらしい。
同じ医者として恥ずかしい。
しかし決して少なくは無い、と想像する。
日本の医学教育は根本から間違っている、
そう再確認させられた講演だった。
西山先生は、実の多くのことを語られた。
1 医師会を中心とした連携パスや在宅NSTの構築。
2 しかし医者ができることは1割未満で、9割は介護・福祉職の仕事だとも
3 胃ろうの交換に特化した、胃ろう在宅の実践
4 料理研究家の辰巳さんの命のスープの紹介
5 生きることは食べること
西山先生は、素晴らしい方。
私とおなじく、私立医大を出て、国立大学に入局、
そして町医者として、在宅医療にも従事されている。
西山先生に多くの示唆を頂いた。
今後も彼の活動に注目していきたい。
そして在宅NSTの活動を、彼をお手本に進めていきたい。
・生きるとは食べること。
・人間は誤嚥しながら生きるもの。
・誤嚥と誤嚥性肺炎は異なる。咳をすることが重要。
私自身、この3つを合言葉にしていきたい。
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