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人口減少社会
2013年08月30日(金)
しかしそれは2025年まで、あと10数年の話であって、それ以降は実数は減ってくる。
実際、日本の総人口は、すでに確実に減ってきている。
生産人口、初の8000万人割れ/総人口4年連続減
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2704B_Y3A820C1MM8000/
総務省が28日発表した住民基本台帳に基づく3月末時点の人口動態調査によると、日本人の総人口は1億2639万3679人と、4年連続で減少した。死亡数が出生数を上回る自然減が過去最大を更新したことが響いた。15~64歳の生産年齢人口は7895万7764人と、初めて8000万人台を割り込み、全体の62.47%まで縮小した。生産年齢人口の減少は日本経済の潜在成長率を押し下げる要因となる。
日本の人口1億2000万人が、4000万人まで減る、と聞いた。
3分の1になるのだ。
もちろん私が死んだもっとあとの話。
私が生きているうちに人口が増えることは、100%無い。
よく「老人を食い物にする」という表現がされるが、
食い物にしているひとが、老人になっていく。
やがて食い物がなくなり、食べるほうが減って行く。
すなわち、老人が若者を食いものにする時代が来るのだろう。
発想の転換で、ブレイクスルーが可能である。
すなわち生産人口という発想を徐々に止めるのだ。
江戸時代はおそらく働けるだけ働いていたのだろう。
例外は、隠居とか蟄居と呼ばれていたのかな。
死ぬまで働いても全然いい。
仕事があれば働ける。
ヘルパーの仕事をしている80代の方もいる。
店頭で商品を売っている90代の女性を何人か見てきた。
数年前、スエーデンを旅行してストックホルムに3泊した。
ストックホルム祭りに、たった一人の日本人として参加した。
楽しかった。
その理由を考えたら、人がそう多くなかったから。
街中は自転車が車のように走れるようになっていた。
とても快適な町だった。
社会保障も充実している。
所得の7、8割が税金。
社会主義国家のような国。
しかし人々は満足し、人間らしく暮らしていた。
スエーデンと日本はどこが違う?
ストックホルムと東京は何が違う?
人口がまったく違うのだ。
ストックホルムにはそんなに沢山、ひとが居なかった。
日本は人口が多すぎるのだ。
しかし地方に行けば、ストックホルムのような街がいくらでもある。
人口が減るのは東京なのだ。
そう、東京は人口においてバブルの中にいる。
そのような想いで、これからの高齢者住宅や高齢者医療・介護を
夢想している。
人口1億2千万から減少していくことは誰も止められない。
自然の摂理としか言いようがない。
江戸時代は、たしか3000万人だったと聞く。
とすると、この200年かけた人口バブルだったのか。
バブルであれば、弾けるのは仕方が無いことか。、
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この記事へのコメント
私は昭和23年生まれなんですけど、小学校で、63人クラスで、11組、中学校で、やはり63人クラスで13組ありました。
昭和22年、23年、24年が、団塊の世代なんでしょう。
私達が高齢になるのは、予想できましたけど、少子化世界になるとは思いもよりませんでした。
父も戦争から帰って来てから、30歳で、母は24歳で結婚しました。
私は直ぐ生まれたのですが、父や母の育った境遇より、経済的に、困窮したので、子供は一人だけになったようです。
少子化全体も、先の見えない経済状態、子供に掛かる教育費(私費)などから、生む数が少なくなるのでしょう。
少子高齢化と言われると、肩身が狭いですが、母が死んだら、私の役目も終わるので、そろそろ、終い支度をしようとは思っています。
あんまり、日本と言う国は好きじゃないのです。と言って、外国も知りませんけど。
時々、人に道を聞かれて、お教えする以外に、生きがいも有りませんしね。
人が65歳になるころに「少子高齢化!少子高齢化!」と言いたてる政治家も嫌いですしね。
他人の子供は、かわいいと思うけど、自分の子供は、生まなくて良かったと思います。
それが、人さまに迷惑だと言われても、どうしてよいのか分かりません。
女の子を、産んでも、幸せになれるかどうか、分かりませんしね。
男の子でも、会社で、使い捨てされたり、戦争で、虫けらみたいに殺されたりするかもしれない。
少子高齢化ね、へえ、そうなんですか?どうも、済みませんでした。
結婚してる方に、どんどん生んでもらったらどうですか?
働いて、税金払って、その上に、子供を産まなきゃいけないなんて知りませんでした。
結婚して、離婚されたら、一人で、子供を育てなきゃいけないのですからね。
私はよくても、子供がかわいそうですよね、今までの世の中では。
最近、美容院の助手さんも、「母子家庭は昔は差別されて大変だった」と言ってました。
少子高齢化で、安藤美妃さんみたいな人も、奨励されるのかもしれませんけど。
所変われば品かわる、時も変われば、家庭も変わるのかも。
Posted by 大谷佳子 at 2013年08月31日 02:37 | 返信
世界的に見ますと、人口の減っている国と、爆発的に増えている国とあると思います。
厚生省は、今頃ギャーギャー騒がず、もっと、以前から、アメリカの様に、移民を認めるのか、フランスの様に、結婚形態を現実に合わせて、変化さすか、公表して、工夫すべきだったのではないでしょうか?
子供の教育費や病気の時の治療費は個人の責任で、人口が減ると、国家的危機だというのでは、結婚や出産、教育が個人の問題なのか、国家の問題なのか、不明です。
私は、二十歳の時は市役所で、選挙権を貰って、市長さんの祝辞も聞きましたけど、お年寄りの年金が、若い人達で、支えられてるという事には気がつきませんでした。
高校卒で銀行で働いた知人は、結婚退職の時に、結婚祝い金を上げるから、掛けた厚生年金は帳消しにするように言われたそうです。
私に鍼灸院のお年寄りの中には、考えが凄く古くて、「息子の初めの婚約者は出身が悪いので、断らせて、出身のいいところの嫁を貰った」と言っていましたが、ある日「新聞に子供を産まない女がいるから、年寄りの年金の貰いが少ないと書いてあった」といっていました。
それで「○○さんの年金の貰いを増やす為に、私が子供を産まなきゃいけないの?」と言ってしまいました。
あくる日、そのお年寄りは「嫁に、お母さんは年金を貰ってる方ですよ。私等の世代は貰えるかどうか、わかりませんよと怒られた」と言っていました。
お年寄りはNHKの「太陽」と言う、結婚式の日にお婿さんに、逃げられたお嫁さんが、一人で太陽君と言う男の子をし育てるドラマが朝ドラでありましたけど、「嫌だね。あんなふしだらなドラマ」とか、嫁の出身が悪いとか言ってたくせに、「年金の貰いが少ない」なんて、お乞食さんみたいな事は言わない方が良いと思います。
世界全体では人口は、爆発的に増加した、将来の食糧が足りるかどうか分からないそうです。
遺伝子組み換え食品や、農薬まみれの外国の食品を頼らざる負えないのでしょうか?
Posted by 大谷佳子 at 2013年09月04日 02:04 | 返信
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