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倫理コンサルテーション

2013年08月11日(日)

今日は、日本臨床倫理学会が主催する第1回倫理コンサルテーションに参加した。
普段疑問に思っている疑問点や論点が専門家により続々と解説され、小気味良かった。
倫理の「り」、だけでも少し分かったような気がした。
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臨床倫理とは何なのか、基礎から教わった。

稲葉一人弁護士
加部一彦先生
箕岡真子先生による3人の講師陣は実に充実していた。

9割の病院が倫理コンサルテーションを必要としているが、
そのプロセスや仕組みや人材は、不十分なまま。
今後の課題である。

家族の問題についても多くが語られた。
自己決定できなくなった時、誰が代理判断人になるのか。

欧米は、個の自己決定。
日本は、関係性のなかの自己決定。

家族の代理判断による意思決定は適切なのか?
⇒家族は意思決定の代行にすぎず、権利を付与されているわけではない。
 代行と付与を分けて考えるべき。

アドバンスデイレクチィブ(事前指示書)は、
リビングウイルとDPAからなる。

LW=生前の遺言
DPA=成年後見人制度、へと繋がる。

13日のフジテレビの特ダネで、「平穏死という親孝行」を特集して頂けるようだ。
今日の臨床倫理ととても関係が深い。

というか私の普段の講演は、今日の話と完全の重なっていた。
しかし、なんとなくではいけないのが、臨床倫理だそうだ。

背筋が伸びた。

臨床倫理のトップランナーの箕岡先生と
機会があれば是非、ご一緒したいと思った。

  

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この記事へのコメント

長尾先生
初めまして。昨日の倫理コンサルテーションに参加していた者です。
厚かましくも発言まで!
うちの病院でも倫理コンサルテーションの必要性が言われて随分立つのですが、なかなか行動をおkせません。
今回良いきっかけだったのでこれを期に一気に進めれるよう、もう少し勉強です。
ブログはいつも楽しみにしています。本も購入させて頂きました。
これからも益々のご活躍を期待してます!

Posted by あいこのまま at 2013年08月13日 12:13 | 返信

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