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ネコの看取り
2013年08月24日(土)
ある家を訪問すると、可愛い買い猫ちゃんの訃報を知らされた。
ネコの看取り、エンジェルケア、葬儀、埋葬についても聞いた。
の家の訪問診療は、ネコの焼香から始まった。
ネコの看取り、エンジェルケア、葬儀、埋葬についても聞いた。
の家の訪問診療は、ネコの焼香から始まった。
ネコもエイズになる。
獣医さんでインタフェロン治療を続けてきた。
それでも、2日前には、「余命1日」と宣告された。
その日から寝たきりになったが、苦しそうな表情ではなかった。
ネコの平穏死?・・・・
その家の主が病院から退院するまで、子供たちはネコを生かそうと思った。
かかりつけの動物病院で、延命治療の点滴を続けていた。
獣医さんがこう言うらしい。
「延命治療をしたら、長尾先生に怒られるのかな」と。
それでも毎日の延命治療で、主が家に帰るまで、ネコは生きていた。
そこで延命治療を止めたら、3日目に亡くなった。
私があと1日と言ったら、死なない。
しかし、まだ大丈夫と言ったら、案外その次に亡くなることが多い。
だから、私は”オオカミ少年”と言われることもある。
最期の病名は慢性腎不全。
しかしネコには死亡診断書がない。
死後の処置は、獣医さんが無料でしてくれた。
きれいに毛並みを揃えて、段ボールのお棺の中に下向き斜めで
亡き殻を引き取り、埋葬する車を待っていた。
埋葬料は、1万円。
それにしても獣医さんが、私に遠慮しながら延命治療をしていたと聞き、驚いた。
私は、ネコの延命治療についてとやかく言った覚えは無い。
延命治療が本人(本ネコ)の寿命を延ばして苦痛を軽減するのなら、素晴らしいじゃないか。
しかしそうならなくなった時、縮命になった時に、その治療の中止を考慮してもいいだろう。
というか、ネコはステロイドの点滴をしていたようだ。
これは延命というより、緩和ケア。
1回6000円とのこと。
人間とひとケタ以上違う。
それにしても「平穏死・10の条件」を、獣医さんが知っていたことに、ビックリ。
考えてみれば、ネコも人間も終末期の考え方はそう大きな違いは無い。
生けとしものすべてのものに等しく死は訪れる。
訪問している家のネコがいなくなったら、私も本当に寂しい。
実は、少しまえ、主の配偶者もここで旅立たれた。
お盆の前後に、2つの魂が旅立ったことになる。
まるでネコが後追いしたようにも見えた。
残された主は、本当に寂しそうだった。
獣医さんでインタフェロン治療を続けてきた。
それでも、2日前には、「余命1日」と宣告された。
その日から寝たきりになったが、苦しそうな表情ではなかった。
ネコの平穏死?・・・・
その家の主が病院から退院するまで、子供たちはネコを生かそうと思った。
かかりつけの動物病院で、延命治療の点滴を続けていた。
獣医さんがこう言うらしい。
「延命治療をしたら、長尾先生に怒られるのかな」と。
それでも毎日の延命治療で、主が家に帰るまで、ネコは生きていた。
そこで延命治療を止めたら、3日目に亡くなった。
私があと1日と言ったら、死なない。
しかし、まだ大丈夫と言ったら、案外その次に亡くなることが多い。
だから、私は”オオカミ少年”と言われることもある。
最期の病名は慢性腎不全。
しかしネコには死亡診断書がない。
死後の処置は、獣医さんが無料でしてくれた。
きれいに毛並みを揃えて、段ボールのお棺の中に下向き斜めで
亡き殻を引き取り、埋葬する車を待っていた。
埋葬料は、1万円。
それにしても獣医さんが、私に遠慮しながら延命治療をしていたと聞き、驚いた。
私は、ネコの延命治療についてとやかく言った覚えは無い。
延命治療が本人(本ネコ)の寿命を延ばして苦痛を軽減するのなら、素晴らしいじゃないか。
しかしそうならなくなった時、縮命になった時に、その治療の中止を考慮してもいいだろう。
というか、ネコはステロイドの点滴をしていたようだ。
これは延命というより、緩和ケア。
1回6000円とのこと。
人間とひとケタ以上違う。
それにしても「平穏死・10の条件」を、獣医さんが知っていたことに、ビックリ。
考えてみれば、ネコも人間も終末期の考え方はそう大きな違いは無い。
生けとしものすべてのものに等しく死は訪れる。
訪問している家のネコがいなくなったら、私も本当に寂しい。
実は、少しまえ、主の配偶者もここで旅立たれた。
お盆の前後に、2つの魂が旅立ったことになる。
まるでネコが後追いしたようにも見えた。
残された主は、本当に寂しそうだった。
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この記事へのコメント
獣医さんが「延命治療をしたら、長尾先生に怒られるかな」と、仰ったと言う文章で、プーっと噴き出してしまいました。
こんな面白いコントは、聞いたことがありません。
長尾先生の「私はネコの延命治療についてとやかく言った覚えはない」と、仰るのも、おかしいやら、愚痴のようで、気の毒やら、です。
有名税ですね。
Posted by 大谷佳子 at 2013年08月24日 02:22 | 返信
ごめんなさい。私は長尾先生の仰るお話の微妙な意味を取り違えていたのかもしれません。
なにか、面白、可笑しいお話かと勘違いしてました。
長尾先生は「「延命治療が本ネコの寿命を延ばして苦痛を軽減するなら、素晴らしい。
しかし、そうならなくなった時、寿命になった時に、その治療の中止を考慮してもいいだろう」
「平穏死.十の条件を獣医さんがしっていたことにびっくり。ネコも人間も終末期の考え方はそう大きな違いはない」
と言う事が仰りたかったのですね。
どうも、あわてものなので、済みません。
ネコちゃんも、飼い主が帰って来てから亡くなったのですね。
動物は、かわいいです。
人間は御夫婦でも、生命保険をかけて、殺す人がいるのですから、どちらが万物の長なのか、分かりません。
先ずは、お詫び申し上げます。
Posted by 大谷佳子 at 2013年08月25日 02:24 | 返信
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