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平穏死と在宅医療イン奈良

2013年09月08日(日)

今日は、奈良で「平穏死という親孝行」の講演をさせていただいた。
その後、5名のシンポジストとして「平穏死と在宅医療」の議論にも参加。
実はこの2つのタイトルは、ありそうでこれまで無かった、とても素敵な演題だった。
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奈良に来るとどこか心が緩む。
やや荘厳な空気ではあるが、どこか温かい。

京都の緊張感とは少し違う。
京都は気が張るが、奈良はどこか癒される雰囲気。

奈良の人は面白い。
一見フアンとしているが、結構、言っていることはキツイ。

柔らかさと寛容さと、どこか強い意思やプライドが、奈良の魅力である。
そんな奈良で、お話しをさせていただくのは実に光栄なこと。

在宅での平穏死、施設での平穏死、小規模多機能での平穏死。
いろんな場での平穏死を話して頂いた。

在宅医の先生は、「僕は平穏死を知るまで8年かかった」と言った。
私は10年かかったが、その先生は早かった。

石飛先生でも平穏死と出会うまで、40年くらいかかっていると思う。
こうした発言が飛び通ったパネルデスカッションは、初めて。

尊厳死協会の話がパネリストから出て、本当に嬉しかった。
「平穏死という親孝行」メインに話すのも、全く初めてだった。

いろんな意味で、奈良での1日は収穫があった。
300人近い方が、熱心に聴いて頂いた。

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この記事へのコメント

奈良県での講演、ありがとうございました。
一度先生の講演を聴きたい、と思っていましたので、とても嬉しかったです。
干し柿のくだりすごく分かりやすかったです。でも利用者に話すと怒られそうですね(笑)
訪問看護をしていて、今年はとても衝撃的なケースと出会い、緩和ケアや「死ぬこと」に対してもう一度考えさせられました。先生、平穏死って40歳の方でも迎えられるのでしょうか…。先生のお話聞いて、また考えさせられました。その反面翌日亡くなられた方は、点滴や積極的治療も望まれずただ自宅で、というケースは、先生のお話通りの最期でした。とても優しい少し微笑んだお顔で、ご家族も「点滴したり、入院したりしなくてよかった」と話されてました。
もう一度先生の著書を読んで、いろいろ考えてそして成長していきたいと思っています。その頃にもう一度先生の講演を聴いてみたいです。
今回は貴重な講演、本当にありがとうございました。

Posted by ルナ at 2013年09月09日 11:35 | 返信

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