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訪問看護は奈良から始まった

2013年09月08日(日)

夜は、奈良県の訪問看護師さんに終末期医療についてお話をさせて頂いた。
ベテラン看護師さんに、いろんなおことを教えて頂いた。
なんと、訪問看護は、奈良から始まったそうなのだ。
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それは、光明皇后の時代。
看護師(のような職種)の方が、皇后を訪問してケアしていたそうだ。

訪問看護の発祥は奈良!
最初は、えっと思ったが、よく考えれば納得がいく。

現在、がん患者さんの在宅看取り率のトップは奈良県なのだ。
20%近くあり、最低レベルの都道府県の3倍も看取っているのだ。

現在、訪問看護ステーションは、全国に7042ケ所ある。
奈良県には、87ケ所ある。

奈良県には、12000人の看護師がいるが、
訪問看護に従事しているのは、400人。

今夜、集まった訪問看護師は80人なので、
奈良県の5分の1に聴いて頂いたことになる。

奈良県の場合、看護師30人に1人が、訪問看護師。
訪問看護の従事率は、たった3%。

ほんとは、その10倍の、3割くらいでもいいのだが。
ちなみに、今夜の看護師さんは全員女性で男性はゼロだった。

医療機関数は、10万。
在宅療養支援診療所は、1万2千。
訪問看護ステーションは、7千。

これらの数字を、どう考えるのか。

奈良の訪問看護師さんは、とても熱心。
私の話を聴いて、自分たちが普段やっていることに自信が持てた、と言われた。

平穏死の実践者たちに、平穏死の講義。
釈迦に説法だったが、とても楽しい奈良講演だった。

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