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酒井雄哉師の教え
2013年09月24日(火)
比叡山延暦寺でこれをやると大阿闍梨となる。
なんと2回もやっていた酒井さんが亡くなられた。
「千日回峰」2度/大阿闍梨、酒井雄哉師が死去
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130923-OYT1T01015.htm?from=ylist
大阪市生まれ。39歳で得度した。54歳だった1980年には、地球1周にあたる約4万キロを7年かけて歩き、このうち9日間は不眠・断食で真言を唱え続ける荒行「千日回峰」を達成。記録の残る織田信長による比叡山焼き打ち(1571年)以降では、最高齢で「大阿闍梨」となった。60歳の87年には2度目も満行。3人目の快挙で、生き仏とたたえられた。
酒井さんに一度逢いたい、とずっと思ってきたが
これで叶わぬ夢となった。
酒井さんは、癒しの書を何冊か残しておられる。
それを読んで永く彼の教えを楽しみたい。
彼は大阿闍梨をまったく鼻にかけていなかった。
普通のことを普通にやった、という表現をされていた。
私の頭のなかには、いつも酒井さんがいる。
よくいただく質問「なんで毎日、そんなに頑張るの?」に対する
答えは、実は酒井さんである。
酒井さんが、千日回峰行をやるように
私も真夜中に走る。
考えずに行動する。
続けることに重きを置く。
回峰行とは、頭の中を空にすること。
すべては空から生まれると思っている。
酒井さんは39歳で得度、とかなりの遅咲き。
そして尻上がりに修行を重ねた。
酒井さんに学ぶことはとても沢山ある。
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この記事へのコメント
先生の日常を拝見していて「千日回峰行のようだなぁ。」と正直思ったことがありました。
昼と夜の時間が全く同じ、あの世に通じる日であるところの彼岸の中日に往かれるとはさすがに酒井さんですね。彼岸に一直線に入られたのかと。
うちの母も満中院の日が彼岸の入りの20日でしたからもう天国で左うちわかな。
おとつい母の好物だった栗ご飯を炊いて写真に供えました。下げたらなんだか「おかわり。」と言われた気がしてもう一度よそって供えました。
ある意味現世成仏されていたような酒井さん。あの世から眺めて「ワシのような奴がおる。」と思っていただけたら楽しいですね。
Posted by チズ at 2013年09月24日 11:56 | 返信
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