このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

中村仁一という生き方

2013年10月13日(日)

3日前からずっと中村仁一先生のことを考えている。
とってもユニークで愛すべき仁ちゃん先生。
どこに秘密があるのかなあ、私なりに分析してみた。
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 
仁ちゃんは
・医学部を卒業して非入局なので医者のしがらみが無い
・携帯もパソコンもメールもしない
・飛行機に乗らない
・講演は日帰りできるところだけしか行かない
・何年間か、外泊は一日もしていない
・施設での看取りには必ず駆けつける
・極めて勤勉である
・理事長を辞してからは経営を考えなくてもよくなった
・いうべきことはすでに大往生3部作にすべて書かれたそう
・自分の首にある腫瘍を放棄していつ死んでもいいようにしている
・往きの医療と還りの医療をしっかり区別している。
・繁殖期の前後で生き方を分けて考える
・綾小路君麻呂も真っ青なくらいユーモアたっぷり


私との共通点は、
・父親を高校生時に亡くされた(仁ちゃんは高校2年時、私は高校3年時)
・結構、負けず嫌い
・本質をズバズバ指摘する
・我慢強い(私は少しだけ、仁ちゃんは極めて)

3日前、一番印象に残った言葉は、
自分は痛くても痛いと言わない、という言葉。

本心を出すのは、トイレの中と一人でいる時だけだそうだ。
私は、すぐに他人に愚痴を聴いてもらうが、仁ちゃんはそれが無く、強い。

独立独歩で医療界を革命している仁ちゃんの
今後さらなるご活躍を祈っています。

2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

先日の、尊厳死協会の講演会には、私は、初めて参加させて頂きました。
講演会が終わると、皆さん、黙々と階段を下りて、いったん正面玄関の横に出たのに、また、半地下のレストランや、岩本栄之助氏の記念室の前を通って、やっと、外の出ることができました。三々五々と帰途につきましたが、グループで参加した人達は「今から喫茶店でも行きましょう!」と華やいでいました。一人で参加したらしい老人は、手に、中村仁一先生のパンフレットを丸めて左手に握りしめて、何も言わずに、家路に就いたようでした。
「おじさん!私も、還り路の人間なんです。ちょっと、お酒でも飲みませんか?」なんて声を掛けそうになりましたけど、気違いと間違えられるので、止めました。
人間の最後を喜んで迎えられるのは、医学だけでは、何か夢が無い。
やはり、宗教とか、歴史観とか、この世に対する、倦怠感、疲労感が必要なんじゃないかと思いました。
「面白い人生であった。しかし、そろそろお迎えが来ても良さそうなものだ」とか。
私は、学生時代から、唯物主義でしたが、今は「お花畑に、心地よい音楽が流れる「休息」と言う、もう一つの世界があってもいいなあ」と、思うようになりました。
中村仁一先生の「繁殖期の前後」というお考えは、「性」に重きを置くフロイトの精神医学の影響があるのではと思います。
上部構造と下部構造、精神と物質は、お互いに作用しあっていると私は思います。
「性」も重要でしょうし、「パン」も大事ですし、「こころ」も大事な要素だと私は思います。

Posted by 大谷佳子 at 2013年10月13日 02:46 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ