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食べて治す、食べて癒す

2013年10月10日(木)

日本消化器病学会等のDDWにおいて、藤田保健衛生大学の東口先生の講義を拝聴。
胃ろう栄養の半固形化と、口から食べることに関する講演。
食力(ショクリキ)のお話だった。
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藤田保健衛生大学 東口高志教授

「食べて治す、食べて癒す」

 

街が病院化計画

 

食べるためのPEG、という思想

 

個々の持つ食力を尊重する

 

2001年2月7日、日本静脈栄養学会により

NSTプロジェクトが設立

 

半固形化の意義

 

経口>経胃>経腸>経静脈(末梢静脈、中心静脈)

は国際的なコンセンサスを得ている。

 

唾液分泌の促進

サルコペニア、ダイナペニアの予防

 

食べることを中心に考えると

PEGは優れた栄養法である。

 

早期PEGと嚥下訓練=食べるための実践

 

ゲル化を早期にやると

リハビリテ―ションに早く入れる

 

PEGの半固形化

摂食嚥下支援

 

形状を変化させて機能を得る

 

栄養材形状機能に関するコンセンサス会議

 

粘度を高めたり液体からプリンやゼリー状に

しや形状を半固形化という

 

粘度は変わる

納豆やアイスクリームは、回すと粘度は低下する(ニュ-トン流動)

 

半固形化のほうは、肺炎や下痢が少ないという

プレリミナリーなデータが出た。

介護負担も軽減する

鼻からの管では、半固形化は難しい

こうしたことができるならPEGもいい。

 

VF検査食の物性比較

液体?トロミ?ゼリー?

 

嚥下障害食(調整食)の標準化

 

AMPO.tv(最先端医療)

 

口にするちさっと液状になる食事。

見た目は普通の食品。

飲み込んだ時の安全性が高く、たくさん食べることができる。

がん患者さんも最期まで食べる

大塚製薬 アイート

 

「経口摂取療法」

 

食べることには恐ろしい力がある。

しかし本当の終末期の議論はまだまだこれから。

 

2014年7月22~25日アジア静脈経腸栄養学会イン名古屋

 

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この記事へのコメント

長尾先生。
こんばんは、お疲れさまです。
口から物を食べる大切さ、父の胃がんを通して実感しています。
同年輩の方より食欲旺盛だった80歳の父が食べられなくなったとき、胃がんを告知されました。
私はもう一度、一緒にごはんを食べたい、父に美味しいものを食べてもらいたい。と思いました。今は少量ですが好きなものを食べています。
父が食事をする姿にうれしく思いますが、食べられなくなったときのことを考えると、食べられるうちにと思ってしまう自分勝手な娘です。

Posted by プムックル at 2013年10月11日 01:31 | 返信

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