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ちゃんと正論がたくさん書いてあった

患者よ、医療否定本を盲信しないで!

2013年10月22日(火)

世の中には実にいろんな人がいて、いろんな意見があるのは当然で、健全だろう。
近藤誠氏のミリオンセラーに対してアマゾンには様々な意見が書き込まれている。
私が正論だと思う書き込みをコピペしてみた。(10月21日現在のアマゾンから)

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毎日のように被害者が相談に来られる。
「医療否定本に殺されないための48の真実」を読んでくださいと説明する。

これ以上、被害者が増えないことを祈るだけ。
医療を過信してもいけないが、否定しても幸せになれない。
http://www.drnagao.com/pdf/media/otherpaper/yomiuri131018.pdf

朝日新聞はじめ最近では熊本日日新聞もミリオンセラーを持ちあげている。
メデイアにリテラシーを期待するのは所詮無駄だろうが、指摘だけはしておこう。


以下は、アマゾンの近藤誠氏のミリオンセラーへの書き込み。
思わずうなずいてしまう文面ばかり。

いいことがいっぱい、書いてある。
ちゃんとした人もたくさんいる。

メデイアはここを報道すべきなのだが。
売れればいいの世界だから、真偽のほどなどどうでもいいのか。

みなさんは、どう思われますか?

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


422 人中、367人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 自己責任, 2013/5/13
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
がんもどき、などについては多くの方が批評されているので書きません。

私の母は血便を機に大腸がんと診断されました。癌は腸管内に増殖していて、もう少し発見が遅かったら腸閉塞を来していたでしょう。
幸いにも、遠隔転移はなく、すぐに手術をしましょうという事になりましたが、母は近藤先生のインタビューの載った雑誌を出して、手術はしない方がいいのではないか、と言い始めました。
もし、近藤先生のおっしゃる通り、「どうせ転移して助からないのだから切らずにほっておくのが一番」という方針をとっていたらどうなるか。すでに、軽い便の通過障害の症状がでていたので、早期に腸閉塞となり、激烈な腹痛、場合によっては大腸破裂もありえます。
そうなると、緊急の救命の為には人工肛門を作って外に出す道を造る。手術をしないならイレウス管という長ーい管を鼻から腸までいれてパンパンになっている腸の中身をその管から逃がしてあげる。(鼻から管が入っているので苦しいです。かつご飯食べれません)しかも、根本的解決ができなければ、抜く事ができない。もう何もしない、、、というう場合は、どうなるのでしょうか。見た事がないので分かりませんが、おそらく激しい腹痛、嘔気・嘔吐が続くでしょう。モルヒネで楽になれるか?というと、どうでしょうか?このレベルになると意識を落としてあげるくらいの鎮静が必要でしょう。大変残念にも大腸がんの通過障害で大腸が破れてしまった患者さんを診療させて頂いた事がありますが、本当にご本人にとっても、家族にとっても辛い状況でありました。

母は、相談の上手術を受け、人工肛門もつくらず、ご飯も食べて、今、普通の生活をしています。たとえ、今後転移が明らかになったとしても、そのままにしているよりも、ずっと長い時間を、好きなものを食べて、温泉にも行って過ごせるわけです。

この本の内容について、他の医師の方も書いている通り、治療により状況を改善させる事が難しい方については、抗がん剤にかけるよりも、お家で過ごしたほうが有意義な時間を過ごされる場合もあります。
その点を理解している医師は多いと思います。
私達も、がむしゃらに治療するのではなく、何がこの患者さんにとって優先させるべき事なのか、という事は考えながら判断しております。
しかし、全ての患者さんにこの理論を当てはめる事は、母のように有意義に使える時間がある人であっても、奪ってしまう可能性があります。
癌だと楽に死ねるかというと、そんな事は決してありません。
近藤先生のように、終末期の苦しみを知っていて悟っていらっしゃる方ならまだしも、多くの方は実際に何もできない状況になった時の辛さを分かっていないと思います。
この本の内容を実践されるには、それなりの覚悟が必要と思います。
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32 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 がんもどき理論を鵜呑みにして、患者が手遅れで死んでいます。, 2013/8/31
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
この本には相変わらず年齢という要因がいっさい出てきません。勘三郎さんのような
例ばかりを都合よく取り上げて、サザンの桑田さんのことには触れません。(氏の論
からすれば、「桑田さんは無駄な手術をした」ということになりますね(笑))。20
年以上前から「がんもどき理論」を展開していますが、発見された早期がんが永遠に
放っておけばいいがんもどきだということを、発見されたその時点で確実に知る方法
を、いい加減教えて下さい。せっかく乳癌温存療法のパイオニアでいらっしゃり、医
療界の問題を警鐘するというある意味意義のある立ち位置でいらっしゃるのに、残念
ながら、氏の主張は極論です。データを都合いいように切り貼りしていることも医師
たちがすでに証明しています。某週刊誌では、近藤氏自らが、「本では誇張して書い
ている(笑)」とインタビューに応えています。許されません。はやく医師の肩書を
外してください。江田証医師が書いた「医者が患者に教えない病気の真実」(幻冬
舎)では、近藤氏の指示通り早期がんを放置して、手遅れになり死んでいった近藤氏
の患者さんの例が報告されています。「もう手遅れだから」と言い放って患者を見捨
てた経緯がわかります。酷い。恐ろしいです。
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65 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 故意に自説に持ち込もうとする姿勢には注意が必要, 2013/8/17
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
61才医師です。循環器(心臓)内科を専門としていましたが、健診センター勤務経験もあります。現在、臨床を離れて民間企業の産業医をしています。

「医者や薬」=「悪」という基本的なスタンスは一般向けには良いかもしれませんが、
実際に治療を受けられている方々は基本的な医学知識や情報を元にしてこの本を読まれた方が良いと思います。

近藤氏の著書には医師として納得できる部分もありますが、故意に自分に都合の良い文献や古い文献などを引用して自説根拠にするところなど疑問も多くあります。

また、本書133頁には「よくある医療被害ケース」と銘打って検診でERCPの精査を受けたがために膵炎に罹患した、或いは死亡ケースもあるなどとしていますが、現在は殆どこの検査は行われていません。一般の方々にはわからないと思ってこのような記載をする事は如何なものでしょうか?

色々な経過から外科医との確執があるのでしょうが、近藤氏は外科的な早期癌に対する
極端な自説を主張されていてこれは、早期癌を発見して折角治療可能な人が手術を受けない可能性もあり、一般の方は注意して他の医学書などもよく読み、他医師の意見も良く聞かれて下さい。日本の外科医は切りたがる、と良く主張されていますが、海外でも早期で手術出来る(勿論放射線治療が優先される場合もありますが)ものは手術するのは
海外の医学書や文献を見れば良くわかる事です。これなども一般の方が理解できないと思って自説に引き込もうとする一例でしょう。

また、「癌もどき」という言葉を今も使用されている事に驚いています。もし、近藤氏が一般向けにだけで無く、心の底からそう信じられているのならその根拠などを含めて、医学会(海外を含めて)で発表されるなり、医学雑誌に投稿されれば良いと思いますが、それは一切されていません。そのような発表をされれば海外の医師を含めて失笑される事は良く御存知なので、されないのでしょう。

その他高血圧は勝手に診断基準が下がっているなどと言われていますが、これも一般の方が誤解されるといけないと思いますが、これらは疫学的研究で血圧値と心疾患や脳卒中の関係が明らかになっているので基準が下がっているのです。我が国で言えば福岡県の久山町での疫学研究などが有名で、これは高血圧治療ガイドライン(アマゾンでも購入できると思いますが)の、最初の頁に記載されています。高血圧治療を現在されている方は是非、このようなガイドライン(一般向けにわかりやすく解説してあるものもあります)などをよく読まれて、近藤氏の言っている事は本当の事なのか確認されたら良いと思います。海外の医学書に良く引用されるのはFramingham studyなどです。これに関しても故意に(だと思いますが)高血圧治療を受けた人が悪い結果を生んだという文献は75~85才の治療群と未治療群を使用しています。

糖尿病の経口血糖降下剤なども批判の対象になっているようですが、これなども他医師が記載されていますが、決して自己判断で服用中止する事の内容にお願いします。近藤氏は放射線科医なので高血圧、糖尿病などの治療経験も無い訳ですが、もう少しこれらの学会誌、医学書などを読まれたり実際に患者さんと接してみてこのような記載をしてもらいたいと思います。

本書の中には「医者はやくざよりたちが悪い」とか「外科医は何でも切りたがる(辻切りを例えに出していますが)」 そうですが、果たしてそんなに簡単に物事は割り切れるものですか?私にはこの人が今迄慶応病院で他科との医師との色々な悪い?関係が生み出した言葉だとしか思えません。慶応を去ってセカンドオピニオンをされるので慶応以外の先生を含めて強いメッセージを出したかったのでしょう。ちなみにこのセカンドオピニオンは30分以内で31500円だそうですが、少々高額過ぎる気もします。

繰り返しますが、我々医師はこの本を読んでもごまかされませんが、くれぐれも一般の方は総てが正しいと思わないでいただきたいと思います。まだ病気に罹患されていない方は気楽に読めるかもしれませんが、既に病気に罹患されている方などは個々の疾患について是非、他医師の意見も聞かれて下さい。
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66 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 大学病院勤務の内科医です。, 2013/8/9
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
本日外来での出来事です。
この本を読んだ患者が処方薬をご自身で半量に減らして飲んでいたがために、糖尿病が急激に悪化し、緊急入院となりました。
糖尿病に関しては血糖値が上がることが病気を進行させてしまうことが知られています。内科の専門医は基本的に必要のない治療はしませんし、必要な薬をきちんと飲まないと逆に将来的にインスリン治療等のより大変な治療をしていかざるを得ない状況になります。
しかも、薬を減らしたせいで、患者が脳梗塞、心筋梗塞を起こしたら、この著者は責任を取ってくれるのでしょうか?
著者は放射線科医であり、かかりつけ医として患者を診ていく経験をしたことがない医師と思われます。簡単にいうと私たち内科医からみると"素人"です。
患者の"なるべく薬は飲みたくない""薬の力をかりずに病気が良くなるといいな"といった深層心理につけ込んで金儲けする輩は一人の医師として許せません!!!
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123 人中、90人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 恐らく昔は真面目に患者さんと向き合っていた方なのでしょうが、今は詐欺師です, 2013/4/26
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
う~ん、ここまで売名のために平然と嘘を言っていいのだろうか・・・?

確かに末期医療などに色々と問題提起したことはいいかもしれない。
しかし、明らかに間違った、しかも患者さんのためにならない情報を、
科学的情報と言って提示することは、いくら売名としてもやってはいけないことだと思う。

例えば最初に、血圧を下げると死亡のリスクを上げる事が証明されている、というくだりがあります。
しかし現実には、血圧を下げることで生命予後は改善するというエビデンスは確立しています。
例えそれが、下げすぎたらいけないなどの話であっても、血圧を下げたらリスクが上がるというレトリックは正しくありません。
血圧の薬の売り上げが上がったといっても、結局は合併症が減るのだから、
生涯を通じて本人の身体的負担も医療費も抑えられますし、国の医療費も抑えられます。
何より血圧を下げないことで、結局は患者さん本人が一番、苦しみます。
エビデンスはどの論文を検索しても、それこそ高血圧ガイドラインの根拠論文を検索してもすぐに出てきます。
一方で、この筆者は、科学的に証明されたといってトンデモ理論を並べますが、
どこどこの国の論文ではなどと抽象的に話すだけで、ひとつも根拠を引用されていません。
そりゃそうでしょう。調べた限り、その根拠となる話はありませんから。

本人は事実を捻じ曲げてありもしない科学的根拠をあるといいのけて、ウケのいいことを言って儲けてハイおしまいかもしれません。
でも、それに釣られてしまった患者さんはたまったもんじゃありません。

確かに無用な癌との闘いは良くありませんが、本書を通じて明らかに不幸になっている患者さんたちを何人も知っています。
実際、疼痛緩和のために抗がん剤を使うかと言われても頑なに拒否して、緩和できるはずの苦しみを味わう患者さん、
本当は現役であと10年、生きがいを持って生きられたはずの患者さん、
そういう実害は出ているのです。
患者さんのためを思うなら、こういう人気取りのための似非科学を取り入れた宗教行為に走らず、
真摯にがん患者さんと向き合っていくべきなのではないでしょうか。
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22 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 無責任この上ない筆者に怒り心頭!!健康な方向けです。, 2013/9/16
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
私はある疾患について悩んでいる最中です。その疾患に関する部分を最初に読み、あきれて後は読む必要を感じませんでした。
その部分で、筆者はネットや他の方の本から自分に都合のよい部分だけを寄せ集め、さもそれが真実であるかのように断言しています。
寄せ集めにしても、もう少し公平な立場で集めて欲しいです。例えばくも膜下出血の発症率は、日本人とフィンランド人は特別高くてアメリカ人などの10倍以上です。それなのに明らかに日本人には適応しない数値を取り上げて論を進める・・・
で(がん)で一部の人たちに支持された治療はしないという方向に話を持って行く・・・しかも筆者は出典を明らかにしていません。(私が読んだほとんどの本には論文などの出典が掲載されています。)
今まで健康で病気の人の気持ちがわからずにいましたが、自分が患者の立場に置かれてみてはじめて藁にもすがりたいような気持を実感しました。その疾患についてはあらゆる本を読み、ネットでの情報もほとんど目を通し、理解しがたい部分は納得するまで調べつくしました。著者と同じ立場をとる専門医もいらっしゃいます。そのような先生の本も読みました。NHK他の健康番組も全て録画し、私なりに治療方針を決断しようとしています。だから筆者がどのネット情報等を拾ってきたのかまでわかります。
この疾患については専門医でさえ、一応のガイドラインがありますが、考え方とか患者に対するアドバイスに様々なスタンスがあり、一致する見解にたどり着いていません。私も3人の先生の診察を受けましたが、手術を勧めてくださる先生や経過観察を勧められる先生等治療方針は様々でした。3人の先生方に共通する点は、最終の決断は患者本人がするという点です。
著者は一連のがんに関する本でセンセーシヨナルに取り上げられ、さらにインパクトのある1冊をと考えられたのかもしれません。でも、専門外の疾患に関する無責任なこの本で専門の分野でも信用をなくすのではないでしょうか?
15年くらい以前、治ったがんはがんではない云々という著者の著作面白く読ませていただきました。皮膚を突き破って外に出た乳がんの写真は今も脳裏に焼き付いています。
あの頃の私は頑健で健康に全く不安がなかったから(・・・)。
本当に病気に悩んでいる方は読んではいけないと私は思います。
この本を鵜呑みにして医者に殺されたということになりませんように。
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37 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 根拠のあるものとないものが混在, 2013/8/14
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
話題の本なので購入したがこんなに世間の評価が高いのが不思議。
根拠のあるものとないものをあたかもすべて根拠があるような書き方で話をすすめており、科学的に見せかけた話題作りの本としか思えない。もちろん、中には本当の事も書いてあるが、一昔前に信じられていたが、最近は否定された考えを取り入れたりしており、筆者に都合のよい新旧混在、玉石混在の論拠をもとに作品を構成している。
もちろん患者が最終的に自分のことを決定するというのは非常に大事なことであると思うが、明らかに誤った見解を信じてしまった患者は不幸としか言いようがない。
病院に行く前にこの本を読んでもよいし、実践してもよいが、少なくとも実践したいと思う個所については本当に根拠があるのかどうかを調べたうえで「病院に行く」べきであろう。
そうでなければ、病院に行く前に読むべき本ではない。
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53 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 あなたの考えが判りません, 2013/6/19
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レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
人の医療に口出しするのはいいですが、最後に私ならこういう治療をするというコメントがどこにも見当たりません。
最近多い人のする事に文句を付けて、自分は責任を取らない態度には途中で本を投げ出しました。
今の日本は評論家が多くて自分でコロをなそうという人が少ないことに痛憤しております。
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10 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 鵜呑みにするのは危険, 2013/9/24
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
タイトルからして、脅して不安をあおる書き方の本ですが、
書いてある内容には問題があると思います。

病気に関する部分は、ほとんどが癌についての
記述であるにもかかわらず、章によっては、
すべての病気、すべての人にあてはまるかのような
印象を与えます。

薬についての章などは、「すべて薬をやめても
しばらくは薬効が続くので問題ない」という主旨の
事が書かれていますが、突然やめると命にかかわる
薬もあるのに、素人がこれを読んで、本当にやめて
しまった場合、著者はどう責任をとるつもりなのでしょうか。

医師といっても、専門が細分化されている今、
自分の専門外のことを詳しく知っているとは
思えませんが、それなのに、極端な意見を決めつける
調子で書くのは、医者として無責任だと思いました。

食についての章でも、栄養の最新知識がないのでは
と思わせる記述がいくつも見られました。数値上の
データだけをあげても、それが日本人にとって
当てはまるとは限りません。

内容として同意できる部分もありますが、すべてを
鵜呑みにするのは危険だと思います。
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 言い放し、無責任な著作, 2013/10/16
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
経験上で同調・合点する記述があると、この本に書かれてあることの
全体に対してビリーバー・鵜呑みになってしまい、がんの早期での高治癒率の段階にもかかわらず、
後々に影響をおよぼしてしまう判断をしてしまう可能性があります。
確かに、合点のいく記述もいくつかあります。しかし、当然ながら、そうでなければ本そのものが
店頭へ並ぶことはないです。そういう意味ではうがった見方をすれば巧妙です。
私は、この著作者の本を読んで思ったのは「データの摂り方の偏執⇒根拠に乏しい」⇒「言い放し・無責任」。
ここまで言い切れ、同種の本を何冊もだしているのに、何故、蚊帳の外の放射線医?
それが一番の疑問です。
13 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 知識のある人は納得しない, 2013/9/26
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
医療関係者です。
確かに、いつまでも抗がん剤や手術にすがりつく患者を診ていると、もっと幸せな道があるのにと思うことはある。

ただ、はじめから何もしないで良しとは絶対に思わない。
こういった本が世に出回り、間違った知識を広げる・・。

現場の医師が悪なのか?
いや、現場の医療者よりこの筆者の方がどれだけ「悪」なのだろうか。
世間が騒ぐネタを誇張して本を執筆する作者は金の亡者としか思えない。

知識のある人はこの本に賛同しないだろう。
この筆者は医療の何を見てきたのかと、思う。

嫌悪感でしかない一冊。
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35 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 買う価値なし, 2013/6/21
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
医師の個人的な愚痴に終始し、対応策など人任せ
タイトルに騙されて買った方は不幸です。
話のタネにもなりません。
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124 人中、65人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 医師であることを忘れた傍観者の立場だ, 2013/3/7
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
細かいことを抜きにして本著作を要約すると、
医師の独善が患者を苦しめるのみだという論調
である。

しかし、まがりなりにも著者自身が医師であり、
ただし、実際の臨床にどれだけ関わっているかは
甚だ疑問であるが、
この著作が、
命をかけ、苦しみに耐えて生を全うして逝った
患者さん方への配慮を一切欠いた、
非常に冷酷な、傍観者としての感想文でしかない。

少なくとも、読者はこういう医師に命を任せたく
ないし、著者のような医師を許せないはずである。

「本物の医師になれる人、なれない人」
小松公夫 著

は、法学的立場からであるが、本著作と読み比べる
ことで、読者らに何らかのヒントを与えてくれるだろう。
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22 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 殺そうとしているのは医者ではない, 2013/7/1
レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
私の知る限り、お医者様は本当に患者さんに治って欲しいと思っているひとばかりです。
そして看病や介護をする家族の事も思いやってくれています。
天下りの議員、国、製薬企業などが殺そうとしているのではないでしょうか?

お医者様は本当に忙しく、一人でも患者さんが減って欲しいと思っている位だと思います。
でも製薬会社の営業マンが言う事を信じて「製薬会社の人がいい薬」だと言えばそれを信じて患者に使います。
今はあらゆる薬の種類、同じ薬でも名前が違ってたりして覚えきれないと思うのです。
とはいえ添付文書の副作用などにはあらかじめ目を通して欲しいし、病院でもそういう機会を作って欲しいです。

私も病院が嫌いで行かないようにしていましたが、どうしても患者の状態(特に高齢者)というのは専門的な目で見ないとわからない所も多いので医者は絶対に必要だと思っています。

患者にとって良い先生ほど体調を壊し、色んな薬を飲んでいます。
いっその事病院は食事療法を主にする機関にしてはどうかと思います。
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112 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 買って失敗!, 2013/3/11
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レビュー対象商品: 医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 (新書)
著者の肩書きに惹かれて購入しましたが失敗でした。

批判ばかりが多く、自説の根拠がとても乏しいです。

読み進めるほど、嫌な気分になる一冊でした。
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251 人中、122人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 最近多いですよね、この手の医療不信をあおる本, 2013/2/24
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近藤理論は、がんもどき理論も独自のひらめきによるものです。
根拠はなく、本人の感想です。

おそらく文章の才能はあるのでしょう。
信者がたくさんいますから。

仮に近藤理論が正しいとしましょう。
世界中でがんに対して手術、化学療法、放射線治療を行われているのが全て間違いで
世界中の医師、研究者、学会、政府、製薬会社が利権にまみれて患者から金を巻き上げていると。

確かに医療は不確実で、手術や化学療法で早期死亡することもあります。
だから無茶苦茶な近藤理論に飛びつくのは止めた方がいいと思います。

近藤理論を信じるのは勝手です。
癌放置療法は多くの場合、生存期間の短縮をもたらしますが、医療費の削減になります。
社会的にはいいかもしれません。(皮肉ではなく)

ただしこれだけは言いたい、近藤理論を他人に勧めるのは犯罪に近いものです。
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135 人中、64人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 脳に宇宙人から電波を受信している近藤センセイ, 2013/3/14
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 むかし放射線治療の学会である日本放射線腫瘍学会の会場でお見かけしました。
若造である私から見ても全く的外れな質問を繰り返し、会場から失笑を買ってたお姿を。
「患者よ、がんと戦うな」」という素人向けのベストセラーをお書きになり、
テレビによく出ておられましたが

ご本人を自分の目で実際に見て、この人はただのアホなのでは?
と直感しました。

近藤センセイが30年前に日本に乳房温存療法の導入に情熱をかけた時代から、
いまは遠く時間は過ぎ去り、医学の進歩は続いています
団塊の世代がいつまでも老醜を晒し、腐臭漂う妄言を吐き
数少ない放射線治療医の品位を下げるのは止めてください

バカなマスゴミに持て囃されてるのが、
近藤センセイの意見が有害無益である証拠です
いつもマスゴミを批判してるネトウヨが、
医者たたきならマスゴミ論調をマンセーしてる不思議

同じ電波芸人なら西川史子センセイの方が、
若い分だけ今の日本の医療問題の論評が適格です(笑)
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90 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 最小限に削いだ印象として, 2013/3/17
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この本を読むことで 早期がんの治療を受けず そのあとに続くことに納得がいくのであればそれでいい。
後になって 公開が生まれた時に こんな無責任際まりない本がもてはやされて 誰が責任を取るのだろう?
そこは 説得し切れなかった主治医になすってくるのだろうか?

書店側に 

販売する前に
かならず
返品していただきたい本でした。
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