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子供の安楽死
2013年11月29日(金)
ベルギーの議会で、子供の安楽死が認められた。
それがいいとか悪いとか、言いたいわけではない。
なぜそんな議論があるのかに耳を傾け、日本でもちゃんと議論できるようになって欲しいだけ。
それがいいとか悪いとか、言いたいわけではない。
なぜそんな議論があるのかに耳を傾け、日本でもちゃんと議論できるようになって欲しいだけ。
子供の安楽死認める
ベルギー上院委、法案可決
共同通信社 2013年11月28日(木) 配信
【ブリュッセル共同】ベルギー上院の司法・社会問題委員会は27日、医師による安楽死を未成年の患者についても合法化する法案を賛成多数で可決した。今後、上院本会議での審議を経て下院に送られる。
同国では成人(18歳以上)の安楽死を2002年に合法化。隣国オランダは既に親の同意があれば12歳以上の未成年にも実施を認めている。
法案は、安楽死を認める最低年齢を定めない一方で患者の「正常な判断能力」と親の同意があることを条件としている。また成人の場合は精神的な苦痛を理由として認めているが、未成年については肉体的な苦痛がある場合に限定。死期が間もない患者だけに制限した。
ベルギー紙ルソワールは、合法化された場合でも実施は年間約10人にとどまると推測している。
法案をめぐっては、末期がんなど治る見込みなく闘病する子供と家族の苦痛に直面する医師らが賛成意見を述べる一方、宗教関係者は反対の声を上げている。
ベルギーでは02年の合法化以降、安楽死の報告件数は徐々に増加し、12年は約1400件。ことし10月には、性別適合手術の失敗で絶望した患者の安楽死が報じられ話題となった。
欧州ではほかにルクセンブルクで成人の安楽死が合法化されている。
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この記事へのコメント
エコノミストの今週の7月1日号のp84に「子供への安楽死を認めたベルギー、その国民性と充実した末期医療」と題する谷口長世(国際ジャーナリスト)の記事が載っています。
「ベルギーが世界で初めて子供に対する安楽死を認めた。どのような義論の末に認めることにしたのか。
ベネルクス3国は早くから安楽死を認めてきたが、底辺にある考え方を探る」とあります。
「この人殺したちめ!」ベルギー議会下院の傍聴席で叫び声を上げた男性が衛視に連れ出された」と言う書き出しで、始まります。
70年代からある議論。子供に判断力はあるのか。耐え難い痛みとの戦い。充実した緩和ケア。
最後に「今回、ベルギーで行われた子供への安楽死法の拡大は、決してあらゆる問題を解決」する回答ではない。死に向き合う、永遠の葛藤の一つの道標に過ぎないと言えるだろう。」と結んでいます。
Posted by 大谷佳子 at 2014年06月24日 03:56 | 返信
この7月1日付けのエコノミストのp84に、”子供への安楽死を認めたベルギー、その国民性と充実した末期医療”と題する谷口長世(国際ジャーナリスト)の記事が載っています。
Posted by 大谷佳子 at 2014年06月25日 11:08 | 返信
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