- << 一見、相反する命題
- HOME
- 今年もありがとうございました >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
認知症は精神病院か、在宅か?
2013年12月31日(火)
もちろん地域、あるいは住み慣れた在宅かいい施設である。
しかし今も逆行するような議論が行われていると知った。
以下、大熊由紀子さんが書かれた文章を御本人の
了解を得たうえて、転載させていただく。
とっても大事な指摘ばかり。
返り血を覚悟して発信されている大熊さんに敬意を表する。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
続・条約違反の精神病棟の看板のかけかえ
日本の人口は世界の1・7%、ところが、精神病のベッド世界の19%。
そこで、病棟の一部を「居住施設」と看板をかけかえる国際的「偽装」に
危機感をいだいた「えにし」の方々が、25日午後記者会見。
杏林大学教授、長谷川利夫さんが「批准したばかりの障害者権利条約19条では「すべての障害者が地域社会で生活する平等の権利をもつ」としている。「病棟転換型居住系施設」は、それに逆行する条約違反の政策であり、国際的に指弾されることは必至である。強く反対する」と読み上げ、池原毅和弁護士が来日中の精神障害法の専門家パーリン教授(ニューヨーク法大学院)「これは英語圏ではTransinstitutionalization(施設から施設へ主義)」という指摘を紹介しました。
配布された資料の一部を、「えにし」のHP、http://www.yuki-enishi.com/
目次上から6番目の「選んだ場所で誇りをもって」にアップしてありますが、その後、認知症ケアの草分けエスポアール出雲クリニックの高橋幸男doctorからも危機を訴えるの文章が寄せられましたので、ごく一部をご紹介しますね。「精神病床削減が数字の上では現実化するのでしょうが、地域で暮らすことになるのでしょうか。長期在院者の退院促進、地域定着の流れも、「病床転換型居住系施設」の出現でうやむやになる可能性があります」
http://www.yuki-enishi.com/異様に多いことで国際的に批判されている日本の精神病棟。その一部を「居住施設」と看板を架け替える構想が、日本精神科病院協会と厚生労働省の一部の課の二人三脚で進められようとしているのではないか。そんな心配が広がっています。その根拠は?
〇「病棟転換型居住系施設」が急浮上した経緯 ……杏林大学教授・長谷川利夫さん
〇内閣府障害者政策委員会で重大な懸念表明 ……精神科医・上野秀樹さん
〇病床転換型居住系施設 民間精神科病院の事情……精神科医・上野秀樹さん
http://www.yuki-enishi.com/senryaku/senryaku-18.pdf
http://www.yuki-enishi.com/senryaku/senryaku-17.pdf
http://hidekiueno.net/?p=966
http://www.yuki-enishi.com/senryaku/senryaku-04.pdf
- << 一見、相反する命題
- HOME
- 今年もありがとうございました >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: