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訪問入浴は超気持ちいい
2014年01月18日(土)
在宅患者さんが入られた後に、訪問入浴させて頂きました。
超気持ちよかったです。
寝たきりの患者さんには、これは最大の楽しみではないか。
超気持ちよかったです。
寝たきりの患者さんには、これは最大の楽しみではないか。
寝たきりの在宅患者さんの楽しみは少ない。
テレビ、音楽、読書、おしゃべり・・・
でもどれもダメという人も多い。
そんな人には、訪問入浴が一番の生きがいになる。
実は、これは在宅患者さんのビデオを作成しているヒトこま。
私が、末期の胃がん患者になり、在宅医療を受けて看取られる画像。
患者さんは撮れないので、私が患者さん役になっている。
看取りの医者役も私。
つまり、一人二役の素人芝居。
どんなものができるか見当がつかないが、とにかく作っている、
このビデオを見たら在宅医療を受けたくなくなった、という事態を一番懸念している。
年末年始も撮影に追われたが、これで全シーンを撮り終えた。
状態が悪い人の訪問入浴を、なぜか嫌がる家族が多い。
そんな時の、殺し文句がある。
「今やったら、1350円でお風呂に入れてもらえるけど、
死んだら7万円もするしなー・・・」
こう呟くと、みなさん
「じゃあ入れて下さい」となる。
患者さんは、「天国、天国!」と喜ばれる。
しかし入浴中に天国に行った人は、1人も経験がない。
仮にあっても、それは素晴らしいことだと思う。
大往生の一つの形ではないのか。
その訪問入浴業者が存亡の危機に立たされているという。
デイサービスなどの他の事業部門に比べて、採算性が悪いからだそうだ。
しかし訪問入浴は、絶対必要。
採算性は必ず後からついてくる。
世の中には、ヘンな医者がゴマンといる。
入棺体験をしている医者はいるが、訪問入浴したことがある医者はどうか?
両方やったのは、私だけではないのか。
私は患者さんの立場を経験したい。
患者さんの立場になると、常に違うものが見えてくる。
分刻みのスケジュールの中、こんなことをやっている。
そんな暇があったら・・・、とまた怒られそうだが。
今日は大阪、明日は埼玉で講演。
醜い写真を恥を忍んで添付する。
こんなアホな町医者を許してくれている寛大なご家族に感謝しながら。
テレビ、音楽、読書、おしゃべり・・・
でもどれもダメという人も多い。
そんな人には、訪問入浴が一番の生きがいになる。
実は、これは在宅患者さんのビデオを作成しているヒトこま。
私が、末期の胃がん患者になり、在宅医療を受けて看取られる画像。
患者さんは撮れないので、私が患者さん役になっている。
看取りの医者役も私。
つまり、一人二役の素人芝居。
どんなものができるか見当がつかないが、とにかく作っている、
このビデオを見たら在宅医療を受けたくなくなった、という事態を一番懸念している。
年末年始も撮影に追われたが、これで全シーンを撮り終えた。
状態が悪い人の訪問入浴を、なぜか嫌がる家族が多い。
そんな時の、殺し文句がある。
「今やったら、1350円でお風呂に入れてもらえるけど、
死んだら7万円もするしなー・・・」
こう呟くと、みなさん
「じゃあ入れて下さい」となる。
患者さんは、「天国、天国!」と喜ばれる。
しかし入浴中に天国に行った人は、1人も経験がない。
仮にあっても、それは素晴らしいことだと思う。
大往生の一つの形ではないのか。
その訪問入浴業者が存亡の危機に立たされているという。
デイサービスなどの他の事業部門に比べて、採算性が悪いからだそうだ。
しかし訪問入浴は、絶対必要。
採算性は必ず後からついてくる。
世の中には、ヘンな医者がゴマンといる。
入棺体験をしている医者はいるが、訪問入浴したことがある医者はどうか?
両方やったのは、私だけではないのか。
私は患者さんの立場を経験したい。
患者さんの立場になると、常に違うものが見えてくる。
分刻みのスケジュールの中、こんなことをやっている。
そんな暇があったら・・・、とまた怒られそうだが。
今日は大阪、明日は埼玉で講演。
醜い写真を恥を忍んで添付する。
こんなアホな町医者を許してくれている寛大なご家族に感謝しながら。
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この記事へのコメント
以前肺炎おこして寝込み、半月近く入浴出来ませんでした。特に風呂好きではないのですが、やっと入浴した時、あー、極楽極楽と、とても気持ち良かったのを覚えています。
訪問入浴で入浴、デイサービスで色々な生活の手助けをしてもらう、両方あるのが在宅で療養中であれ、普通の生活だと思いますが、何故訪問入浴業者、デイサービスと別れ、訪問入浴業者が採算性で存亡の危機、となるのでしょう。
先生、気持ち良さそうですね。ビデオ完成したら、是非YouTubeなり、アップしてください。拝見したいです。
Posted by 小畑ふみこ at 2014年01月18日 03:18 | 返信
本当に長尾先生は素晴らしく面白い!!ブログを通じて感じられるお人柄に、いつも心が温かくなります。お体に気をつけて頑張ってください。
Posted by 匿名 at 2014年01月18日 04:26 | 返信
長尾先生は「死ぬ前に、認知症になって、うちの美人看護師に、お風呂に入れて貰うのが夢」と仰っていたから、実現して良かったですね。
その美人看護師さんかどうか分かりませんが、確かに羽田美智子さんより美人の看護師さんが、「私、結婚してるんです。済みません、すみません。」と仰っていました。
でも、眼差しは斜め前方で、何だかうれしそうでしたよ。
聴講している患者さんは、彼女が何故謝っているのかさっぱり分からなかったと思います。他の病院の看護師さんはどう思ったかは不明。
因みに、うちの父は訪問入浴で、風邪をこじらせて、死んだので、母は訪問入浴はしていません。春と夏と秋だけお願いするというのも悪い気がしますし。
Posted by 匿名 at 2014年01月19日 03:09 | 返信
私も、訪問入浴を体験してみたい。
末期がんの方。
訪問入浴の皆さんがきてくださった時、レベルが下がって、血圧が70台になった。
酸素5Lマスクで吸っているのに、唇も、爪も紫色になっている。
お風呂が大好きな方です、ご家族が、お風呂に入れたいとおっしゃって、入浴されました。
その後、
レベルが上がって、顔色が良くなって、爪の色も良くなってきました。
とっても、いい笑顔になって、頷いて、しっかり力強く、手を握り返してくれた。
ご家族は、ホントにあのまま、死ぬかと思った。でも、戻ってきたんだよ。とおっしゃった。
その夜中、旅立った。
残されたご家族は、本当によかった。最後にお風呂に入れて、よかったと、、、、。
自分の最後の最後の時間を何に使うのか、
この入浴は、最後のプレゼントでしたね。
遺された家族も穏やかな姿を見たら、これからの人生を強く、生きていくことができますよね。と思った。
Posted by 宮ちゃん at 2022年03月31日 12:28 | 返信
キャァッ
先生のお胸キレイ…
ポッ
Posted by 國本 直子 at 2022年07月15日 08:44 | 返信
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