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暮らしの保健室

2014年02月21日(金)

今日は、秋山正子さんの講演を拝聴した。
秋山さんは「暮らしの保健室」を主宰されて、大きな成果を上げておられる。
地域包括ケアの新しいカタチを提案された。
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それなり(?)の専門職に話すだけで、心が落ち着く老人が沢山いる。
傾聴も医療者の大切な仕事だが、なかなかできていない。

聴いてもらうのは看護師さんがいい。
医者には話せないことも看護師さんには話せる。

必要なら病院や行政とも連携するのは当然のこと。
最近は、がん医療の相談が増えてきたという。

秋山さんのお話は何度聞いても、目からウロコ。
素晴らしい視点と実践がある偉大な看護師さんだ。

「暮らし」という言葉がいい。
これからは、生活を支える医療なのだ。

「保健室」という言葉もいい。
秋山さんは保健師でもあるのだ。

訪問看護師は、患者さんの家に行くばかりがのうじゃない。
くつろげる場所でゆっくり話を聴くのも、仕事のうち。

すなわち、訪問先は患者の家ではなく、時に「地域」。
そんな「暮らしの保健室」が全国に増えているという。

英国にあるものが原型だと秋山さんは言う。
そういえば、 西宮のつどい場もこれに近い。

形はどうでもいい。
ありのままの姿を晒し出せる場が、これからの医療介護には必要なのだ。

秋山さんに万歳。
爪の垢でも飲ませてもらおう。

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この記事へのコメント

保健所も福祉事務所も中学校区単位であればいいのに。いやあるべきです。それが地域包括ケア。

Posted by 社会福祉士河本健二 at 2014年02月24日 04:27 | 返信

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