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今「平穏死という親孝行」が嬉しい

2014年03月20日(木)

毎日、全国の見知らぬ読者からお便りを頂く。
どれもlこれも、ほんとうに勇気づけられる手紙ばかりだ。
先日、「平穏死という親孝行」という拙書への感謝の手紙が届いた。
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http://www.drnagao.com/pdf/media/related_article/tegami20140317.pdf

こんな手紙を読んだときに、「ああ、この本を書いてよかった!」と思う。
これは親の終末期医療で悩む子供世代のために書いた本だ

沢山の本を書いているので、それぞれに込めた想いを比較するのは難しい。
しかしそれぞれの本に、当然、それぞれの深い思い入れがある。

「平穏死という親孝行」は、子供世代(40~60歳代)に向けた本。
終末期を前にした本人が読む本では無い。

その意図が通じる人がこの世にいること自体が嬉しい。

http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%B9%B3%E7%A9%8F%E6%AD%BB%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E8%A6%AA%E5%AD%9D%E8%A1%8C-~%E8%A6%AA%E3%82%92%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%81%AB%E7%9C%8B%E5%8F%96%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%8C%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%8D27%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8~-%E9%95%B7%E5%B0%BE%E5%92%8C%E5%AE%8F/dp/4803004501/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1360841183&sr=1-1

本当は、「全国民に読んでほしい」と願いながら書いた。
この国の終末期を歪めているのは、「家族」であるからだ。

というのも、無茶苦茶なことを言う家族(子供)と毎日、対峙している。

いわゆる、
遠くの長男問題。
遠くの長女問題。
遠くの親戚問題。

親の終末期医療と対峙している方は、是非、ご一読を説明する。

この本が世に出て、ちょうど1年になる。
3万部も売れたが、もっと沢山の人に読んでほしい。

全国民に届くには、100万部は突破しないと。


PS)

今日、「ばあちゃん・・・」が、五刷り、4万部突破との知らせが入った。
まだ3刷りが刷り上がっていないのに、4刷り、5刷りが決まるのは異例とのこと。

たった1ケ月で、とても沢山の人に読んで頂き、著者冥利につきる。
私に入るすべての印税は、福島県相馬市の震災孤児に全額行くのでご安心を。


アマゾンでは、もう入手できない(1ケ月近くもかかる??)らしい。
近くの書店にもないそうだが、注文を出しておけばそのうち手に入るだろう。
http://www.drnagao.com/pdf/media/otherpaper/mainichi20140312.pdf

今日は、昼から京都で市民に講演。
夜は滋賀のお医者さんたちに講演。

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

はじめまして 
仕事をしながら昨年暮れから自宅で母親の介護を始めました。
やっと 生活になれたくらいの3ヵ月少しの昨日
私の不注意から 母親がベッドから落ちて骨にひびが入ってしまいまして
入院してしまいました。、、、
で、落ち込んでいても仕方がないので これを機会に 山ほど本を読んでいこうと思っております。そんなこんなで 散策していたら 先生の本に行き当たりました。
先生の本は地元の本屋さんに頼んで手に入れることにします。
小さい本屋さんのともし火を消したくないという気持ちからです。

先生
遠くの ◎◎問題 は
私にとっては 近くの ◎◎問題と置き換えられます。
隣に住んでいても
頼めないことは頼めないし理解もしてもらえなくて当たり前だと思っていますので
母親を中心にしたケアマネほかチームの写真を一枚一枚ラミネート加工しながら
壁にマッピングして喜んでいる私は まだ 余裕があるのでしょうね。
お金はないが それも全面的にケアマネに話しまして
いまのところ 母親の年金を管理してくれている家人に頼みまして 
この先 いつ終わるともしれない 介護を続けて行こうと思います。
先生
私の歯のお医者さんも ゴルフ大好き 離婚でもめたときにスコアが上がった
待合室のマンガも「あがってなんぼ」 再婚した奥さんと最近数字が一緒になって不機嫌と
仕事以外はゴルフ一色ですが
長生きしてくださいね と 頼んでおります。
主治医がいなくなったら こまるのは 患者
俺しかできない って のが 困るんです。
だから 私は 自分しかできないという介護の仕方をしないことにしました。
看取りがまち全体でできるなんていう事は望みませんが、せめて 身近にいる人が
できたらなあとおもってます。
おかあさんは すでに 私を子供だとは思ってません。妹だという時もあります。
私は 53歳で 母親は91歳になりますが 本人はまだ結婚してないから子供がいないといっております。ははは

せんせい ご自愛くださいね。★飛雄馬のお姉さんのように ネット画面の向こう側から
先生のご活躍を拝見しております。

Posted by gavo-22 at 2014年03月21日 10:16 | 返信

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