飛行機は、だいたい最短経路を飛ぶ。
中部国際空港から鹿児島行きは、面白い。

お伊勢さん、熊野、新宮の上空を通る。
要は熊野古道を上から見られる。

細長い湖がいくつかある山奥を一望できる。
そして白浜の上空を通過するときに、高野山がわずかに見える。

紀伊水道上空を通過したら、室戸岬上空を通過する。
空海さんが悟りを開いた場所でもある。

桂浜を眼下に、遠くに雪を頂く四国山脈が美しい。
そして足摺岬上空を通過して、鹿児島空港に着く。

神様と空海さんの足跡をなぞるような飛行ルートである。

鹿児島空港から奄美空港までがまた面白い。

桜島の噴火口を眼下に見たら、指宿の開聞岳上空を通過。
眼下に煙をあげる硫黄島を見ながら、遠くに、屋久島が見える。

奄美諸島を眺めながら、奄美空港に到着した。

３月２３日（日）　奄美大島より

 

在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク

第２０回全国の集い・奄美プレ大会に参加するため

鹿児島県の奄美大島に職員たちと来ています。

 

テーマは独居高齢者を支えるシマ（地域）づくり

まさに朝日新聞アピタルに書いてきたことの集大成の

ような研究会に参加して勉強しています。

 

奄美も人口減少に悩んでいるようです。

日本中どこに行っても、高齢化と終末期、そして

独居の問題だらけです。

 

独居の看取りで有名な岐阜の小笠原先生と踊り、

朝風呂に入り、朝飯を食べました。

トータルヘルスプランナー（ＴＨＰ）の話を伺った。

 

尼崎には奄美出身者が何万人もおられます。

昨夜は、懇親会で奄美の民謡に合わせて参加者全員で

奄美の踊りを踊り、奄美を感じました。

 

奄美大島には、ファミリークリニックネリヤの徳田先生

という凄い先生がおられる関係もあり奄美での開催です。

全国から独居の高齢者を支える人たちが集っています。

 

奄美と言えば、この春の甲子園に奄美から初めて

大島高校が出るそうで町中が盛り上がっていました。

大島高校の活躍も祈っています。