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質問に回答します(その2 宗教と科学)
2014年05月02日(金)
もうひとつ「再考を願う」との書き込みを頂いたのは「宗教と科学」への質問。
これは壮大なテーマであり、それだけで1冊の本になる内容であるのだが。
高名な先輩医師からの質問なので、要点のみ回答させて頂くことでご容赦を。
これは壮大なテーマであり、それだけで1冊の本になる内容であるのだが。
高名な先輩医師からの質問なので、要点のみ回答させて頂くことでご容赦を。
読者からのコメント
初めてコメントさせていただきます。日頃当ブログを読ませて頂いております。同じ内科医として長尾先生の素晴らしい在宅医療や尊厳死、平穏死の精力的な啓蒙活動に頭の下がる思いです。特に4月21日の(毎日が「平穏死」)は感銘を受けました。深夜に及ぶ毎日の往診、そしてそれを無私なる感謝の心で行っている件はマザーテレサに通じるものを感じます。そんな毎日のブログの中で、4月26日の(STAP論文事件に思う)はひどく違和感を感じました。少しでも研究をかじった経験のある小生から見ても、小保方氏の論文作成の過程は非難されても仕方がないと思います。しかしそれはマナーの問題でマターの問題ではないはずです。本人が堂々とSTAP細胞はあると言っており、論文の結果はそれを示していると思います。小生は20年来の幸福の科学の信者ですが、記者会見の前日、大川隆法総裁により小保方氏の守護霊に対するインタビューが行われました。それを小生もリアルタイムで拝聴しましたが、小保方氏は高邁な意見を述べられ、偉大な科学者であると思いました。長尾先生が幸福の科学に言及したもとは、この霊言で大川総裁が冗談で小保方氏が行くところがなかったら来年開学予定の幸福の科学大学に来てもらったらと言ったことを指すと思われます。長尾先生が霊言を信じるかどうかは存じませんが、宗教を軽視する発言は看過できません。本来科学は、神の創られた世界の中で真理を追求するももであり、真の科学は真の宗教とイコールのはずです。小保方氏の罪を殺人鬼である麻原と並べるのは如何なものでしょうか。ご再考を給われば幸いです。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
幸福の科学のドクターからのご意見への私の回答。
>本人が堂々とSTAP細胞はあると言っており、論文の結果はそれを示していると思います。
➔前の記事でも書かせて頂いたように、基本的には私は、示していないと認識しています。
「ある」と「あると思う」は、まったく別物であると。
厳密には、時代が変わると、真理と信じられていたことが真逆に変わることもあります。
たとえば、16世紀のイタリアのフィレンチェに生きたガリレオガリレイはその一人。
しかしその時代には、その時代の「真理」があると信じることしかできないはず。
それは、人間は、その時代を生きることしかできないから仕方がない。
>小生は20年来の幸福の科学の信者ですが、記者会見の前日、
>大川隆法総裁により小保方氏の守護霊に対するインタビューが行われました。
➔残念ですが、STAP騒動と、大川総裁のインタビューは関係無いと存じます。
そこに関係性を見い出すか、見出さないかは、信者か信者でないかの違いであり、
両者を一緒に論じることは、私にはできません。申し訳ございません。
>小保方氏は高邁な意見を述べられ、偉大な科学者であると思いました。
➔私は、そうは思いません。
科学者の態度ではありません。
だから書いています。
>長尾先生が霊言を信じるかどうかは存じませんが、宗教を軽視する発言は看過できません。
➔「霊言を信じる」という意味が理解できませんが、空海の霊言を信じています。
宗教を軽視していません。
私の中では、常に宗教があります。
ちなみに、仏教と神道(宗教ではないかもしれませんが)を、信仰しております。
>本来科学は、神の創られた世界の中で真理を追求するももであり、
➔仰せのように、神道でいうところの「神」の創られたものであると思います。
>真の科学は真の宗教とイコールのはずです。
➔とは言えないと、思います。
それが「神」であれば賛成ですが、
「特定の宗教」であれば、イコールであるとは思いません。
もしイコールであれば、大変なことになるのでは。
それぞれの人の考え方によるものだと思います。
キリスト教、イスラム教、それぞれだと思います。
>小保方氏の罪を殺人鬼である麻原と並べるのは如何なものでしょうか。
ご再考を給われば幸いです。
➔幸福の科学を、殺人鬼・麻原と並べるつもりは毛頭ありません。
ただ「宗教」という譬えを使うために、麻原を持ちだしただけです。
そう形容しないと一般の人が理解できないのではと思いました。
もし誤解を与えるようであれば、記事を訂正いたします。
初めてコメントさせていただきます。日頃当ブログを読ませて頂いております。同じ内科医として長尾先生の素晴らしい在宅医療や尊厳死、平穏死の精力的な啓蒙活動に頭の下がる思いです。特に4月21日の(毎日が「平穏死」)は感銘を受けました。深夜に及ぶ毎日の往診、そしてそれを無私なる感謝の心で行っている件はマザーテレサに通じるものを感じます。そんな毎日のブログの中で、4月26日の(STAP論文事件に思う)はひどく違和感を感じました。少しでも研究をかじった経験のある小生から見ても、小保方氏の論文作成の過程は非難されても仕方がないと思います。しかしそれはマナーの問題でマターの問題ではないはずです。本人が堂々とSTAP細胞はあると言っており、論文の結果はそれを示していると思います。小生は20年来の幸福の科学の信者ですが、記者会見の前日、大川隆法総裁により小保方氏の守護霊に対するインタビューが行われました。それを小生もリアルタイムで拝聴しましたが、小保方氏は高邁な意見を述べられ、偉大な科学者であると思いました。長尾先生が幸福の科学に言及したもとは、この霊言で大川総裁が冗談で小保方氏が行くところがなかったら来年開学予定の幸福の科学大学に来てもらったらと言ったことを指すと思われます。長尾先生が霊言を信じるかどうかは存じませんが、宗教を軽視する発言は看過できません。本来科学は、神の創られた世界の中で真理を追求するももであり、真の科学は真の宗教とイコールのはずです。小保方氏の罪を殺人鬼である麻原と並べるのは如何なものでしょうか。ご再考を給われば幸いです。
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幸福の科学のドクターからのご意見への私の回答。
>本人が堂々とSTAP細胞はあると言っており、論文の結果はそれを示していると思います。
➔前の記事でも書かせて頂いたように、基本的には私は、示していないと認識しています。
「ある」と「あると思う」は、まったく別物であると。
厳密には、時代が変わると、真理と信じられていたことが真逆に変わることもあります。
たとえば、16世紀のイタリアのフィレンチェに生きたガリレオガリレイはその一人。
しかしその時代には、その時代の「真理」があると信じることしかできないはず。
それは、人間は、その時代を生きることしかできないから仕方がない。
>小生は20年来の幸福の科学の信者ですが、記者会見の前日、
>大川隆法総裁により小保方氏の守護霊に対するインタビューが行われました。
➔残念ですが、STAP騒動と、大川総裁のインタビューは関係無いと存じます。
そこに関係性を見い出すか、見出さないかは、信者か信者でないかの違いであり、
両者を一緒に論じることは、私にはできません。申し訳ございません。
>小保方氏は高邁な意見を述べられ、偉大な科学者であると思いました。
➔私は、そうは思いません。
科学者の態度ではありません。
だから書いています。
>長尾先生が霊言を信じるかどうかは存じませんが、宗教を軽視する発言は看過できません。
➔「霊言を信じる」という意味が理解できませんが、空海の霊言を信じています。
宗教を軽視していません。
私の中では、常に宗教があります。
ちなみに、仏教と神道(宗教ではないかもしれませんが)を、信仰しております。
>本来科学は、神の創られた世界の中で真理を追求するももであり、
➔仰せのように、神道でいうところの「神」の創られたものであると思います。
>真の科学は真の宗教とイコールのはずです。
➔とは言えないと、思います。
それが「神」であれば賛成ですが、
「特定の宗教」であれば、イコールであるとは思いません。
もしイコールであれば、大変なことになるのでは。
それぞれの人の考え方によるものだと思います。
キリスト教、イスラム教、それぞれだと思います。
>小保方氏の罪を殺人鬼である麻原と並べるのは如何なものでしょうか。
ご再考を給われば幸いです。
➔幸福の科学を、殺人鬼・麻原と並べるつもりは毛頭ありません。
ただ「宗教」という譬えを使うために、麻原を持ちだしただけです。
そう形容しないと一般の人が理解できないのではと思いました。
もし誤解を与えるようであれば、記事を訂正いたします。
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この記事へのコメント
ご回答ありがとうございます。超多忙な先生に論戦を挑み、お手間を取らせることは小生の本意ではございません。先生の日頃の超人的な活動に対する敬意ゆえの事とご理解下さい。
今回のご回答に対して少しばかりの意見をお許し下さい。
まずその時代の人にはその時代の「真理」しか理解できないとのことですが、この「真理」を「常識」に置き換えれば納得できます。
「真理」は不変です。ガリレオの時代に彼を異端審問にかけた人々の「常識」が「真理」とは思えません。2000年前のイエスを十字架にかけたユダヤの人々の「常識」が「真理」とは思えません。現代の日本で小保方氏をバッシングしている人々が、イエスを十字架にかけたユダヤの人々やガリレオを異端審問にかけた人々と重なるように思えて仕方がありません。奇しくも小保方氏の霊言で、小保方氏の過去世が、ガリレオその人であり、ギリシャのヒポクラテスであることが明らかにされました。
今大切なことは、小保方氏にSTAP細胞の研究を完成してもらうことであります。この研究を潰してしまうことは、日本のいや人類の取り返しのつかない損失であると思います。
Posted by 上山裕也 at 2014年05月02日 07:51 | 返信
宗教が科学と同じ土俵に立ちたいなら、科学と同じ検証作業を経なければならないし、宗教のいう『真理』など、病気の理解や本質的治療には無力です
宗教が科学と肩を並べたいなら、『オッカムの剃刀』で削ぎ落としてあげましょう
少なくとも『幸福の科学』が遺せる科学理論はないもない
Posted by スピノザ at 2014年05月03日 04:12 | 返信
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