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鹿児島県医師会の懐の深さ
2014年06月01日(日)
全国を回っていると、「医師会」ってなんだろう、と思う時がある。
「医師会とは患者さんのための組織」と信じて私自身も尼崎市医師会、尼崎市民
のためにこの10数年間、さまざまな活動に時間と労力を割いてはきているが・・・
「医師会とは患者さんのための組織」と信じて私自身も尼崎市医師会、尼崎市民
のためにこの10数年間、さまざまな活動に時間と労力を割いてはきているが・・・
世間やマスコミでは「悪」の代名詞のように使われる「医師会」。
「日教組」や「連合」も、どこか似たような響きがある。
「日弁連」や「全日本宗教連盟」なども、どこか似た匂いを感じる。
それぞれ、そもそも誰にとって必要な組織なのか?
・当事者?
・それとも市民や相手さん??
この2年間、いろんなところに講演に伺うと、土地土地の医師会の会長さんとお会いする。
都道府県や市町村の会長さんには、実に素晴らしい人が多い。
ところが、日本医師会となると、一部の理事は国会議員のように明らかに高圧的だ。
尊敬できる人もいるが、とても尊敬できない人もいるのはどこの組織でも同じだろう。
市町村医師会の理事=市会議員
都道府県医師会の理事=県会議員
日本医師会の理事==国会議員、
と例えれば、一般の人には分り易いかも。
日本医師会から国政に出られた先生が「尊厳死、平穏死」にずっと反対されているようだ。
そうした影響もあって都道府県によっては、長尾の扱いに悩んでいる医師会もあるそうだ。
市町村医師会レベルで問題にならなくても、都道府県医師会では問題になるところがある、
と、行く先々で必ず親切な先生がいてわざわざ告げ口をしてくれるが、とっくに知っている。
「そんな問題じゃないんだ」というのが医師会の役割、だと内心、思っている。
「医師会は平穏死フォーラムで名誉挽回を!」と日本医事新報にも書いた。
そうした複雑な空気を感じていないようなフリをしながら、細かな観察を続けている。
そんな密かなウオチングの中で、「そんなもん知らんな」という感じの医師会がある。
鹿児島県医師会と鹿児島県医師会長さんだ。
昨日の講演会の予告をちゃんと医師会報に1ページ丸丸使って載せてくれていた。
会場には、「後援、鹿児島県医師会」とちゃんと垂れ幕にも書いてある。
私も30年間、医師会員なので、こんな嬉しいことはない。
実は、昨秋に講演したときも、鹿児島県医師会館がその会場だった。
満員だった。
鹿児島県は歴史を動かしてきただけあって、中央にいチイチ、変な気を使っていない。
いいものはイイ、必要な必要なものはヒツヨウ、のような臨機応変さがある。
ハッキリ言って、すごいことだと思うし、医事新報に書いたとうりの医師会なのだ。
その辺のおおらかさ、懐の深さが素晴らしい、珍しい医師会なのだ。
医師会といっても、「イシカイ」という名前の人が要る訳ではない。
所詮は、現場の人間の集まり。
しかし一旦、「組織」となると、いくら人間が良くてもかなり変わってしまうことが多い。
その辺は、政治の世界でも日々みてとれる。
鹿児島大学にも呼んでいただいている。
歌を歌ってもいいよ、と昨日は言われた。
鹿児島老施協さんには、今年も呼んで頂いた。
昨年、そこではなんと4時間半の講演をした。
なにもかもが、ケタはずれ。
寛大で、おおらか。
離島や大陸や火山を相手にしているので
小さなことなどイチイチ気にしない、のが私が感じる鹿児島人観だ。
「日教組」や「連合」も、どこか似たような響きがある。
「日弁連」や「全日本宗教連盟」なども、どこか似た匂いを感じる。
それぞれ、そもそも誰にとって必要な組織なのか?
・当事者?
・それとも市民や相手さん??
この2年間、いろんなところに講演に伺うと、土地土地の医師会の会長さんとお会いする。
都道府県や市町村の会長さんには、実に素晴らしい人が多い。
ところが、日本医師会となると、一部の理事は国会議員のように明らかに高圧的だ。
尊敬できる人もいるが、とても尊敬できない人もいるのはどこの組織でも同じだろう。
市町村医師会の理事=市会議員
都道府県医師会の理事=県会議員
日本医師会の理事==国会議員、
と例えれば、一般の人には分り易いかも。
日本医師会から国政に出られた先生が「尊厳死、平穏死」にずっと反対されているようだ。
そうした影響もあって都道府県によっては、長尾の扱いに悩んでいる医師会もあるそうだ。
市町村医師会レベルで問題にならなくても、都道府県医師会では問題になるところがある、
と、行く先々で必ず親切な先生がいてわざわざ告げ口をしてくれるが、とっくに知っている。
「そんな問題じゃないんだ」というのが医師会の役割、だと内心、思っている。
「医師会は平穏死フォーラムで名誉挽回を!」と日本医事新報にも書いた。
そうした複雑な空気を感じていないようなフリをしながら、細かな観察を続けている。
そんな密かなウオチングの中で、「そんなもん知らんな」という感じの医師会がある。
鹿児島県医師会と鹿児島県医師会長さんだ。
昨日の講演会の予告をちゃんと医師会報に1ページ丸丸使って載せてくれていた。
会場には、「後援、鹿児島県医師会」とちゃんと垂れ幕にも書いてある。
私も30年間、医師会員なので、こんな嬉しいことはない。
実は、昨秋に講演したときも、鹿児島県医師会館がその会場だった。
満員だった。
鹿児島県は歴史を動かしてきただけあって、中央にいチイチ、変な気を使っていない。
いいものはイイ、必要な必要なものはヒツヨウ、のような臨機応変さがある。
ハッキリ言って、すごいことだと思うし、医事新報に書いたとうりの医師会なのだ。
その辺のおおらかさ、懐の深さが素晴らしい、珍しい医師会なのだ。
医師会といっても、「イシカイ」という名前の人が要る訳ではない。
所詮は、現場の人間の集まり。
しかし一旦、「組織」となると、いくら人間が良くてもかなり変わってしまうことが多い。
その辺は、政治の世界でも日々みてとれる。
鹿児島大学にも呼んでいただいている。
歌を歌ってもいいよ、と昨日は言われた。
鹿児島老施協さんには、今年も呼んで頂いた。
昨年、そこではなんと4時間半の講演をした。
なにもかもが、ケタはずれ。
寛大で、おおらか。
離島や大陸や火山を相手にしているので
小さなことなどイチイチ気にしない、のが私が感じる鹿児島人観だ。
このたびURLを下記に変更しました。
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この記事へのコメント
先生は以前、下垂体機能低下症についてブログを書かれていらっしゃいますが、もっと色々な情報が知りたいと思っております。
私はACTH単独欠損症と診断され数十年経ちますが、1年に1度の決まった検査のみで、毎月担当医にコートリルを渡されるだけの診察です。
質問しても担当医は詳しくはなく、最近は高血圧・狭心症・・・と様々な症状が出てかなり不安になっています。
先生の記事にも書かれていらっしゃいましたが、同じ病気の方で担当医に「沢山のデータがないからはっきりは言えないが平均寿命は生きられない。短命だと思われる」と言われた方もいらっしゃいます。
体調もあまり良くなく「この先何年生きられるのか」と考えてしまう事も増えました。
不安を抱える事が狭心症にはよくないことも理解しているつもりですが、主治医には伝わりません。
難病で特定疾患である事で、治療方法も原因等もわかっていないのは私もよくわかります。
それでも少しずつでも何かを発信していただける方がいらっしゃると嬉しいのです。
わがままなお願いと知りつつ、先生が下垂体機能低下症の患者さんをみていらっしゃるならば情報を発信していただきたいと願います。
Posted by ゆかり at 2014年06月03日 10:13 | 返信
大変なご病気、ご心痛はどんな言葉を使っても、お察しできないのは重々承知しております。
担当医はご病気に詳しくないような記述ですが、役所に問い合わせ、お住まいの近くの詳しい医師はいないか、調べるというのは無理でしょうか?医師を変えるというのは難しいのでしょうね。
下垂体関係の病にも色々あるようですが、検索してみますと、患者会、患者さんのブログ等あるようです。
ブログを訪れ、話をなさって見るのはどうでしょう?
情報や、不安発散の助けにならないでしょうか?
赤の他人が偉そうなことを申し上げました。
小畑ふみこからゆかりへの返信 at 2014年06月04日 09:27 | 返信
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