- << 大熊由紀子さんの活動
- HOME
- 医療崩壊のすすめ >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
抗がん剤について2つ講演した
2014年06月28日(土)
今日は、特別な日だった。
今日のテーマはどちらも、「死」ではなく、「がんと抗がん剤」だった。
質問コーナーでは患者さんから大きな勇気をもらった午後となった。
今日のテーマはどちらも、「死」ではなく、「がんと抗がん剤」だった。
質問コーナーでは患者さんから大きな勇気をもらった午後となった。
1つ目は、朝日カルチャーの特別講座に150人も来てくれた。
演題は「治療したほうがいいガン、治療しなくてもいいガン」
最初、この演題を言ったら、朝日カルチャーから怒られた。
「治療しなくてもいいガンなんて本当にあるのですか?」と。
近藤誠氏と間違えられたのかな。
でも私は極論ではなく中庸の現実論を話すだけなのだが。
その後、「大阪QOLの会」という乳がんの患者会で講演。
演題はズバリ、「医療否定本に殺されないために」。
乳がんの患者さんたちを前に、、好きなことを話した。
今日の2つの講演は自分にとっても貴重な機会だった。
講演後の質問は、近藤誠に関するものばかり。
「近藤誠はなぜ捕まらないのか?」と、呼び捨ての質問も。
彼女(乳がん患者さんの家族)は、本気で怒っていた。
「近藤誠みたいな医者を、なぜ医療界は放置しているのか?」
「あんな本が何故、売れるのですか?みんな、迷惑している」
「患者の抗がん剤治療の邪魔になるのですが」・・・
これは医者ではなく、今日、お出会いした乳がん患者さんたちの意見。
みんな本当に迷惑している様子だった。
ユーチューブでみなさんに中継したいような近藤批判ばかり。
質問というより、怒りをぶつける患者さんたち。
中には、抗がん剤治療についての印刷物を書いたがん患者さん本人が、
匿名の近藤教信者さんに攻撃されて参っている、という相談まであった。
「でも悪いのは教祖であって、カルト信者さんに罪は無い。
信者さんは、所詮、傍観者か被害者だから」と答えた。
そう話しているうちに、なぜかオウムの菊池直子さんの話になってしまった。
「彼女は悪くないよ」といいながら、何でこんな話になるんだろうとも思った。
いろんな講演をするが、今日のような講演は初めての体験。
匿名のカルト信者さんの攻撃に遭っているのは私だけではなく、乳がん患者さんもだった!
私は医者なので攻撃対象になるのだろうが、がんと闘病中の患者さんまで攻撃するとは。
カルト信者さんの蛮行がそこまで行っていることを知り、メラメラと怒りがこみあげてきた。
近藤教により、乳がんを放置して不幸な結果になった例も何例か紹介された。
近藤教はがん医療の現場に、無用な混乱を招いていることがよく分かった。
勝手な妄想を蔓延させることは、少なくとも医者のやることではない。
カルト信者さんも、闘病中のがん患者さんを攻撃してどうするんだ。
近藤教は、これからがん医療を受ける患者さんの権利を奪っているだけでなく、
現在治療中で上手くいっている患者さんのQOLまでも損ねていることを知った。
それは医者ではない。
出来の悪い医者の私でも分かる。
でも最近の拙書のアマゾン評価に1をつけているのは、全員、近藤教の信者さんたち。
たぶん、100万冊あるアマゾンの本のなかで、ほぼオール1は私の本ぐらいだろう。
洗脳の深さや思い込みの強さがよく分かる。
また「不都合な真実」を消し去りたいのだろうか。
信者さんは、みなさん、データとかクオリテイとかエビデンスという言葉が大好き。
エビデンスの意味を知らない人が、エビデンスという言葉を武器として振り回す時代。
私は、極論を書かない。
現実論しか書けない。
エビデンスは無い。
あるのは経験だけ。
近藤氏もエビデンスは無い。
あるのは、妄想だけ。
医学書と一般書の区別がつかない一般読者たち。
医学論文を読んだことない人、書いたことない人が、あれを医学書だと思っている現実。
頭の良い知識人やメデイアは、私のような無能力では満足しない。
かくして日本の医療は、極論ブームという異様な現実の中にある。
判断するのは患者さん自身。
私の評価なんてどうでもいい。
上手に現代医療を利用して欲しい。
主治医と納得いくまでよく話合って欲しい。
幸せながん医療を。
満足できるがん医療を。
町医者にはそれしか言えないし、できない。
最後は自分で決めてください。
3万円の近藤証書を握って、わざわざ尼崎まで泣きに来る患者さんたちには
そう言って、慰めている。
普通の医者は、「あほらし」で終わり。
つくずくバカな町医者だと思う。
演題は「治療したほうがいいガン、治療しなくてもいいガン」
最初、この演題を言ったら、朝日カルチャーから怒られた。
「治療しなくてもいいガンなんて本当にあるのですか?」と。
近藤誠氏と間違えられたのかな。
でも私は極論ではなく中庸の現実論を話すだけなのだが。
その後、「大阪QOLの会」という乳がんの患者会で講演。
演題はズバリ、「医療否定本に殺されないために」。
乳がんの患者さんたちを前に、、好きなことを話した。
今日の2つの講演は自分にとっても貴重な機会だった。
講演後の質問は、近藤誠に関するものばかり。
「近藤誠はなぜ捕まらないのか?」と、呼び捨ての質問も。
彼女(乳がん患者さんの家族)は、本気で怒っていた。
「近藤誠みたいな医者を、なぜ医療界は放置しているのか?」
「あんな本が何故、売れるのですか?みんな、迷惑している」
「患者の抗がん剤治療の邪魔になるのですが」・・・
これは医者ではなく、今日、お出会いした乳がん患者さんたちの意見。
みんな本当に迷惑している様子だった。
ユーチューブでみなさんに中継したいような近藤批判ばかり。
質問というより、怒りをぶつける患者さんたち。
中には、抗がん剤治療についての印刷物を書いたがん患者さん本人が、
匿名の近藤教信者さんに攻撃されて参っている、という相談まであった。
「でも悪いのは教祖であって、カルト信者さんに罪は無い。
信者さんは、所詮、傍観者か被害者だから」と答えた。
そう話しているうちに、なぜかオウムの菊池直子さんの話になってしまった。
「彼女は悪くないよ」といいながら、何でこんな話になるんだろうとも思った。
いろんな講演をするが、今日のような講演は初めての体験。
匿名のカルト信者さんの攻撃に遭っているのは私だけではなく、乳がん患者さんもだった!
私は医者なので攻撃対象になるのだろうが、がんと闘病中の患者さんまで攻撃するとは。
カルト信者さんの蛮行がそこまで行っていることを知り、メラメラと怒りがこみあげてきた。
近藤教により、乳がんを放置して不幸な結果になった例も何例か紹介された。
近藤教はがん医療の現場に、無用な混乱を招いていることがよく分かった。
勝手な妄想を蔓延させることは、少なくとも医者のやることではない。
カルト信者さんも、闘病中のがん患者さんを攻撃してどうするんだ。
近藤教は、これからがん医療を受ける患者さんの権利を奪っているだけでなく、
現在治療中で上手くいっている患者さんのQOLまでも損ねていることを知った。
それは医者ではない。
出来の悪い医者の私でも分かる。
でも最近の拙書のアマゾン評価に1をつけているのは、全員、近藤教の信者さんたち。
たぶん、100万冊あるアマゾンの本のなかで、ほぼオール1は私の本ぐらいだろう。
洗脳の深さや思い込みの強さがよく分かる。
また「不都合な真実」を消し去りたいのだろうか。
信者さんは、みなさん、データとかクオリテイとかエビデンスという言葉が大好き。
エビデンスの意味を知らない人が、エビデンスという言葉を武器として振り回す時代。
私は、極論を書かない。
現実論しか書けない。
エビデンスは無い。
あるのは経験だけ。
近藤氏もエビデンスは無い。
あるのは、妄想だけ。
医学書と一般書の区別がつかない一般読者たち。
医学論文を読んだことない人、書いたことない人が、あれを医学書だと思っている現実。
頭の良い知識人やメデイアは、私のような無能力では満足しない。
かくして日本の医療は、極論ブームという異様な現実の中にある。
判断するのは患者さん自身。
私の評価なんてどうでもいい。
上手に現代医療を利用して欲しい。
主治医と納得いくまでよく話合って欲しい。
幸せながん医療を。
満足できるがん医療を。
町医者にはそれしか言えないし、できない。
最後は自分で決めてください。
3万円の近藤証書を握って、わざわざ尼崎まで泣きに来る患者さんたちには
そう言って、慰めている。
普通の医者は、「あほらし」で終わり。
つくずくバカな町医者だと思う。
- << 大熊由紀子さんの活動
- HOME
- 医療崩壊のすすめ >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
この記事へのコメント
こんにちは。大阪QOL患者会のホームページがUPされました。
http://www.qol-net.com/site/20140628lecture81.htm
興味深く聴講させていただきましたご講演内容をギュッとまとめてレポートしております。
また先生のお話を拝聴するのを楽しみにしております。
暑い日が続きますがお体お気をつけて・・ご活躍を応援しております。
ありがとうございました。
Posted by abe at 2014年07月21日 05:12 | 返信
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: