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老人クラブが減っている
2014年07月04日(金)
以前から気がついていたが、老人クラブが減っているという報道があった。
高齢者は増えても、個人主義になる傾向がある。
当然、デイサービスで選ぶメニューも変わっていくのだろう。
高齢者は増えても、個人主義になる傾向がある。
当然、デイサービスで選ぶメニューも変わっていくのだろう。
14年前、老人クラブの会長が叫んでいた。
「みんな介護保険とやらができたようだが、
そんなもんのお世話にならんよう頑張ろう!」
現在、そんな会長はもういない。
現在は、「みんな早めに介護保険の準備をしておこう!
親切なケアマネさんにお世話してもらい介護保険を上手に使おう」
老人クラブの衰退は、医師会の衰退と似ている。
両者とも、カリスマが出たら、日本は変わるかも。
日本は個人主義が進む中で、コミュニテイ―の再生が叫ばれている。
難しい時代だ。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
高齢者人口が増加する中で、全国の老人クラブの会員数減少が続いている。
ピーク時から3割弱、約240万人も減少し、クラブが担ってきた高齢者の
「互助」の機能や地域の安全活動などにも影響が出かねない状況だ。
「団塊の世代」の老人クラブ離れも指摘される中、全国老人クラブ連合会(全
老連、東京都)は「100万人会員増強」を目標に掲げ、今年度から5か年計
画で会員獲得に乗り出した。
全老連によると、老人クラブはおおむね60歳以上の高齢者でつくる自主組
織。ピーク時の1998年には全国で13万4200団体、886万人を数え
たが、昨年は11万400団体、648万人となり、団体数は18%、会員数
は27%も減った。九州・山口・沖縄の9県でも41万人減の97万人にまで
落ち込んでいる。
一方、全国の65歳以上の高齢者人口は昨年、98年の1・5倍以上の31
89万人に増加。高齢者が右肩上がりで増える中、会員の減少が止まらない状
況だ。
「すでに見守り活動や清掃ボランティアに支障が出ており、焦りを感じてい
る」。福岡市老人クラブ連合会の幹部は危機感を口にする。定年延長や生活様
式の多様化に加え、マンションが立ち並んで住民の交流が少ない地域もあり、
勧誘は容易ではない。
“若手”不足も深刻だ。
鹿児島市の老人クラブ「千年千寿会」(約70人)の中野則昭会長(77)
は「新規加入が進まず、高齢化が止まらない」と嘆く。平均年齢は今や80歳
に迫る勢い。坂の上にある小学校周辺で下校時の見守り活動を行ってきたが、
「坂を上るのがつらい」との声を受け、活動場所を変更したという。
高齢者同士の声掛け、単身世帯の見守りなど相互の生活支援も、老人クラブ
の重要な取り組みの一つ。孤独死や、身元不明の認知症患者の問題などが相次
ぐ中、「互助」機能も注目されており、厚生労働省は「各地に根付いた『地域
資源』とも言える老人クラブを活用しない手はない」としている。(山田伸彦)
◆老人クラブ=戦後、社会福祉協議会の呼びかけで各地に広がった。歩いて
集まれる地域で、30-100人程度の規模を標準としている。老人福祉法で
福祉増進のための組織と位置付けられ、国や自治体から支援を受けている。
「みんな介護保険とやらができたようだが、
そんなもんのお世話にならんよう頑張ろう!」
現在、そんな会長はもういない。
現在は、「みんな早めに介護保険の準備をしておこう!
親切なケアマネさんにお世話してもらい介護保険を上手に使おう」
老人クラブの衰退は、医師会の衰退と似ている。
両者とも、カリスマが出たら、日本は変わるかも。
日本は個人主義が進む中で、コミュニテイ―の再生が叫ばれている。
難しい時代だ。
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高齢者人口が増加する中で、全国の老人クラブの会員数減少が続いている。
ピーク時から3割弱、約240万人も減少し、クラブが担ってきた高齢者の
「互助」の機能や地域の安全活動などにも影響が出かねない状況だ。
「団塊の世代」の老人クラブ離れも指摘される中、全国老人クラブ連合会(全
老連、東京都)は「100万人会員増強」を目標に掲げ、今年度から5か年計
画で会員獲得に乗り出した。
全老連によると、老人クラブはおおむね60歳以上の高齢者でつくる自主組
織。ピーク時の1998年には全国で13万4200団体、886万人を数え
たが、昨年は11万400団体、648万人となり、団体数は18%、会員数
は27%も減った。九州・山口・沖縄の9県でも41万人減の97万人にまで
落ち込んでいる。
一方、全国の65歳以上の高齢者人口は昨年、98年の1・5倍以上の31
89万人に増加。高齢者が右肩上がりで増える中、会員の減少が止まらない状
況だ。
「すでに見守り活動や清掃ボランティアに支障が出ており、焦りを感じてい
る」。福岡市老人クラブ連合会の幹部は危機感を口にする。定年延長や生活様
式の多様化に加え、マンションが立ち並んで住民の交流が少ない地域もあり、
勧誘は容易ではない。
“若手”不足も深刻だ。
鹿児島市の老人クラブ「千年千寿会」(約70人)の中野則昭会長(77)
は「新規加入が進まず、高齢化が止まらない」と嘆く。平均年齢は今や80歳
に迫る勢い。坂の上にある小学校周辺で下校時の見守り活動を行ってきたが、
「坂を上るのがつらい」との声を受け、活動場所を変更したという。
高齢者同士の声掛け、単身世帯の見守りなど相互の生活支援も、老人クラブ
の重要な取り組みの一つ。孤独死や、身元不明の認知症患者の問題などが相次
ぐ中、「互助」機能も注目されており、厚生労働省は「各地に根付いた『地域
資源』とも言える老人クラブを活用しない手はない」としている。(山田伸彦)
◆老人クラブ=戦後、社会福祉協議会の呼びかけで各地に広がった。歩いて
集まれる地域で、30-100人程度の規模を標準としている。老人福祉法で
福祉増進のための組織と位置付けられ、国や自治体から支援を受けている。
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この記事へのコメント
長尾先生、先月から何かとお世話になっております。
いつもありがとうございます。
以前に、10年ほど社協で仕事をしていました。
老人クラブの方々が
「そんなもんのお世話にならんよう頑張ろう!」
確かに、会長、役員の皆さん、そうおっしゃっていました。懐かしいです。
介護保険制度を上手に利用する。 難しいですね。
今日のNHKの特集にもありましたが、高専賃の問題などもありとても気になります。
介護保険の見張り番(第三者委員)的な民生委員さんなどもおられますが・・・
元気な高齢者=老人クラブの方々にも、介護保険制度を上手に利用するために
活躍してもらえると嬉しいです。
Posted by スノウドロップ at 2014年07月04日 11:38 | 返信
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