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夜間高校で脱法ドラッグの講演

2014年07月15日(火)

今夜は、校医をしている夜間高校でタバコの害と薬物依存について話した。
この高校生の3人に1人はタバコを吸った経験があり、6人に1人が吸っている。
ニコチン依存は、薬物依存の入口であることを一生懸命話した。

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依存症は、法的規制では治らない。
治せるのは、早期からの予防教育のみだと思う。

社会活動の中でも夜間高校の授業は最も力が入る。
入りすぎて途中で興奮してきた。

後期高齢者は10年で死ぬが、高校生はまだ70年もある。
教育で人生をいくらでも変えられる。

それだけ遣り甲斐がある仕事。
ボランテイアで授業を続けている。

講演中に在宅患者さんから携帯電話が5回も鳴った。
演台の上で電話に出ることに慣れてしまった。

脱法ドラッグは、今日も事件があったばかりでタイムリー。
なぜいけないのか?依存症とは何か?を説明した。

今日も暑いなか、何件か往診した。
暑い夏をしっかり乗り越えていきたい。


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この記事へのコメント

永年、夜間高校の校医をされておられるご様子。感謝申しあげます。
ぼくも、日給170円の工員の時期、定時制高校に通っていましたので、教室風景をなつかしく思い出しました。
夜9時後の帰途、ヒロポン売人にしつこくまとわりつかれたこともありました。当時、依存症という言葉はありませんでしたが、こっちは、授業料を払うのがやっとなので、幸い、ヒロポンの誘惑にはのりようがありませんでした。

ところで長尾先生は、全国行脚でお仲間とのお酒を、活力の源泉にされておられるようです。
ぼくは仕事中なのに、暗くなるのと酒が飲めるぞというわけで、とくに晩秋から冬にかけてが、陽がおちるのが待ち遠しくなっていました。今は、痛風発作のおかげで、禁酒を続けています。
被災地での仮設住宅では、アルコール依存になる男性が、ふえていると聞きます。

夕方以降、アルコールのTVコマーシャルの大判振る舞いには、閉口します。
先生の楽しそうな美酒を想像しながらも、酒の飲めない友人が、ウーロン茶で酒宴を盛り上げていたのを思い浮かべて、なんとか、アルコールの誘惑に抵抗しています。
ただ、先生、かなり深酒で依存症にならないかと、心配です。でも、分解能力抜群の遺伝子をお持ちもちのようですから、安心です。

Posted by 鍵山いさお at 2014年07月20日 10:24 | 返信

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