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NHKの取材と嬉しい手紙

2014年07月16日(水)

今日は、某国営放送のインタビュー取材を1時間半も受けていた。
「終末期の医療における患者の意思を尊重する法律案」について
私見を沢山述べた直後にふと見ると、一通の手紙が届いていた。
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さすがNHKだ。
核心に迫る質問がバンバン飛んでくる。

マスコミ取材は何度も受けてきたが、ここまで
本質に迫ってくれたことは一度も無かった。

美人デレクターさんと話しこんでいたら、あっと言う間に1時間半。
尊厳死の問題は語り出したらいくらでもできる。

できれば、NHKで朝まで生レテビをやって欲しい。
丁寧な議論には時間がかかると申し上げた。

最大の課題として「家族」の問題が掲げた。

本人がYESでも、遠くの家族がNOと、真反対になることが実に多い。

だから、
1)本人のYESを法的に担保するか
2)遠くの家族も巻き込んだ話合いを何度も重ねる、
のどちらかしかない。

2)が理想だが、現実には厳しい。
しかし1)を議論しようにも、医学会も法曹界も弁護士会も全員一致で避けようとする。
だから、家族の問題をNHKさんは一番に取りあげて欲しい、とお願いした。

取材終了後に、一通の手紙が届いた。
拙書「平穏死という親孝行」を読まれた読者からの御礼の手紙だった。→こちら

なんという偶然。
NHKの収録中に「平穏死という親孝行」を掲げて話したのだが、
それを読んだ見知らぬ方からの手紙が届くなんて・・・・

今日も不思議なシンクロニシテイを味あわせてもらった。
生かしていただきありがおうございます。

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この記事へのコメント

家族の問題、本当に大きな課題だと思います。医学界、法曹界・・・。
1)本人の最善
2)家族の事情
1)2)が相反するとまでいかなくても、どちらが優先されるかというと、2)の場合が多いと感じます。
本人に一番寄り添えるのが誰か。
場面によっては家族ではない場合もある、ということを多くの人に知ってもらいたいと私も強く思います。
そして、家族ももっと介護や世話などの重責から楽になれたら。
家族でしかできないことを、本人や家族に、もっとゆっくり味わってもらえたら。
そうすれば、本人にも家族にも最善のかたちが見えてくるかもしれない、と思うのですが。

最大の課題として「家族」の問題。ぜひNHKで特集してもらえるよう期待しています!

Posted by スノウドロップ at 2014年07月20日 05:45 | 返信

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