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安らかな死を探し求めて

2014年07月24日(木)

NHK富山放送局が松尾巻子さんの人生が紹介した。
タイトルは、「安らかな死を探し求めて」。
交通事故で全身マヒになった松尾巻子さんは、5月に永眠された。
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NHKが巻子さんの心の叫びを放映した。→こちら

巻子さんは、叫び続けたが、叶わぬまま、旅立たれた。

「ガイドラインがあるので大丈夫」といい続けて、議論の進展を許さない
日本医師会、日本弁護士会、全日本宗教連盟、御用学者たちに
見て欲しい。

巻子さんのような場合にこそ、患者さんの意思を尊重する法律の助けが必要だ。
巻子さんは、今年に今年になってからは、「終末期」を彷徨った。

毎日、巻子さんの人生、7年間の生活を想像している。
正直、可哀そうで無念で、言葉がない。


NHK富山放送局
2014年7月18日(金) 18:10~19:00のうちの、11分間。
ニュース富山人 金曜スペシャル
「安らかな死を探し求めて」

私のインタビューは、1時間半行われたが、使用されたのは、26秒間。
「終末期の定義は難しい」という部分だけ採用されたようだ。
 

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この記事へのコメント

私の父が、「インフルエンザ」と言われて、在宅医が急に居なくなった(スキーに行ったから)ので、その医院の命令で、救急病院に、入院して、10日目に「MRSAだ」と言われた時は「父は、死ぬ」と分かりました。でも病院の担当医が「抗生物質を工夫しているからよくなる」とか「市民病院に転院させる」とか「胸のレントゲンを撮らせてくれ」とかいうので、「助かるかもしれない」と希望を持ちました。
父にも、MRSAに罹患した事を告げましたが「殺してくれ」とか「死にたい」とは言いませんでした。
最後の2月13日も、「大谷家のお墓に、お参りして、お父さんの病気が治るように頼んできたよ」と言うと、「へえ!」と言った顔をしていました。見舞いに来た母も弱っていたし、看護婦さんに「担当の先生を呼んで下さい」と頼んでも、「ダイジョーブですヨー。先生は忙しいので、今は呼べません」と仰ったので、仕方なく自宅に帰りました。夜の10時半頃、℡で「あんたの、お父さん死んでるよ!何分で来れんの?」と看護婦の怒鳴る声がして、急いで車で、救急病院に行きました。
父には本当に申し訳ないと思いながら、これ以上のことはできませんでした。
松尾巻子様のことも、他人事とは思えません。
何か良い治療ができて、少しでもお元気になれると希望したのですけれど、結局自然に、亡くなられました。
ご家族は、さぞお疲れになられたと存じますけど、これ以上のことはご家族にはできないと思います。
いろいろお考えがおありと思いますけど、尊厳死と言う方法は、私はこの場合は、考えられませんでした。
只々、交通事故の恐ろしさを、思い知った事でした。

Posted by 大谷佳子 at 2014年07月25日 10:34 | 返信

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