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第3回リビングウイル検討会
2014年07月26日(土)
7月24日は、朝一番から日本尊厳死協会の常任理事会だった。
午後からは、第3回リビングウイル検討会で議論した。
リビングイルずけの1日を送った。
午後からは、第3回リビングウイル検討会で議論した。
リビングイルずけの1日を送った。
日本リビングウイル研究会はオープンセミナーとしてすでに3回開催した。
その様子は、動画で見ることができる。→こちら
それとは別に、リビングウイル検討会も非公式であるが並行して開催している。
日本尊厳死協会の役員が半数だが半数は外部の有識者にも委員に入って頂いている。
研究者、大学教授、厚労省の役人、政治関係者など多彩な肩書きの委員と
「リビングウイル(LW)の在り方」そのものが議論された。
今日は、
・島根大学病院
・日本透析医学会
・フランスの尊厳死法制
・長野県須須高地域医療福祉推進協議会
・日本公証人連合会「尊厳死宣言公正証書」
の、5つのLWを題材に2時間、様々な議論がなされた。
本人がどんな意思表示がなされたのか?
そうした文書の有効期限はあるのか?
フランスでは3年、となっているのが、
そもそも有効期限なんてものがあるのか?
なお第4回では、認知症とリビングウイル、
第5回では、医療代理、がテーマとして予定されている。
そもそも、意識があればLWは必要ない。
意識が無くなった時のためのLWなので、家族や代理人の取り扱いは重要だ。
話は変わるが、一般社団法人・日本尊厳死協会は、公益法人化を目前にして
4月に内閣府から突然、中止を言われた。
実は、公益法人認定でこのようなケースは初めて。
要件の不備ではなくて、目的が原因で却下された我が国の第一例。
たとえば「戦争反対」というスローガンを掲げた団体の公益性を
否定するのと同じことなのだが、内閣府はこう、いい訳をしている。→こちら
あるいは、麻生太郎副総理(安倍総理は外遊中)もこう言い訳をしている。→こちら
これは、ひとつの象徴的な「事件」であり今後の教訓であると思う。
その顛末と社会的解釈を朝日新聞は社説欄でちゃんと論じている。→こちら
長い目で見ると、公益認定委員会は、歴史に残る重大な失敗をやらかしたと思う。
まあ、やはり終末期の問題はそれだけタブーである、ということでもある。
帰りの新幹線で、ALS協会の川口有美子さんとバッタリ出会った。
ALS患者さん、難病や障害者の方のために東奔西走されている。
特にALS患者さんの24時間ヘルパーさんの話を詳しく聞いた。
全国にそれに特化した事業所を造っていて、そのエネルギーに敬服した。
私も沢山の難病や障害者の方とご縁があるが、もっと勉強して
彼らの役に立ちたいと思った。
その日にLW検討会があったおかげで、川口さんとゆっくりお話ができた。
川口さんにもリビングウイル検討会に入ってほしいと思った。
これも神様の采配なのだろう。
思わぬ、いいことがあった。
感謝している。
生かせていただきありがとうございます。
そして、人生、ごめんなさい。
その様子は、動画で見ることができる。→こちら
それとは別に、リビングウイル検討会も非公式であるが並行して開催している。
日本尊厳死協会の役員が半数だが半数は外部の有識者にも委員に入って頂いている。
研究者、大学教授、厚労省の役人、政治関係者など多彩な肩書きの委員と
「リビングウイル(LW)の在り方」そのものが議論された。
今日は、
・島根大学病院
・日本透析医学会
・フランスの尊厳死法制
・長野県須須高地域医療福祉推進協議会
・日本公証人連合会「尊厳死宣言公正証書」
の、5つのLWを題材に2時間、様々な議論がなされた。
本人がどんな意思表示がなされたのか?
そうした文書の有効期限はあるのか?
フランスでは3年、となっているのが、
そもそも有効期限なんてものがあるのか?
なお第4回では、認知症とリビングウイル、
第5回では、医療代理、がテーマとして予定されている。
そもそも、意識があればLWは必要ない。
意識が無くなった時のためのLWなので、家族や代理人の取り扱いは重要だ。
話は変わるが、一般社団法人・日本尊厳死協会は、公益法人化を目前にして
4月に内閣府から突然、中止を言われた。
実は、公益法人認定でこのようなケースは初めて。
要件の不備ではなくて、目的が原因で却下された我が国の第一例。
たとえば「戦争反対」というスローガンを掲げた団体の公益性を
否定するのと同じことなのだが、内閣府はこう、いい訳をしている。→こちら
あるいは、麻生太郎副総理(安倍総理は外遊中)もこう言い訳をしている。→こちら
これは、ひとつの象徴的な「事件」であり今後の教訓であると思う。
その顛末と社会的解釈を朝日新聞は社説欄でちゃんと論じている。→こちら
長い目で見ると、公益認定委員会は、歴史に残る重大な失敗をやらかしたと思う。
まあ、やはり終末期の問題はそれだけタブーである、ということでもある。
帰りの新幹線で、ALS協会の川口有美子さんとバッタリ出会った。
ALS患者さん、難病や障害者の方のために東奔西走されている。
特にALS患者さんの24時間ヘルパーさんの話を詳しく聞いた。
全国にそれに特化した事業所を造っていて、そのエネルギーに敬服した。
私も沢山の難病や障害者の方とご縁があるが、もっと勉強して
彼らの役に立ちたいと思った。
その日にLW検討会があったおかげで、川口さんとゆっくりお話ができた。
川口さんにもリビングウイル検討会に入ってほしいと思った。
これも神様の采配なのだろう。
思わぬ、いいことがあった。
感謝している。
生かせていただきありがとうございます。
そして、人生、ごめんなさい。
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この記事へのコメント
すみません。安倍総理は、なんと仰ったのですか?
〝→こちら”が、サイトが出ません。
Posted by にゃんにゃん at 2014年07月27日 11:11 | 返信
何故、人生ごめんなさい、なのですか?
Posted by もも at 2014年08月01日 08:00 | 返信
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