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コウノメソッドの効果

2014年07月27日(日)

コウモメソッドの河野先生と初めてお話しして2週間が経過した。
行く先々で何人かの人に河野医師の教えを試してみた。
明らかに著功した認知症のひとが数名おられた。
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私は単細胞人間なので、いいと思ったことは何でもすぐにやってみる。
以前から興味があったコウノメソッドの効果を実感することになった。

ひとくちに効くと言っても、いろんな効き方がある。
著功とまあまあをあわせると、半分以上の人に効果があった。

コウノメソッドの恩恵に預かるのは、基本的に、困っている人だ。
介護者が困っていない人は、コウノメソッドなりを求めて彷徨い歩く事は無い。


今日、河野先生のブログを見ると、ギョエ!とした。 →こちら
いきなり自分の顔が出てきたのだ。

私のことが書いてあるので、恥ずかしいけどけど、どこか嬉しかった。
これで少し認知症医療で新しい世界を知ることができるのかもしれない。

河野先生のブログは凄い内容だ。
惜しげもなく秘伝の味が公開されている。

今日、河野先生の本を少し読んだ。
結構、難しいことが書いてあり、この秘伝の技を習得できる医師がどれだけいるか?

そう思ったが、現在はまだ黎明期と考えるべきだろう。

いや、既に少しずつ、世界が広がりつつある。
家族さんにコウノメソッドを教えられることが多い、今日この頃だ。

認知症、
こんな面白い病態はない。

あなたも私もいつか認知症!
いや、もう立派に始まっている!

同じボケなら、とめなきゃ、損損。



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この記事へのコメント

初めてコメントさせて頂きます。私は介護従事者でコウノメソッドを知ったのは約2年前でした。日々、河野先生のブログや実践医の方々のブログを通じ勉強させて頂いております。長尾先生のブログを読み始めたのも今年入ってからですが、河野先生と長尾先生がようやく繋がった事に今とても嬉しく力強いものになればいいなぁと願わずにはいられません。医療も介護も共に地域や社会の助けになっていけるよう、個の努力を惜しまず進んでいきたいものですね。

Posted by しろ at 2014年07月27日 09:51 | 返信

凄い時代ですね。臨床家と臨床家が、出会うと面白いコラボレーションと言うか、火花が散るような治療のお話になるのですね。
komachiさんか、しんさんが、「河野先生と、長尾先生が対談すれば夢の競演です」と言っていたけど、本当に実現してしまった。
どちらも頑固そうなお医者さんですけど、臨床家は喧嘩にならずに、何処までも話が弾むのですね。
患者さん達のために、お元気で、ご活躍下さい。

Posted by 大谷佳子 at 2014年07月27日 11:03 | 返信

河野先生のブログを拝見していますと、思い当たる事が、多いです。
母の友達のAさん(当時79歳)は、大量の尿漏れと、ふらつき感と、軽度の物忘れがあったので、キリスト教会の人達が、「老人福祉制度」を利用させたり、施設にショートステイさせたりしました。お正月を、挟んで、10日もショートステイを利用させられたので、マンションに着いて、施設のヘルパーが帰ってしまうなり、倒れてしまった。あくる朝、訪問ヘルパーが来て、消防署のレスキュー隊がベランダからガラスを割って入って、救急病院に、入院したら、教会のメンバーに、開業医の妻がいて「この人は、痴ほう症だから施設に入れないと危険だ危険だ」と言って若い内科の医師に3通も施設宛の紹介状を書かせた。一つを医師夫人が開封してあって「痴呆症」と診断されていた。結局、マンションの権利や多少の財産は死んだ主人の姪に盗られて、今は施設に入れられています。
H15年3月22日の宝塚市介護保険フォーラムで、大阪府成年後見センター所長の大国美智子阪大大学院教授に、お伺いしたところ「私は直接診察したわけではありませんが、大量の尿漏れと、足元もふらつきと、軽度の認知症があるので、正常圧水頭症が、考えらえます」とお教え下さいました。
私の母はまだ軽い物忘れだったのですが、うっかり脳神経外科に行ったら「あんたはアルツハイマーや!」と頭ごなしに、言われました。最近近所の人が受診して、良い先生だと紹介してくれた脳神経外科に、行こうと思ったら、「前の先生のCTの写真をもってきてね」といわれましたけど、それは脳神経外科から、内科の先生に転送されていて、こちらに渡してもらえませんでした。今度のそう神経外科の先生は「仕方がないから、直接来てください」と仰ったのですけど、今度は母が「私を殺す気か!」と拒否するので、結局行くことはできませんでした。前の脳神経外科は、誰にでも「あんたはアルツハイマーだ!」と頭ごなしに言うと、皆、噂しています。
母の叔父も、私から見たら、ただの失語症なのに「アルツハイマー」と診断されて、神戸の施設にだまされて入居して、その後関東の施設に転居して、そこでノロウイルスに感染して、誤嚥性肺炎になって、鎌倉の鈴木病院で死にました。
どうして、こうも、軽い症状の人が誰も彼も、「痴呆症」とか「アルツハイマーだ」と診断が出てしまうのか、怖くなります。
母が死んで私一人になったら、どうせ「気違い」と言われて精神病院に、入れられるのだろうと思います。
ですから、河野先生のブログを「怖いけど、面白い。これは現実にある話だ」と思って読みました。

Posted by 大谷佳子 at 2014年07月29日 03:21 | 返信

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