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予告看取り

2014年08月27日(水)

患者さん本人が、自分の在宅看取りを依頼してくることがある。
そして本当にそのとうり、在宅で穏やかな最期を看取ることになる。
ただ、それだけの話なんだが・・・
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たった1週間のこともある。
数年に及ぶことも及ぶこともる。

死ぬ瞬間に、通常、私はそこにはいない。
講演でいつも話しているように、何時間か経過してから家に行くのが普通。

しかし、強く指名してくれた人に限って、本当に看取ることになる。
脈が無くなるのを確認することになる。

これだけ忙しく、動きまわっているのに、なぜかその時だけ
時間がポカンと空く。

予告看取り。
その人が私を呼んで、ちゃんと看取らせられているとしか思えない。

肺がんであっても酸素は無い。
1本の管も無い、綺麗な最期。

看護師と家族だけが知っている。
肺がんの専門家は知らない。

説明しても信じない。
しかしそれが自分の日常。

いいご縁だ。

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この記事へのコメント

私は、頭が悪いので、「予告看取り」と言うのが、よくわかりませんけれど、なんだか患者さんにとっても、永遠の休息であるとともに、長尾先生にとっても、目の回る様な忙しさから、しばしの休息を与えてくれる貴重な時間でもあるのかもしれませんね。

Posted by にゃんにゃん at 2014年08月28日 03:01 | 返信

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