さっき、広島の訪問看護師さんに電話をしていろいろ聴いてみた。

当たり前だが、声が疲れていて気の毒だった。
現在は、まだ災害が現在進行形で、天候とにらめっこ。

まだ情報収集の段階で、被害の全体像がつかめていない。
しかし各避難所には、行政保健師がはりついている。

一番大変なのは、何とか残った孤立した家で要介護者を介護している介護者だそう。
もしかしたら、一番必要なものは、ヘルパーさんかもしれないと思った。

災害時には、やはり弱者支援が最重要になる。
今日もボランテイアが１０００人も集まってくれて心強かったそうだ。

ただ、売名目的だけで来るどうしようもない輩も、やはりいるらしい。
今回の被害区域は限定的なので、そんなヘンな輩は追い出しているらしい。

できれば、広島県内からの支援で完結させたい意向のようだ。
行ってもすぐに役に立ちそうなことは見つからなかった。

避難所の方は、もの凄いストレスだという。
その方がたのストレス緩和が課題に思えた。

心のケアの専門家がすでに現地に入っている。
偽専門家や怪しい人は入れない方針だそうだ。

広島と同じことが、今後、全国各地で必ず起きうる。
しかしどうやって逃げればいいのか？

ゲリラ豪雨で逃げるのは、実際には難しい気がする。
それでも常に、「防災とは逃げること！」という言葉を念じるしかない気がする。

ウイルスや自然災害などの前では、医療は極めて無力だ。
月並みだけど、神様に恥じない生き方をすることだと思っている。