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わずか5日の在宅医療ーがん拠点病院による安楽死ー
2014年10月11日(土)
シカゴから帰国したこの2週間、何人かの在宅看取りがあった。
何人かのがん患者さんをお看取りさせて頂いて、喜びもあれば怒りもあった。
何度も書くががん拠点病院での最期までの抗がん剤医療は、安楽死という殺人である。
何人かのがん患者さんをお看取りさせて頂いて、喜びもあれば怒りもあった。
何度も書くががん拠点病院での最期までの抗がん剤医療は、安楽死という殺人である。
がん拠点病院からの末期がん患者さんの在宅期間
・乳がん 5日間 (闘病期間は1年半)
・大腸がん 10日間 (闘病期間は3年)
・食道がん 3日間 (闘病期間は3ケ月)
・胃がん 7日間 (闘病期間は1年半)
一方、当院の外来から在宅に移行した末期がん患者さんの在宅期間
・肺がん 8ケ月 ’(闘病期間は2年)
・大腸がん 4ケ月 (闘病期間は5ケ月)
・大腸がん 3ケ月 (闘病期間は2年)
・胃がん 2ケ月 (闘病期間は1年半)
がん拠点病院からの突然紹介の在宅患者さんの在宅は、2週間以内に終わる。
一方、当院の外来通院から在宅療養に移行した患者さんの在宅期間は2ケ月以上。
時には、数ケ月に及ぶ。
その差を検討すれば、数倍に及ぶだろう。
それくらい、がん拠点病院から紹介された末期がんの患者さんはすぐに死ぬ。
ベッドを借りるために介護申請をしても、認定調査前に亡くなった人が1週間で2人。
どうしてか?
ギリギリまで、病院で抗がん剤をうったりしているのだ。
死ぬ寸前になってから地域連携部に丸投げして、捨てられるように在宅医療を依頼される。
死ぬ数日前、時には前日まで、病院の外来抗がん剤室で抗がん剤を打つのは犯罪ではないか?
延命と縮命の分水嶺をはるかに越えて、命を縮めているのは間違いない。
しかしたとえ最期の5日間だけでも私たちが関われば、平穏死はなんとか可能。
その負担は、看護師などのスタッフに大きくのしかかる。
もちろん病院主治医は、そんなことは全く知らない。
最期まで抗がん剤を打つことが最良の医療だ、と信じて疑わないがん拠点病院。
はっきり言って、これは安楽死、私は殺人罪だと思う。
その安楽死寸前を、平穏死に変えるのが
私たちの短期決戦型末期がんの在宅医療と看取り。
しかし平穏死や尊厳死(自然死)には反対し、自分が安楽死をやっていることに
まったく気がついていないのが、がん拠点病院の専門スタッフ達だ。
ここに関しては、近藤誠氏の言い分と同じだ。
私の本を読んでいただければ、ちゃんと書いてある。
「まさかこんなに、早く死ぬとは思わなかった」
と、のがん拠点病院の多くの医師は後から言い訳をする。
しかし言い訳をしても、そしてすればするだけ、近藤誠氏の本が売れるだけ。
私は、そんな病院医師の味方でも、近藤誠氏の味方でもない。
私は、患者さんの味方になりたい。
そして家族を患者さんの応援団に引き入れたい。
そんな気持ちで、今日も明日も、栃木県にお邪魔する。
今日が、館林市。
明日は、足利市。
がん拠点病院の医者や看護師は、私の本を読もうという気が無いので
勉強熱心な市民啓発のほうに、力を入れている。
本当は、医療のす主導権を持つ、医師に聴いて欲しいのdが、
力不足で、そんなそんな医師はまだわずか。
大阪は曇りだったが、
東京は晴れている。
・乳がん 5日間 (闘病期間は1年半)
・大腸がん 10日間 (闘病期間は3年)
・食道がん 3日間 (闘病期間は3ケ月)
・胃がん 7日間 (闘病期間は1年半)
一方、当院の外来から在宅に移行した末期がん患者さんの在宅期間
・肺がん 8ケ月 ’(闘病期間は2年)
・大腸がん 4ケ月 (闘病期間は5ケ月)
・大腸がん 3ケ月 (闘病期間は2年)
・胃がん 2ケ月 (闘病期間は1年半)
がん拠点病院からの突然紹介の在宅患者さんの在宅は、2週間以内に終わる。
一方、当院の外来通院から在宅療養に移行した患者さんの在宅期間は2ケ月以上。
時には、数ケ月に及ぶ。
その差を検討すれば、数倍に及ぶだろう。
それくらい、がん拠点病院から紹介された末期がんの患者さんはすぐに死ぬ。
ベッドを借りるために介護申請をしても、認定調査前に亡くなった人が1週間で2人。
どうしてか?
ギリギリまで、病院で抗がん剤をうったりしているのだ。
死ぬ寸前になってから地域連携部に丸投げして、捨てられるように在宅医療を依頼される。
死ぬ数日前、時には前日まで、病院の外来抗がん剤室で抗がん剤を打つのは犯罪ではないか?
延命と縮命の分水嶺をはるかに越えて、命を縮めているのは間違いない。
しかしたとえ最期の5日間だけでも私たちが関われば、平穏死はなんとか可能。
その負担は、看護師などのスタッフに大きくのしかかる。
もちろん病院主治医は、そんなことは全く知らない。
最期まで抗がん剤を打つことが最良の医療だ、と信じて疑わないがん拠点病院。
はっきり言って、これは安楽死、私は殺人罪だと思う。
その安楽死寸前を、平穏死に変えるのが
私たちの短期決戦型末期がんの在宅医療と看取り。
しかし平穏死や尊厳死(自然死)には反対し、自分が安楽死をやっていることに
まったく気がついていないのが、がん拠点病院の専門スタッフ達だ。
ここに関しては、近藤誠氏の言い分と同じだ。
私の本を読んでいただければ、ちゃんと書いてある。
「まさかこんなに、早く死ぬとは思わなかった」
と、のがん拠点病院の多くの医師は後から言い訳をする。
しかし言い訳をしても、そしてすればするだけ、近藤誠氏の本が売れるだけ。
私は、そんな病院医師の味方でも、近藤誠氏の味方でもない。
私は、患者さんの味方になりたい。
そして家族を患者さんの応援団に引き入れたい。
そんな気持ちで、今日も明日も、栃木県にお邪魔する。
今日が、館林市。
明日は、足利市。
がん拠点病院の医者や看護師は、私の本を読もうという気が無いので
勉強熱心な市民啓発のほうに、力を入れている。
本当は、医療のす主導権を持つ、医師に聴いて欲しいのdが、
力不足で、そんなそんな医師はまだわずか。
大阪は曇りだったが、
東京は晴れている。
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この記事へのコメント
長尾先生は、癌拠点病院の看護師さんを、「優秀な看護師だねえ」と大変お褒めのなっていらっしゃいましだけど、癌拠点病院の治療方針には辛いお点を、つけられるのですね。
長尾先生にしては、激しくお怒りの様子ですが、在宅医療で診ていらっしゃると、やはりその差に嫌でも気が付かれるのですね。
癌に罹患している患者さん(その中には未来の私も入るのですが)が、できるだけ苦しまずに、天授が全うできれば、その方が宜しいですね。
Posted by 大谷佳子 at 2014年10月12日 12:31 | 返信
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