写真を撮っていたら鳥と目が合う瞬間がある、のだという。
その一瞬を撮るために時々、写真を撮りに出かけるのだと。

医師会長さんと聞き、こわい人ではないかと内心ビビッていたが、
鳥の目の話を聞いて、とても優しいひとであることが分かり安心した。

難しいことは一切語らず、終始ニコニコされながら、みなさんの話に頷かれた。
こんな優しい医師会長先生のもとには、素晴らしい先生方が慕われていた。

その伊賀先生から、鳥と自然の写真をさきほど、頂いた。
眺めているうちに、なんだか疲れがとれていった。

一人で楽しむには余りにもったいないので、ここでみなさまにご紹介したい。

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①仏法僧の求愛
​②夕日に燃えるマッキンレー山（アラスカ）
​③神戸市西区のノビタキ　秋になると南へ渡る途中に立ち寄ってくれます。
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④アラスカの氷河（機内から）
​⑤ドングリをくわえたオシドリ。　鳥取には沢山のオシドリが越冬にやって来ます。
​⑥カンムリワシ　　石垣島にいます。この子はまだ幼鳥です。
​⑦クロツラヘラサギ　稲美町で撮りました。朝鮮非武装地帯でかろうじて繁殖しています。
　　世界に約3,000羽しかいない絶滅危惧種です。
​⑧シマフクロウです。　北海道に約70番（約140羽）しかいない絶滅危惧種です。
　この子を撮影するのには苦労しました。
​⑨シマアカモズ　この子は八重山諸島に棲んでいます。
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⑩セイタカシギは美脚です。
​⑪スズメより小さなセッカです。フトイ（植物の名前）に止まってくれました。
​⑫ツグミが晩秋柿の実を狙っています。
​⑬木曽駒にこんな鳥が飛んでいました。信州では矢張り Dr ヘリ　が必要です。
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⑭晩秋の野焼き。
​⑮林道でヒグマに出会いました。車をゆっくりバックさせました。
​⑯夕日の中での恋
​⑰写真を撮っている私を誰かが写してくれました。
​⑱沖縄ヤンバルでヤンバルクイナに会いました。
​⑲石垣島の火の鳥（リュウキュウアカショウビン）です。
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⑳黎明です。早起きは三文の徳。丁度小船がやって来ました。
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21、最後は今月初めヒヨドリが明石海峡を南に渡っていった写真です。
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いかがでしょうか？

とっても癒されました。
生きているとはこのようなこと、だとも思いました。

また、こうした自然を慈しむ心こそが医の心だとも思いました。
人間も鳥も同じ。

医療者にはこうした余裕、懐の深さが必要だとも思った。

伊賀先生のお宝写真を、厚かましくもアップさせていただきましたが、
現在、病で苦しんでいる方が少しでも癒されることを祈り申し上げます。

伊賀先生の自然を愛する心が、多くの人の心に届けば、私もうれしい。
いやはや、国見カメラマンも凄いのだが、伊賀先生も凄い腕前と探究心。

平穏死の講演に出向き、明石の旨い魚をご馳走になった上に
こんなご褒美までいただき、私は本当に幸せもの。

それにしても、なんて優しい医師会長だこと。
なんて、ロマンチストだこと。