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認知症困難事例こそ多職種連携で

2014年10月24日(金)

2日連続、認知症の勉強会だった。
昨夜は、老人クラブでの講演のあと、「地域における認知症ケアを考える会」。
そして今夜は、尼から連携の会で認知症困難事例を多職種で話合った。
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昨夜は、東京のこだまクリニックの木ノ下徹先生の講演を拝聴。
第二部では、桜井隆先生、丸尾多重子さんの司会で総合討論。

今夜は、2ケ月ぶりの認知症困難事例を多職種で話合った。
綺麗ごとだけでは、認知症ケアは上手くいかない。

地域最大の困難事例をそれに関わった多職種が振り返った。
認知症のおひとりさま同志兄弟生活例。

もの取られ妄想が激しく、ヘルパーさんが何度入れ替わったことか。
しかし粘り強いケアマネさんのご尽力で、在宅療養を継続してきた。

後見人をつけうまでの道がどれだけ大変だったか、
また兄弟の分離作戦がどうなったのか、振り返った。

主治医はどちらも私。
医師のできることの小ささを改めて実感した。

地域での困難事例を多職種で支えることを議論寸べきだ。
綺麗ごとの総論だけでなく、事例検討が大切になる。

どちらも沢山の「地域の多職種」がまじくっていた。
いいことだと思う。

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この記事へのコメント

大変な、困難事例ですね。是非拝聴したかったです。
デイサービスで、お目にかかった75~6歳の女性が、ほんとにやさしくて、色々なお料理を教えて下さった方なんですけど、「ヘルパーさんが、舅さんが日露戦争で貰った勲章を、一時的に盗ったが、あとで、別の場所に返した」と言う話を、頑固に信じていました。あとでその女性の近所の人に聞くと、やはり物盗られ妄想があって、近所の自治会の人もひとりでは訪問できなくて、2~3人で訪問していると言っていました。私にはやさしい人だったのに、何故なのかは、結局わかりませんでした。
難しい問題です。御舅さんの日露戦争の勲章がよほど大事だったのかも知れません。

Posted by 大谷佳子 at 2014年10月26日 02:51 | 返信

認知症が原因のもの取られ妄想なのか、窃盗なのかの切り分け判断はどのようにされているのでしょうか?お部屋の中での出来事なのであれば、監視カメラを設置されるのでしょうか。

Posted by 匿名 at 2014年10月26日 07:16 | 返信

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