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エボラ出血熱に備える(その3)

2014年11月05日(水)

エボラは日本に来る可能性が高い。
免疫能をあげる生活と心の備え(パニックにならない)こと大切。
今日発売の「週刊現代」に私のコメントが載っている。→こちら
 

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エボラ対応病床を整備 青森と宮城で初めて共同通信社 
2014年11月5日(水)配信
 
 
 青森県は、西アフリカを中心に拡大するエボラ出血熱など危険性が極めて高
い「1類感染症」患者の受け入れが可能な病床1床を、県立中央病院(青森市)
に整備することを決め、4日までに設備の工事に着手した。来年3月に完成予
定。
 
 宮城県でも、東北大病院(仙台市)が2018年3月までに2床新設する方
針。両病院は、それぞれの県で初の第1種感染症指定医療機関に指定される見
込み。
 
 青森県立中央病院では、病室の空気が外に漏れないようにする空調設備や、
排水を化学処理する施設、心拍数など患者の容体を遠隔操作で確認できるモニ
ターを設置。県保健衛生課の三橋一史(みつはし・かずし)課長は「完成すれ
ば、迅速な対応が期待でき、二次感染のリスクを減らすことができる」と話し
ている。
 
 
エボラに備え、態勢を強化 岐阜県内の指定機関や保健所岐阜新聞 
2014年11月5日(水) 配信
 
 
 西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の患者発生に備え、県内の医療機関、
保健所が訓練を重ねたり防護服をそろえたりするなど態勢を強化している。「経
験のない未知の疾患で、どこまで準備すればいいのか分からない」という戸惑
いの声も聞こえる。
 
 厚生労働省は、流行国に渡航し帰国して1カ月程度の間に発熱した場合は、
かかりつけ医を受診するのではなく、まず保健所に連絡するよう呼び掛けてい
る。県は、医療機関に対し問診の段階で発熱と滞在歴が確認できた場合はすぐ
に保健所へ連絡するよう医師会を通じて周知徹底を図っている。
 
 県内で感染が疑われる人が出れば、保健所は県内で唯一、エボラ熱患者を受
け入れる医療機関に指定されている岐阜赤十字病院(岐阜市岩倉町)に運び込
む。県は移送に県総合医療センター(同野一色)に配置してある感染症対応の
搬送車を使う。
 
 病院に着くと、一般の患者とは別の入り口から院内へ。診察室から専用エレ
ベーターを使い、隔離された病室に入る。エレベーターから病室まで5枚の扉
があり、職員のIDカードで厳重に管理。この間、一般患者と接することがな
いように動線が設定されている。 病床は2床。病室は部屋の中の空気が外に
流出しないように気圧を低くしてある。家族は病棟外の部屋でウェブカメラを
通じて会話することになる。
 
 防護服は250着を用意。今月中に着脱訓練、来月にはワークショップを開
き、万一に備える。同院は従来の感染症の「延長線上の対応」というが、「二
次感染の防止に向けて教育の継続が必要だ」と意識を高める。
 
 岐阜市保健所は10月、これまで用意していた防護服に加え、防護眼鏡など
が一体となったタイプを新たに10着注文した。医療機関からは「患者を誰が
どうやって運べばいいのか」などと問い合わせが寄せられている。医療機関に
対しては24時間態勢で対応することを周知した。
 
 懸念するのは、疑いがある本人が隔離を不安がったり、個人を特定されるの
を避けようとしたりするあまり、情報が滞るケース。担当者は「連絡が入るよ
うにアナウンスが必要だ」と腐心する。
 
 岐阜赤十字病院の伊藤陽一郎感染症部長は「体液に接触することで感染し、
飛沫(ひまつ)感染する可能性は非常に低いとされている。冷静な対応を」と
求めている。
 
【大分】エボラ出血熱 受け入れ可能に 県立病院、初の指定機関へ毎日新聞
社  2014年11月5日(水) 配信
 
 
エボラ出血熱:受け入れ可能に 県立病院、初の指定機関へ /大分
 
 県は4日、エボラ出血熱に感染した患者の受け入れ可能な第1種感染症指定
医療機関に県立病院(大分市豊饒)を県内で初めて指定すると発表した。西ア
フリカなど海外でエボラ出血熱の感染が拡大していることを受けた措置。
 
 県によると、同病院には別棟の隔離病棟「三養院」があることに加え、病原
体を外に出さないための減圧装置を備えるなどの指定基準を満たしている。さ
らに、大分大医学部付属病院の協力により体制が整備されたことから、今月1
0日付で指定することにした。
 
 これまで県内には感染症の中で最も重い第1類感染症にかかった可能性のあ
る患者を受け入れる第1種感染症指定医療機関がなかったため、福岡など近隣
県の病院に搬送する必要があった。今後は三養院の2床で対応するという。
 
 県健康対策課の内田勝彦課長は「(遠方への)搬送は患者の負担になるし、
2次感染の危険性もある。身近に1種感染症指定医療機関は必要だ。医療従事
者にも感染が起こらないよう準備を万全にしていきたい」と話している。【西嶋正法】
 

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